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公開番号2025113275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025077577,2023504617
出願日2025-05-07,2021-07-22
発明の名称P2MPツリー接続性検出方法、デバイス、およびシステム
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類H04L 45/16 20220101AFI20250725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】P2MPツリー接続性検出方法、デバイス、およびシステムを提供する。
【解決手段】方法は、SRドメインに適用される。SRドメインはP2MPツリーを含む。P2MPツリーは、第1のノードを含む。第1のノードは、P2MPツリーのルートノードまたは中間複製ノードである。方法は、第1のノードが複製分岐情報に基づいて第1のノードの第1の次ホップノードを判定することと、第1のノードが第1の要求メッセージを第1の次ホップノードに送信することと、を含む。第1の要求メッセージは、第1の次ホップノードのセグメント識別子SIDを含む。第1の要求メッセージは第1の識別子を含む。第1の識別子は、第1の要求メッセージが接続性検出のためのものであることを示す。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ポイントツーマルチポイントP2MPツリー接続性検出方法であって、前記方法はセグメントルーティングSRドメインに適用され、前記SRドメインはP2MPツリーを含み、前記P2MPツリーは第1のノードを含み、前記第1のノードは前記P2MPツリーのルートノードまたは中間複製ノードであり、前記方法は、
前記第1のノードによって、複製分岐情報に基づいて前記第1のノードの第1の次ホップノードを判定するステップと、
前記第1のノードによって、第1の要求メッセージを前記第1の次ホップノードに送信するステップであって、前記第1の要求メッセージは前記第1の次ホップノードのセグメント識別子SIDを含み、前記第1の要求メッセージは第1の識別子を含み、前記第1の識別子は、前記第1の要求メッセージが接続性検出のためのものであることを示す、ステップとを含む、方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記第1のノードは前記P2MPツリーのルートノードであり、前記第1の次ホップノードは前記P2MPツリーのリーフノードであり、前記方法は、
前記第1のノードによって、前記第1のノードが前記第1の次ホップノードによって送信された第1の応答メッセージを受信したことに応答して、前記第1のノードから前記第1の次ホップノードへのパスが接続されていると判定するステップであって、前記第1の応答メッセージは前記第1の要求メッセージに対する応答メッセージである、ステップ、または
前記第1のノードによって、前記第1のノードが前記第1の次ホップノードによって送信され、前記第1の要求メッセージに応答するものである応答メッセージを受信しないことに応答して、前記第1のノードから前記第1の次ホップノードへのパスが切断されていると判定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のノードは前記P2MPツリーのルートノードであり、前記第1の次ホップノードは前記P2MPツリーの中間複製ノードであり、前記方法は、
前記第1のノードによって、前記第1のノードが前記第1の次ホップノードを通るパス上でリーフノードによって送信された第2の応答メッセージを受信したことに応答して、前記第1のノードから前記リーフノードへの前記パスが接続されていると判定するステップであって、前記第2の応答メッセージは、前記第1の要求メッセージに対する応答メッセージである、ステップ、または
前記第1のノードによって、前記第1のノードが、前記第1の次ホップノードを通るパス上でリーフノードによって送信され、前記第1の要求メッセージに応答するものである応答メッセージを受信しないことに応答して、前記第1のノードから前記リーフノードへの前記パスが切断されていると判定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記複製分岐情報は、前記第1のノードから下流ノードへのパスを含み、前記第1の次ホップノードは前記パス上のノードであり、
前記第1のノードによって、複製分岐情報に基づいて前記第1のノードの第1の次ホップノードを判定する前記ステップは、
前記第1のノードによって、前記パスの識別子に基づいて前記第1の次ホップノードを判定するステップを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記複製分岐情報は、前記第1のノードの下流ノードのセグメント識別子SIDを含み、前記下流ノードの前記SIDは、前記第1の次ホップノードの前記SIDを含み、
前記第1のノードによって、複製分岐情報に基づいて前記第1のノードの次ホップノードを判定する前記ステップは、
前記第1のノードによって、前記下流ノードの前記SIDに基づいて前記第1の次ホップノードの前記SIDを判定するステップを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記SID内のSIDがインターネットプロトコルバージョン6 IPv6を介したセグメントルーティングのセグメント識別子SRv6 SIDであるとき、前記第1の次ホップノードの前記SIDは前記第1の次ホップノードのIPv6アドレスを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、
前記第1のノードによって、前記複製分岐情報に基づいて前記第1のノードの第2の次ホップノードを判定するステップと、
