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公開番号
2025118669
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025067670,2023045823
出願日
2025-04-16,2019-09-05
発明の名称
クロマブロック予測方法およびデバイス
出願人
華為技術有限公司
,
HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
19/11 20140101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】クロマブロック予測方法およびデバイスを提供する。
【解決手段】方法は、第1の表示情報を取得するためにビットストリームを構文解析することと、第2のルーマブロックを取得するために、第1の表示情報の値が第1の値であるときに第1のフィルタを使用することによって、または第1の表示情報の値が第2の値であるときに第2のフィルタを使用することによって、第1のルーマブロックに対してダウンサンプリング動作を実行することであって、第1のルーマブロックが、現在クロマブロックに対応するルーマブロックである、実行することと、複数のクロマサンプルおよび複数のルーマサンプルを取得することと、複数のクロマサンプルおよび複数のルーマサンプルに基づいて線形モデル係数を取得することと、第2のルーマブロックおよび線形モデル係数に基づいて現在クロマブロックの予測値を取得することとを含む。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
クロマブロック予測方法であって、
第1の表示情報を取得するためにビットストリームを構文解析するステップであって、前記第1の表示情報が、フィルタタイプを示すために使用される、ステップと、
第2のルーマブロックを取得するために、前記フィルタタイプに対応するフィルタを使用することによって第1のルーマブロックに対してダウンサンプリング動作を実行するステップであって、前記第1のルーマブロックが、現在クロマブロックに対応するルーマブロックである、ステップと、
テンプレートクロマサンプルおよびテンプレートルーマサンプルを取得するステップであって、前記テンプレートクロマサンプルが、前記現在クロマブロックの複数の隣接クロマサンプルを備え、前記テンプレートルーマサンプルが、前記第1のルーマブロックの複数の隣接ルーマサンプルに対してダウンサンプリング動作を実行することによって取得される、ステップと、
前記テンプレートクロマサンプルおよび前記テンプレートルーマサンプルに基づいて線形モデル係数を取得するステップと、
前記第2のルーマブロックおよび前記線形モデル係数に基づいて前記現在クロマブロックの予測値を取得するステップと
を備える方法。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
テンプレートルーマサンプルを取得する前記ステップが、
前記テンプレートルーマサンプルを取得するために、前記フィルタタイプに対応する前記フィルタを使用することによって前記第1のルーマブロックの前記複数の隣接ルーマサンプルに対して前記ダウンサンプリング動作を実行するステップを備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記テンプレートクロマサンプルが、
前記現在クロマブロックの左の隣接クロマサンプルの1つまたは複数の列を備える、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記テンプレートクロマサンプルが、
前記現在クロマブロックの上の隣接クロマサンプルの1つまたは複数の列を備える、
請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記テンプレートクロマサンプルが、
前記現在クロマブロックの上の隣接クロマサンプルの前記1つまたは複数の行、および前記現在クロマブロックの左の隣接クロマサンプルの前記1つまたは複数の列を備える、
請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
テンプレートクロマサンプルおよびテンプレートルーマサンプルを取得する前記ステップの前に、
第2の表示情報を取得するために前記ビットストリームを構文解析するステップをさらに備え、前記第2の表示情報が、現在の復号のために使用されるイントラ予測モードが線形モデルLMモードであることを示すために使用される、
請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記方法が、ビデオシーケンスの中の現在画像ブロックを復号するために使用され、前記現在画像ブロックが、前記第1のルーマブロックおよび前記現在クロマブロックを備え、前記ビデオシーケンスの中の画像が、4:2:0フォーマットまたは4:2:2フォーマットをなす、
請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
クロマブロック予測方法であって、
現在クロマブロックのサンプル位置に基づいてフィルタタイプを決定するステップと、
第2のルーマブロックを取得するために、前記フィルタタイプに対応するフィルタを使用することによって第1のルーマブロックに対してダウンサンプリング動作を実行するステップであって、前記第1のルーマブロックが、前記現在クロマブロックに対応するルーマブロックである、ステップと、
テンプレートクロマサンプルおよびテンプレートルーマサンプルを取得するステップであって、前記テンプレートクロマサンプルが、前記現在クロマブロックの複数の隣接クロマサンプルを備え、前記テンプレートルーマサンプルが、前記第1のルーマブロックの複数の隣接ルーマサンプルに対してダウンサンプリング動作を実行することによって取得される、ステップと、
前記テンプレートクロマサンプルおよび前記テンプレートルーマサンプルに基づいて線形モデル係数を取得するステップと、
前記第2のルーマブロックおよび前記線形モデル係数に基づいて前記現在クロマブロックの予測値を取得するステップと
を備える方法。
【請求項9】
現在クロマブロックのサンプル位置に基づいてフィルタタイプを決定する前記ステップの前に、
第1の表示情報を取得するためにビットストリームを構文解析するステップをさらに備え、前記第1の表示情報が、前記現在クロマブロックの前記サンプル位置を示すために使用される、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
第1の表示情報を取得するためにビットストリームを構文解析する前記ステップが、
前記第1の表示情報を取得するために前記ビットストリームの中のシーケンスパラメータセット(SPS)パラメータを構文解析するステップを備える、
