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公開番号2025118564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2025013605
出願日2025-01-30
発明の名称検出項目の設定方法および装置
出願人シェンチェン・ニュー・インダストリーズ・バイオメディカル・エンジニアリング・カンパニー・リミテッド
代理人個人
主分類G01N 35/00 20060101AFI20250805BHJP(測定;試験)
要約【課題】検出項目の設定更新方法および装置、制御端末並びに試料分析システムの提供。
【解決手段】本方法は、目標検出項目の手順マッピング関係を取得するステップであって、手順マッピング関係は、複数の目標試料タイプと少なくとも1つの目標第1実験手順との間のマッピング関係を含むステップと、目標第2実験手順の手順設定情報を取得するステップであって、目標第2実験手順は、前記目標検出項目の項目タイプと一義的に対応しているステップと、手順マッピング関係および目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、目標検出項目を設定するステップとを含む。本願の技術案によれば、項目設定の便利性および効率を向上させるとともに、試料登録の効率および正確性を向上させることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
目標検出項目の手順マッピング関係を取得するステップであって、前記手順マッピング関係は、複数の目標試料タイプと少なくとも1つの目標第1実験手順との間のマッピング関係を含むステップと、
目標第2実験手順の手順設定情報を取得するステップであって、前記目標第2実験手順は、前記目標検出項目の項目タイプと一義的に対応しているステップと、
前記手順マッピング関係および前記目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記目標検出項目を設定するステップと、を含む、
ことを特徴とする検出項目の設定方法。
続きを表示(約 3,200 文字)【請求項2】
前記目標検出項目の手順マッピング関係を取得する前記ステップは、
項目設定インターフェースでのユーザの試料タイプ入力操作に基づいて、複数の目標試料タイプを確定するステップと、
前記目標試料タイプのそれぞれに対して、予め記憶された第1実験手順の手順設定情報に基づいて、当該目標試料タイプに関連付けられる第1実験手順を確定するとともに、前記項目設定インターフェースでのユーザの手順選択操作に基づいて、前記関連付けられる第1実験手順から当該目標試料タイプに対応する目標第1実験手順を確定するステップと、
確定した前記複数の目標試料タイプおよびそれらとそれぞれ対応する目標第1実験手順に基づいて、目標検出項目の手順マッピング関係を獲得するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記目標検出項目の手順マッピング関係を取得する前記ステップの前に、
項目設定インターフェースでのユーザの基本情報入力操作に基づいて、目標検出項目の項目基本情報を取得するステップと、
ユーザによる項目新規作成操作に応答して、前記項目基本情報に基づいて前記目標検出項目を作成するステップとをさらに含み、
前記手順マッピング関係および前記目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記目標検出項目を設定する前記ステップは、
前記手順マッピング関係および前記第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記目標検出項目を更新するステップを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記目標検出項目の手順マッピング関係を取得する前記ステップは、
項目図形コード情報を解析して、目標検出項目の手順マッピング関係を取得するステップであって、前記項目図形コード情報は、コードスキャン装置によってスキャンして獲得したものであるステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記手順マッピング関係および前記目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記目標検出項目を設定する前記ステップの前に、
前記項目図形コード情報を解析して前記目標検出項目の項目基本情報を獲得するステップをさらに含み、
前記目標第2実験手順の手順設定情報を取得する前記ステップは、
前記項目図形コードを解析して、目標第2実験手順の手順設定情報を獲得するステップを含み、
前記手順マッピング関係および前記目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記目標検出項目を設定する前記ステップは、
