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公開番号2025118192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013353
出願日2024-01-31
発明の名称データ収集装置、データ収集方法及びプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/13 20060101AFI20250805BHJP(信号)
要約【課題】サーバにアップロードされたデータを有効に利用できるようにする。
【解決手段】データ収集装置16は、自車両1の進行方向前方の周辺状況を計測する周辺状況センサ11から少なくとも周辺状況の計測結果を取得する取得部3Aと、周辺状況の計測結果を用いて行われた第1時刻における周辺状況に含まれる認識対象の認識結果と、第1時刻より後の時刻である第2時刻における認識対象の認識結果とが一致するか否かを判定する判定部3Cと、第1時刻における認識対象の認識結果と第2時刻における認識対象の認識結果とが一致しないと判定部3Cによって判定された場合に、第1時刻における認識対象の認識に用いられた計測結果及び第2時刻における認識対象の認識に用いられた計測結果をサーバにアップロードする処理を実行するアップロード処理部3Dとを備える
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自車両の進行方向前方の周辺状況を計測する周辺状況センサから少なくとも前記周辺状況の計測結果を取得する取得部と、
前記周辺状況の計測結果を用いて行われた第1時刻における前記周辺状況に含まれる認識対象の認識結果と、前記第1時刻より後の時刻である第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致するか否かを判定する判定部と、
前記第1時刻における前記認識対象の認識結果と前記第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致しないと前記判定部によって判定された場合に、前記第1時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果及び前記第2時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果をサーバにアップロードする処理を実行するアップロード処理部とを備えるデータ収集装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記アップロード処理部は、前記第1時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果及び前記第2時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果を含む時系列の前記計測結果を前記サーバにアップロードする処理を実行する、請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記自車両に対する前記周辺状況センサの取付位置及び姿勢を示すセンサ情報と前記自車両の車速及びヨーレートを示す車両情報とを取得し、
前記アップロード処理部は、前記取得部によって取得された前記センサ情報と前記車両情報とを前記サーバにアップロードする処理を実行する、請求項1に記載のデータ収集装置。
【請求項4】
データ収集装置が、自車両の進行方向前方の周辺状況を計測する周辺状況センサから少なくとも前記周辺状況の計測結果を取得する取得ステップと、
前記データ収集装置が、前記周辺状況の計測結果を用いて行われた第1時刻における前記周辺状況に含まれる認識対象の認識結果と、前記第1時刻より後の時刻である第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致するか否かを判定する判定ステップと、
前記データ収集装置が、前記第1時刻における前記認識対象の認識結果と前記第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致しないと前記判定ステップにおいて判定された場合に、前記第1時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果及び前記第2時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果をサーバにアップロードする処理を実行するアップロード処理ステップとを備えるデータ収集方法。
【請求項5】
プロセッサに、
自車両の進行方向前方の周辺状況を計測する周辺状況センサから少なくとも前記周辺状況の計測結果を取得する取得ステップと、
前記周辺状況の計測結果を用いて行われた第1時刻における前記周辺状況に含まれる認識対象の認識結果と、前記第1時刻より後の時刻である第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致するか否かを判定する判定ステップと、
前記第1時刻における前記認識対象の認識結果と前記第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致しないと前記判定ステップにおいて判定された場合に、前記第1時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果及び前記第2時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果をサーバにアップロードする処理を実行するアップロード処理ステップとを実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、データ収集装置、データ収集方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両において行われた物体識別の結果がサーバにアップロードされる技術について記載されている。特許文献1に記載された技術では、物体識別が正しく行われ、識別スコアが閾値より高い場合に、正しく行われた物体識別の結果がサーバにアップロードされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-198018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
走行中の車両で計測している各種センサデータのすべてを取得してサーバへアップロードすると、通信負荷および記憶容量が大きくなり、無駄にコストが嵩んでしまう。そのため、センサデータを絞り込んで送信および記憶する必要がある。一方、特許文献1に記載された技術のように、正しく行われた物体識別の結果のみがサーバにアップロードされる場合には、アップロードされたデータを有効に利用できないおそれがある。
【0005】
上述した点に鑑み、本開示は、サーバにアップロードされたデータを有効に利用できるようにすることができるデータ収集装置、データ収集方法及びプログラムを提供することを目的とする。
である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一態様は、自車両の進行方向前方の周辺状況を計測する周辺状況センサから少なくとも前記周辺状況の計測結果を取得する取得部と、前記周辺状況の計測結果を用いて行われた第1時刻における前記周辺状況に含まれる認識対象の認識結果と、前記第1時刻より後の時刻である第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致するか否かを判定する判定部と、前記第1時刻における前記認識対象の認識結果と前記第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致しないと前記判定部によって判定された場合に、前記第1時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果及び前記第2時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果をサーバにアップロードする処理を実行するアップロード処理部とを備えるデータ収集装置である。
【0007】
(2)(1)のデータ収集装置では、前記アップロード処理部は、前記第1時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果及び前記第2時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果を含む時系列の前記計測結果を前記サーバにアップロードする処理を実行してもよい。
【0008】
(3)(1)のデータ収集装置では、前記取得部は、前記自車両に対する前記周辺状況センサの取付位置及び姿勢を示すセンサ情報と前記自車両の車速及びヨーレートを示す車両情報とを取得し、前記アップロード処理部は、前記取得部によって取得された前記センサ情報と前記車両情報とを前記サーバにアップロードする処理を実行してもよい。
【0009】
(4)本開示の一態様は、データ収集装置が、自車両の進行方向前方の周辺状況を計測する周辺状況センサから少なくとも前記周辺状況の計測結果を取得する取得ステップと、前記データ収集装置が、前記周辺状況の計測結果を用いて行われた第1時刻における前記周辺状況に含まれる認識対象の認識結果と、前記第1時刻より後の時刻である第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致するか否かを判定する判定ステップと、前記データ収集装置が、前記第1時刻における前記認識対象の認識結果と前記第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致しないと前記判定ステップにおいて判定された場合に、前記第1時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果及び前記第2時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果をサーバにアップロードする処理を実行するアップロード処理ステップとを備えるデータ収集方法である。
【0010】
(5)本開示の一態様は、プロセッサに、自車両の進行方向前方の周辺状況を計測する周辺状況センサから少なくとも前記周辺状況の計測結果を取得する取得ステップと、前記周辺状況の計測結果を用いて行われた第1時刻における前記周辺状況に含まれる認識対象の認識結果と、前記第1時刻より後の時刻である第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致するか否かを判定する判定ステップと、前記第1時刻における前記認識対象の認識結果と前記第2時刻における前記認識対象の認識結果とが一致しないと前記判定ステップにおいて判定された場合に、前記第1時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果及び前記第2時刻における前記認識対象の認識に用いられた前記計測結果をサーバにアップロードする処理を実行するアップロード処理ステップとを実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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