前記第1のノードによって、第2の要求メッセージを前記第2の次ホップノードに送信するステップであって、前記第2の要求メッセージは前記第2の次ホップノードのSIDを含み、前記第2の要求メッセージは前記第1の識別子を含む、ステップとをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の識別子は、前記第1の要求メッセージが運用保守管理OAMパケットであることを識別するためのものである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の識別子はユーザデータグラムプロトコルUDPポート番号である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の要求メッセージは、前記P2MPツリーの前記ルートノードのアドレスをさらに含み、前記ルートノードの前記アドレスは、前記ルートノードの前記アドレスに基づいて、前記第1の要求メッセージに応答して前記応答メッセージを送信するための前記P2MPツリーの前記リーフノードを示すためのものである、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年7月24日に中国国家知識産権局に出願された「パケット検出方法、デバイス、およびシステム」という名称の中国特許出願第202010725197.0号の優先権を主張し、2020年9月27日に中国国家知識産権局に出願された「P2MPツリー接続性検出方法、デバイス、およびシステム」という名称の中国特許出願第202011035873.8号の優先権を主張する。前述の中国特許出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,500 文字)【0002】
本出願は、通信分野に関し、具体的には、ポイントツーマルチポイント(point-to-multipoint、P2MP)ツリー接続性検出方法、デバイス、およびシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
複製セグメント(Replication Segment)は、P2MPサービスのための構築モジュールを提供する。例えば、P2MPツリーは、セグメントルーティングドメイン(Segment Routing Domain)内のノード上の複製セグメントを連結することによって構築される。P2MPツリーのルートノードとしての入口ノードは、パケットのポイントツーマルチポイント伝送がSRドメイン内のP2MPツリーによって実施され得るように、パケットを複製し、1つ以上の中間複製ノードを通じて出口ノードにパケットを送信する。従来のインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)マルチキャスト技術とは異なり、この技術は、パケットの宛先アドレスとしてマルチキャストグループアドレスを使用し、プロトコル独立マルチキャスト(Protocol Independent Multicast、PIM)を使用してマルチキャスト転送ツリーおよびマルチキャスト転送エントリを確立する必要がない。したがって、ネットワーク負荷が低減されることが可能であり、パケット転送効率が改善されることが可能である。
【0004】
しかしながら、現在、SRドメイン内のP2MPツリーの接続性を検出するための方法はなく、P2MPツリーおよびP2MPツリーに関連付けられた複製セグメントパス上の接続性検出は実施されることが不可能である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本出願は、P2MPツリーおよびP2MPツリーに関連付けられた複製セグメントパス上の接続性検出を実施するための、P2MPツリー接続性検出方法、デバイス、およびシステムを提供する。
【0006】
第1の態様によれば、本出願はP2MPツリー接続性検出方法を提供する。方法は、SRドメインに適用される。SRドメインはP2MPツリーを含む。P2MPツリーは、SRドメイン内のノード上の複製セグメントを連結することによって構築されることが理解されよう。P2MPツリーは、第1のノードを含む。第1のノードは、P2MPツリーのルートノードまたは中間複製ノードである。方法は、第1のノードが、複製分岐情報に基づいて第1のノードの第1の次ホップノードを判定することを含む。第1のノードは、第1の次ホップノードに第1の要求メッセージを送信し、第1の要求メッセージは、第1の次ホップノードのセグメント識別子(Segment Identifier、SID)を含み、第1の要求メッセージは第1の識別子を含み、第1の識別子は、第1の要求メッセージが接続性検出のためのものであることを示す。あるいは、第1の識別子は、第1の要求メッセージがP2MPツリー障害検出または2PMPツリー接続性検証のためのものであることを示すと理解されてもよい。
【0007】
前述の方法では、P2MPツリーおよびP2MPツリーに関連付けられた複製セグメントパス上で障害検出を実施するために、SRドメイン内のP2MPツリー上の接続性検出の実施が提供されるように、接続性検出のための第1の要求メッセージがP2MPツリーで送信される。
【0008】
可能な実装形態では、第1のノードがP2MPツリーのルートノードであり、第1の次ホップノードがP2MPツリーのリーフノードであるとき、ある場合には、第1のノードが第1の次ホップノードによって送信された第1の応答メッセージを受信したことに応答して、第1のノードは、第1のノードから第1の次ホップノードへのパスが接続されたと判定し、第1の応答メッセージは第1の要求メッセージに対する応答メッセージであるか、または別の場合には、第1のノードが第1の要求メッセージに応答する応答メッセージを受信しないことに応答して、第1のノードは、第1のノードから第1の次ホップノードへのパスが切断されていると判定する。
【0009】
P2MPツリー内のパスに障害がある場合、ルートノードによって送信された第1の要求メッセージはリーフノードに到達できないことを理解されたい。したがって、ルートノードもまたリーフノードによって送信された応答メッセージを受信することができない。この場合、ルートノードは、リーフノードへのパスが切断されていると判定することができる。P2MPツリー内のパスが接続されて障害がない場合、第1の要求メッセージはリーフノードに転送され、リーフノードは、第1の要求メッセージに基づいて応答メッセージをルートノードに送信し、ルートノードは、受信した応答メッセージに基づいて、リーフノードへのパスが接続されていると判定する。
【0010】
可能な実装形態では、第1のノードがP2MPツリーのルートノードであり、第1の次ホップノードがP2MPツリーの中間複製ノードであるとき、ある場合には、第1のノードが第1の次ホップノードを通るパス上でリーフノードによって送信された第2の応答メッセージを受信したことに応答して、第1のノードは、第1のノードからリーフノードへのパスであって第1の次ホップノードを通るパスが接続されていると判定し、第2の応答メッセージは第1の要求メッセージに対する応答メッセージであるか、または別の場合には、第1のノードが、第1の次ホップノードを通るパス上でリーフノードによって送信され、第1の要求メッセージに応答するものである応答メッセージを受信しないことに応答して、第1のノードは、第1のノードからリーフノードへのパスが切断されていると判定する。
(【0011】以降は省略されています)

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