前記項目基本情報、前記手順マッピング関係および前記目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、目標検出項目を作成して設定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
項目設定インターフェースを表示するステップであって、前記項目設定インターフェースは、モード選択コントロール、項目リスト領域および項目編集領域を含み、前記モード選択コントロールは、オープン型オプションおよびクローズド型オプションを含むステップと、
前記モード選択コントロールがオープン型オプションに対応する場合、前記項目リスト領域にオープン型検出項目を表示するステップであって、前記オープン型検出項目は、前記項目設定インターフェースでのユーザの操作に基づいて作成された検出項目を含むステップと、
表示したオープン型検出項目に対する選択操作に基づいて、選択されたオープン型検出項目に対応する設定ページを前記項目編集領域に表示するステップであって、オープン型検出項目に対応する設定ページは、前記第1実験手順の設定ページおよび前記第2実験手順の設定ページを含むステップと、
前記モード選択コントロールがクローズド型オプションに対応する場合、前記項目リスト領域にクローズド型検出項目を表示するステップであって、前記クローズド型検出項目は、項目図形コード情報によって作成された検出項目を含むステップと、
表示したクローズド型検出項目に対する選択操作に基づいて、選択されたクローズド型検出項目に対応する設定ページを前記項目編集領域に表示するステップであって、前記クローズド型検出項目に対応する設定ページは、前記第1実験手順の設定ページおよび前記第2実験手順の設定ページを含まないステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項7】
手順設定インターフェースでのユーザの手順情報入力操作に基づいて、目標第1実験手順の手順設定情報を取得して記憶し、前記手順設定情報は、前記目標第1実験手順の手順基本情報および実験ステップ情報を含むことと、
手順図形コード情報を解析して、目標第1実験手順の手順設定情報を取得して記憶し、前記手順図形コード情報は、コードスキャン装置によってスキャンして獲得したものであり、前記手順設定情報は、目標第1実験手順の手順基本情報および実験ステップ情報を含むこととのうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
試料登録インターフェースを表示するステップであって、前記試料登録インターフェースには、検出待ち試料および候補検出項目が表示され、前記検出待ち試料は、試料分析機器に入れられる目標実体試料と一対一で対応しているステップと、
前記試料登録インターフェースでの試料選択操作に基づいて、前記検出待ち試料から登録待ち試料を確定するステップと、
前記試料登録インターフェースでの項目選択操作に基づいて、前記候補検出項目から検出待ち項目を確定するステップと、
登録トリガー操作に応答して、前記登録待ち試料に対して前記検出待ち項目を登録するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
実験開始操作に応答して、検出待ち試料の試料タイプおよび検出待ち項目に基づいて、前記検出待ち試料に対して実験バッチを区分けするステップであって、同一の実験バッチにおける前記検出待ち試料は、同一の試料タイプおよび検出待ち項目を有し、または同一の実験バッチにおける前記検出待ち試料は、同一の第1実験手順に対応するとともに同一の検出待ち項目を有するステップと、
前記実験バッチのそれぞれに対して、当該実験バッチの試料タイプ、および当該実験バッチの検出待ち項目の手順マッピング関係と第2実験手順の手順設定情報に基づいて、当該実験バッチにおける検出待ち試料に対応する目標実体試料に対して対応する実験操作を行うように試料分析機器を制御するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
目標検出項目の手順マッピング関係を取得するためのマッピング関係取得モジュールであって、前記手順マッピング関係は、複数の目標試料タイプと少なくとも1つの目標第1実験手順との間のマッピング関係を含むマッピング関係取得モジュールと、
目標第2実験手順の手順設定情報を取得するための手順設定取得モジュールであって、前記目標第2実験手順は、前記目標検出項目の項目タイプと一義的に対応している手順設定取得モジュールと、
前記手順マッピング関係および前記目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記目標検出項目を設定するための検出項目設定モジュールと、を備える、
ことを特徴とする検出項目の設定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、コンピュータの技術分野に関し、特に検出項目の設定方法および装置、コンピュータ読取可能な記憶媒体、制御端末並びに試料分析システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