請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオコーディングの分野に関し、詳細には、クロマブロック予測方法およびデバイスに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
インターネット技術が急速に発展し人間の物質文化および精神文化がますます豊かになるにつれて、ビデオの適用、特に高精細ビデオの適用に対して、インターネットへの需要がますます高まっている。しかしながら、高精細ビデオは極めて大量のデータを含む。帯域幅が限定されたインターネット上で高精細ビデオを送信するために、最初に高精細ビデオの圧縮コーディングが実行される必要がある。現在、2つの国際機関、すなわち、ISO/IECにおけるMPEGおよびITU-TにおけるVCEGが、ビデオコーディング規格を策定することに専任されている。1986年に設立されたMPEGは、マルチメディア分野での、ストレージ、ブロードキャストテレビジョン、インターネット上またはワイヤレスネットワーク上でのストリーミングメディアなどにおいて主に使用される、関係する規格を策定することに特化している。ITU-Tは、ビデオ電話、ビデオ会議、または他の用途などの、リアルタイムビデオ通信の分野のためのビデオコーディング規格を主に策定する。過去数十年にわたって、VCD用のMPEG-1、DVD用およびDVB用のMPEG-2、ビデオ会議用のH.261、H.263、およびH.264、任意の形をなす対象物のコーディングを可能にするMPEG-4およびHEVCなどを含めて、様々な用途のためにビデオコーディング規格が策定されている。
【0003】
現在、広く使用されるビデオコーディング規格H.264/AVC(H.264として示される)およびH.265/HEVC(H.265として示される)では、予測、変換、およびエントロピーコーディングなどの、様々なタイプのコーディング動作は、画像ブロックを基本単位として使用することによって実行される。画像ブロックは、2次元のサンプルアレイ、すなわち、サイズがW*Hサンプルのアレイである(ただし、WはHに等しくても等しくなくてもよい)。加えて、各サンプル位置におけるサンプルの値が知られている。
【0004】
一般的なビデオ符号化プロセスは主に、以下の段階、すなわち、イントラ予測(Intra Prediction)、インター予測(Inter Prediction)、変換(Transform)、量子化(Quantization)、エントロピー符号化(Entropy encoding)、ループ内フィルタ処理(in-loop filtering)などを含む。画像が画像ブロックに区分された後、イントラ予測およびインター予測が実行される。次いで、残差が取得された後、変換および量子化が実行される。最後に、エントロピー符号化が実行されてビットストリームを出力する。
【0005】
イントラ予測とは、現在ブロックの中のサンプルのサンプル値を予測するために、現在の画像の中の再構成された領域の中のサンプルのサンプル値が使用されることを意味する。概して、現在ブロックの中のサンプルの予測値は、現在ブロックの周囲の再構成された隣接ブロックの中のサンプルに基づいて導出される。たとえば、H.264またはH.265では、隣接ブロックの境界(現在ブロックの近くの境界)サンプルが、一般に、現在ブロックの参照サンプルとして使用され、現在ブロックの中のサンプルの予測値が、特定の方法を使用することによってこれらの参照サンプルに基づいて導出される。イントラ予測モードは、たとえば、DC(または平均)モードもしくは平面モードなどの無指向性モード、またはH.265において規定されるような方向性モードである。
【0006】
イントラ予測を通じて予測情報が取得された後、現在のコーディングブロックの中のサンプルのサンプル値から、対応する予測情報を減算することによって残差情報が取得される。次いで、残差情報は、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transformation、DCT)などの方法を使用することによって変換される。最後に、量子化およびエントロピー符号化を通じてビットストリームが取得される。予測信号および再構成された残差信号が合算された後、再構成された信号を取得するために、さらにフィルタ処理演算が実行される必要がある。再構成された信号は、後続の符号化のための基準信号として使用される。
【0007】
復号は符号化の逆のプロセスである。エントロピー復号、量子化解除、および逆変換が最初に実行されて、残差情報を取得する。現在ブロックに対してイントラ予測が使用されるのか、それともインター予測が使用されるのかを決定するために、ビットストリームが復号される。イントラ符号化が使用される場合、イントラ予測方法を使用することによって、現在の画像の周囲の再構成された領域の中のサンプルのサンプル値に基づいて予測情報が構成される。予測情報および残差情報が合算された後、フィルタ処理演算を実行することによって、再構成された情報が取得され得る。
【0008】
既存のビデオは、一般に、カラービデオである。ルーマ成分に加えて、カラービデオの中の画像はさらにクロマ成分を含む。したがって、ルーマ成分がコーディングされる必要があり、クロマ成分もコーディングされる必要がある。イントラ予測においてクロマ成分に対してコーディング効率をどのように改善するのかが、現在において依然として技術的課題である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施形態は、クロマブロック予測方法およびデバイスを提供して、イントラ予測におけるクロマ成分(クロマブロック)に対するコーディング効率を改善する。
【0010】
第1の態様によれば、本発明の一実施形態はクロマブロック予測方法を提供する。方法はエンコーダ側の観点から説明される。方法は、現在クロマブロックに対するイントラ予測において使用されてよく、使用されるイントラ予測モードは、線形モデルモード(linear model mode、略してLMモード)である。方法は、現在クロマブロックのサンプル位置タイプに基づいてフィルタタイプを決定することであって、ここで、フィルタタイプが、現在クロマブロックのサンプル位置タイプに基づいて決定され、現在クロマブロックの各サンプル位置タイプが、フィルタタイプに対応する、決定することと、第1の表示情報を設定することであって、ここで、第1の表示情報が、フィルタタイプを示すために使用される、設定することと、第1の表示情報をビットストリームの中に符号化することとを含んでよく、その結果、後でビットストリームがデコーダ側へ送られる。
(【0011】以降は省略されています)
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