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公開番号
2025099781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216708
出願日
2023-12-22
発明の名称
路面状態の推定方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20250626BHJP(信号)
要約
【課題】複数の地点の路面状態の変化を把握することができる路面状態の推定方法を提供する。
【解決手段】路面状態の推定方法は、複数の車両から取得した車両情報を情報処理装置に登録するステップ(ステップS210)と、同一の地点についての、取得した走行情報と、情報処理装置に登録しておいた他の走行情報とを比較することで、当該地点を通過する際の加速度情報の変化を抽出するステップ(ステップS230)と、加速度情報の変化が抽出された場合(ステップS240:YES)、加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものか否かを判定するステップ(ステップS250)と、を含む。上記の推定方法は、走行情報に基づいて加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものか否かを判定し、そして、加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものではないと判定した場合に路面状態の変化が生じていると推定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両が走行している路面の状態を推定する路面状態の推定方法であって、
複数の車両と通信可能な情報処理装置が、前記複数の車両から走行中の加速度情報及び運転操作情報を含む走行情報と位置情報とからなる車両情報を取得し、データベースに登録するステップと、
前記情報処理装置が、同一の地点についての、取得した前記走行情報と、前記データベースに登録しておいた他の前記走行情報とを比較することで、前記地点を通過する際の前記加速度情報の変化を抽出するステップと、
前記加速度情報の変化が抽出された場合、前記情報処理装置が、前記加速度情報の変化が抽出された前記地点における前記走行情報に基づいて、前記加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものか否かを判定し、前記加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものであると判定した場合、前記地点において路面状態の変化が生じていないと推定し、前記加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものではないと判定した場合、前記地点において路面状態の変化が生じていると推定するステップと、を含む
路面状態の推定方法。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記加速度情報の変化を抽出するステップにおいて、前記情報処理装置が、車両のタイプが共通する前記走行情報を比較する
請求項1に記載の路面状態の推定方法。
【請求項3】
前記車両情報を前記データベースに登録するステップにおいて、前記情報処理装置が、取得した前記車両情報を天候情報と関連付けて、前記データベースに登録し、
路面状態の変化が生じていると推定した場合に、前記情報処理装置が、前記天候情報に基づいて、路面状態を推定する
請求項1に記載の路面状態の推定方法。
【請求項4】
路面状態の変化が生じていると推定した場合に、前記情報処理装置が、前記位置情報も参照して、路面状態を推定する
請求項3に記載の路面状態の推定方法。
【請求項5】
予め設定した対象地点についてのみ路面状態の変化が生じているか否かを推定する
請求項1に記載の路面状態の推定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は路面状態の推定方法に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、4輪車両が走行している路面の状態を判定する路面状態判定方法が開示されている。当該路面状態判定方法では、走行中の4輪車両の駆動輪の車輪速回転情報と、加速度情報との関係から、4輪車両が走行している路面の状態を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-161116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の路面状態判定方法は、自車両が走行している地点の路面状態しか把握できない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の路面状態の推定方法は、車両が走行している路面の状態を推定する。複数の車両と通信可能な情報処理装置が、複数の車両から走行中の加速度情報及び運転操作情報を含む走行情報と位置情報とからなる車両情報を取得し、データベースに登録する。情報処理装置が、同一の地点についての、取得した走行情報と、データベースに登録しておいた他の走行情報とを比較することで、地点を通過する際の加速度情報の変化を抽出する。加速度情報の変化が抽出された場合、情報処理装置が、加速度情報の変化が抽出された地点における走行情報に基づいて、加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものか否かを判定する。加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものであると判定した場合、情報処理装置が、地点において路面状態の変化が生じていないと推定する。加速度情報の変化がドライバーによる運転操作によるものではないと判定した場合、情報処理装置が地点において路面状態の変化が生じていると推定する。
【発明の効果】
【0006】
上記の路面状態の推定方法は、複数の地点の路面状態の変化を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態にかかる路面状態の推定方法を実施するための、車両と情報処理装置との構成を概略的に示す構成図である。
図2は、同実施形態にかかる路面状態の推定方法を実施するために、車両により実行される処理のフローチャートである。
図3は、同実施形態にかかる路面状態の推定方法を実施するために、情報処理装置により実行される処理のフローチャートである。
図4は、冠水しやすい地点Aを示す概略図である。
図5は、車両が地点Aを通過する場合の走行情報を説明するための概略図であって、(a)は加速度情報を、(b)はアクセル操作を、(c)はブレーキ操作をそれぞれ示している。
図6は、車両が運転操作されながら地点Aを通過する場合の走行情報を説明するための概略図であって、(a)は加速度情報を、(b)はアクセル操作を、(c)はブレーキ操作をそれぞれ示している。
図7は、車両が冠水している地点Aを通過する場合の走行情報を説明するための概略図であって、(a)は加速度情報を、(b)はアクセル操作を、(c)はブレーキ操作をそれぞれ示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、路面状態の推定方法の一実施形態について、図1~図7を参照して説明する。
<車両10と情報処理装置20の構成>
図1は、実施形態にかかる路面状態の推定方法を実施するための、車両10と情報処理装置20との構成を概略的に示している。
【0009】
図1に示すように、車両10は、制御装置11と、位置情報取得機12と、通信機13と、を備えている。制御装置11は、車両10のエンジン・変速機・ブレーキなどを制御する走行状態制御、車両10と外部との通信を制御する通信制御など、車両10に対し全般な制御を行う。位置情報取得機12は、衛星から発信される電波を受信し、車両10の位置情報を取得する。通信機13は、車両10の外部装置と通信可能となり、車両情報を外部装置に送信することができ、外部装置から天候、路面状態などに関する各種の情報を受信することができる。車両情報は、走行中の加速度情報及び運転操作情報を含む走行情報と、位置情報取得機12により取得した位置情報とからなる。他の車両100,200は、いずれも車両10と同じ構成を備えるように構成されている。
【0010】
情報処理装置20は、例えば、車両10、他の車両100,200などの複数の車両と通信可能となる。図1に示すように、情報処理装置20は、車両情報受信機21と、データベース22と、処理装置23と、を備えている。車両情報受信機21は、複数の車両10から車両情報を取得する。データベース22は、天候情報、車両情報受信機21により取得した車両情報などの情報を登録する。処理装置23は、車両情報受信機21により取得した走行情報と、データベース22に登録しておいた他の走行情報とを比較することで、路面状態の変化を推定する。情報処理装置20は、複数のコンピュータを用いて構成され得る。例えば、情報処理装置20は、複数のサーバ装置によって構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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