体外診断とは、生体外において、実験方法によって生体試料に対して検出分析を行うことである。試料の分析は、通常、試料分析機器および制御端末に関わっており、制御端末は、情報の管理と実験の制御を担当し、試料分析機器は、実験操作の実行を担当する。
【0003】
ユーザは、検出項目に対して関連の実験手順を設定することを含めて制御端末に検出項目を設定する必要がある。その後、検出待ち試料に対して試料情報の入力および検出待ち項目の登録を行って、制御端末によって、検出待ち試料と検出待ち項目の状況に基づいて、対応する実験操作を実行するように試料分析機器を制御する必要がある。
【0004】
しかしながら、従来の検出項目の設定方式では、同一種類の検出項目に対して、制御端末に複数の検出項目を作成して設定する必要があるので、設定操作が煩雑であるとともに効率が低く、かつ後続の項目の設定を修正する時の作業量も大きく、そして、ユーザが試料の登録を行う時に混同が発生しやすく、実験の検出進度を遅延させ、ひいては誤って登録して不良な結果を引き起こすことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これに基づいて、従来技術で提案された項目設定の操作が煩雑であるとともに効率が低く、修正の作業量が大きく、実験検出を遅延させるなどの技術的問題に対して、検出項目の設定更新方法および装置、制御端末並びに試料分析システムを提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る検出項目の設定方法は、
目標検出項目の手順マッピング関係を取得するステップであって、前記手順マッピング関係は、複数の目標試料タイプと少なくとも1つの目標第1実験手順との間のマッピング関係を含むステップと、
目標第2実験手順の手順設定情報を取得するステップであって、前記目標第2実験手順は、前記目標検出項目の項目タイプと一義的に対応しているステップと、
前記手順マッピング関係および前記目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記目標検出項目を設定するステップと、を含む。
【0007】
本願に係る検出項目の設定装置は、
目標検出項目の手順マッピング関係を取得するためのマッピング関係取得モジュールであって、前記手順マッピング関係は、複数の目標試料タイプと少なくとも1つの目標第1実験手順との間のマッピング関係を含むマッピング関係取得モジュールと、
目標第2実験手順の手順設定情報を取得するための手順設定取得モジュールであって、前記目標第2実験手順は、前記目標検出項目の項目タイプと一義的に対応している手順設定取得モジュールと、
前記手順マッピング関係および前記目標第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記目標検出項目を設定するための検出項目設定モジュールと、を備える。
【0008】
本願に係るコンピュータ読取可能な記憶媒体は、プロセッサによって実行される場合に上記の方法のステップを前記プロセッサに実行させるコンピュータプログラムが記憶されるものである。
【0009】
本願に係る制御端末は、メモリとプロセッサとを備え、前記メモリには、前記プロセッサによって実行される場合に上記の方法を前記プロセッサに実行させるコンピュータプログラムが記憶される。
【0010】
本願に係る試料分析システムは、上記の制御端末と試料分析機器とを含み、前記制御端末と前記試料分析機器とは通信可能に接続されており、
前記制御端末は、目標検出項目の手順マッピング関係および目標第2実験手順の手順設定情報を取得して記憶するためのものであり、前記手順マッピング関係は、複数の目標試料タイプと少なくとも1つの目標第1実験手順との間のマッピング関係を含み、前記目標第2実験手順は、前記目標検出項目の項目タイプと一義的に対応しており、
前記制御端末は、検出待ち試料の試料タイプおよび検出待ち項目に基づいて前記検出待ち試料に対して実験バッチを区分けし、かつ前記実験バッチのそれぞれに対して、当該実験バッチの試料タイプおよび当該実験バッチの検出待ち項目の手順マッピング関係と第2実験手順の手順設定情報に基づいて、前記試料分析機器に実験制御指令を送信させるためにも用いられ、そのうち、同一の実験バッチにおける前記検出待ち試料は、同一の試料タイプおよび検出待ち項目を有し、または同一の実験バッチにおける前記検出待ち試料は、同一の第1実験手順に対応するとともに同一の検出待ち項目を有し、
前記試料分析機器は、前記実験制御指令に基づいて、前記実験バッチのそれぞれにおける検出待ち試料に対応する実体試料に対して対応する実験操作をそれぞれ行うためのものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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