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公開番号
2025118180
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013330
出願日
2024-01-31
発明の名称
安全帯使用検知システム
出願人
吉川工業株式会社
代理人
弁理士法人英和特許事務所
主分類
A62B
35/00 20060101AFI20250805BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】簡単なシステム構成で、高所作業領域を画定し、かつその高所作業領域においてフックが親綱に掛けられているか否かを検知することのできる、安全帯使用検知システムを提供する。
【解決手段】長尺状の親綱1と、命綱2bを介して作業者の安全帯が取り付けられるフック2aと、フック2aに取り付けられたICタグ3と、親綱1に設けられ、ICタグ3のトリガー信号を発信する長尺状のトリガー信号発信手段4とを備え、トリガー信号発信手段4は、ICタグ3のトリガー信号として、親綱1の近傍の第一の範囲11に及ぶ第一のトリガー信号と、第一の範囲11より広い第二の範囲12に及ぶ第二のトリガー信号とを発信する、安全帯使用検知システムA。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺状の親綱と、
命綱を介して作業者の安全帯が取り付けられるフックと、
前記フックに取り付けられたICタグと、
前記親綱に設けられ、前記ICタグのトリガー信号を発信する長尺状のトリガー信号発信手段とを備え、
前記トリガー信号発信手段は、前記ICタグのトリガー信号として、前記親綱の近傍の第一の範囲に及ぶ第一のトリガー信号と、前記第一の範囲より広い第二の範囲に及ぶ第二のトリガー信号とを発信する、安全帯使用検知システム。
続きを表示(約 90 文字)
【請求項2】
前記ICタグのトリガー信号に応答して発信される前記ICタグの応答信号を受信する応答信号受信手段を更に備える、請求項1に記載の安全帯使用検知システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高所作業場において安全帯が正しく使用されているか否かを検知するための安全帯使用検知システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
工事現場等の高所作業場での作業の際、作業者には、転落防止のための安全帯の着用が義務付けられている。安全帯は、作業者の身体に装着されるベルトと、ベルトに連結された命綱と、命綱の先端に取り付けられたフックとを備える。作業者は、ベルトを身体に装着し、高所作業場に設置された親綱等の長尺状のフック係止手段にフックを掛けることによって、高所作業時の安全を確保する。
【0003】
ところで、転落事故を確実に防止するためには、作業者が安全帯を正しく使用することが必要である。特に、作業者が高所作業場においてフックを親綱等の長尺状のフック係止手段に掛け忘れることがあることから、従前より、フックが親綱等の長尺状のフック係止手段に掛けられているか否かを検知するための仕組みが提案されている。
【0004】
例えば特許文献1では、「親綱と、命綱を介して作業者の安全ベルトが取り付けられるフックと、前記フックに取り付けられた第1ICタグと、前記親綱に設けられ、前記第1I Cタグのトリガー信号を発信する第1トリガー信号発信手段と、前記第1ICタグのトリガー信号に応答して発信される前記第1ICタグの応答信号である第1応答信号を受信する第1応答信号受信手段と、を備える安全管理システム。」が提案され(請求項1)、またこの安全管理システムにおいて、「前記作業者が携帯する第2ICタグと、危険区域に配置され、前記第2ICタグのトリガー信号を発信する第2トリガー信号発信手段と、前記第2ICタグの応答信号である第2応答信号を受信する第2応答信号受信手段と、前記第2応答信号受信手段が前記第2応答信号を受信したときに、警告処理を行う第3警告処理手段と、をさらに備える安全管理システム。」も提案されている(請求項8)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5359661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のシステムでは、フックが親綱に掛けられているか否かを検知するために、親綱に第1トリガー信号発信手段(実施例ではアンテナ線)を設け、かつ、危険区域すなわち安全帯の使用が必要な高所作業領域を画定するために、第2トリガー信号発信手段(実施例では危険区域の全域を覆うマット状の部材)を第1トリガー信号発信手段とは別個に設ける必要がある。そのため、システム構成が複雑になるという問題がある。また、危険区域(高所作業領域)が所定の方向に長く延びている場合などには、第2トリガー信号発信手段を第1トリガー信号発信手段とは別個に設けることが困難な場合もある。
【0007】
以上に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、簡単なシステム構成で、高所作業領域を画定し、かつその高所作業領域においてフックが親綱に掛けられているか否かを検知することのできる、安全帯使用検知システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一観点によれば、次の安全帯使用検知システムが提供される。
長尺状の親綱と、
命綱を介して作業者の安全帯が取り付けられるフックと、
前記フックに取り付けられたICタグと、
前記親綱に設けられ、前記ICタグのトリガー信号を発信する長尺状のトリガー信号発信手段とを備え、
前記トリガー信号発信手段は、前記ICタグのトリガー信号として、前記親綱の近傍の第一の範囲に及ぶ第一のトリガー信号と、前記第一の範囲より広い第二の範囲に及ぶ第二のトリガー信号とを発信する、安全帯使用検知システム。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡単なシステム構成で、高所作業領域を画定し、かつその高所作業領域においてフックが親綱に掛けられているか否かを検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態である安全帯使用検知システムの概念図。
ICタグの構成例を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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