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公開番号2025109734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2025076095,2023573609
出願日2025-05-01,2022-05-11
発明の名称データ伝送方法および装置
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人個人,個人
主分類H04W 72/1268 20230101AFI20250717BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本出願の実施形態は、データ伝送方法および装置を提供する。
【解決手段】第2の通信装置は、トリガフレームを送信し、アップリンクPPDUを伝送するように、第1の通信装置を含む少なくとも1つの第1の通信装置をトリガする。トリガフレームを受信した後、少なくとも1つの第1の通信装置は、トリガフレームに基づいてPPDUを第2の通信装置に送信する。PPDUはデータフィールドとSTFシーケンスを含み、データフィールドは分散RU内で搬送され、分散RUは周波数領域内で離散的な複数のサブキャリアグループを含み、サブキャリアグループのうちの1つは1つのサブキャリアを含むか、または少なくとも2つの連続サブキャリアを含み、STFシーケンスは、複数の連続RUのすべてのサブキャリア上で搬送され、複数の連続RUは、分散RUに対応する連続RUであり、連続RUの各々は、周波数領域内で連続する複数のサブキャリアを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
データ伝送方法であって、
第1の通信装置によって、第2の通信装置によって送信されたトリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームは、アップリンク物理層プロトコルデータユニットPPDUを伝送するように、前記第1の通信装置を含む少なくとも1つの第1の通信装置をトリガするために使用される、ステップと、
前記トリガフレームに基づいて、前記PPDUを前記第2の通信装置に送信するステップとを含み、
前記PPDUは、データフィールド及びショートトレーニングフィールドSTFシーケンスを含み、前記データフィールドは、分散リソースユニットRUにおいて搬送され、前記分散RUは、周波数領域において離散的である複数のサブキャリアグループを含み、前記サブキャリアグループのうちの1つは、1つのサブキャリアを含むか、または少なくとも2つの連続サブキャリアを含み、前記STFシーケンスは、複数の連続RUのすべてのサブキャリア上で搬送され、前記複数の連続RUは、前記分散RUに対応する連続RUであり、前記連続RUの各々は、周波数領域において連続する複数のサブキャリアを含む、方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
データ伝送方法であって、
第2の通信装置によって、トリガフレームを少なくとも1つの第1の通信装置に送信するステップであって、前記トリガフレームは、アップリンク物理層プロトコルデータユニットPPDUを伝送するように、前記第1の通信装置を含む少なくとも1つの第1の通信装置をトリガするために使用される、ステップと、
前記少なくとも1つの第1の通信装置から前記PPDUを受信するステップとを含み、
前記PPDUは、データフィールド及びショートトレーニングフィールドSTFシーケンスを含み、前記データフィールドは、分散RUにおいて搬送され、前記分散RUは、周波数領域において離散的である複数のサブキャリアグループを含み、前記サブキャリアグループのうちの1つは、1つのサブキャリアを含むか、または少なくとも2つの連続サブキャリアを含み、前記STFシーケンスは、複数の連続RUのすべてのサブキャリア上で搬送され、前記複数の連続RUは、前記分散RUに対応する連続RUであり、前記連続RUの各々は、周波数領域において連続する複数のサブキャリアを含む、方法。
【請求項3】
N個の第1の通信装置があり、N≧1であり、前記トリガフレームは第1のフィールドを含み、前記第1のフィールドは、前記第1の通信装置が前記分散RUを使用することによってデータを伝送するときに前記第1の通信装置に割り当てられる空間ストリーム情報を示し、前記空間ストリーム情報は、空間ストリーム開始位置および空間ストリームの数を含み、
前記第1の通信装置の前記空間ストリーム情報は、伝送帯域幅内にあり、前記N個の第1の通信装置に割り当てられる空間ストリームの総数に基づいて、前記第2の通信装置によって決定される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記STFシーケンスは、空間ストリーム情報ベースのサイクリックシフトを通して取得される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記トリガフレームに基づいて、前記第1の通信装置のデバイス番号を決定するステップと、
前記デバイス番号に基づいて、非ゼロサブキャリアインデックスを決定するステップと、
前記非ゼロサブキャリアインデックスに基づいて、前記第1の通信装置の前記STFシーケンスを決定するステップと
をさらに含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記トリガフレームに基づいて、前記第1の通信装置のデバイス番号を決定するステップは、
ユーザ情報リストUser Info Listフィールドの受信時間、ユーザ情報フィールドUser Info Fieldフィールドの受信時間、および前記トリガフレーム内の前記User Info Fieldフィールドの長さを計算することによって、前記第1の通信装置の前記デバイス番号を決定するステップを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の通信装置に割り当てられた空間ストリームの数が8以下であり、前記トリガフレームに基づいて前記第1の通信装置のデバイス番号を決定する前記ステップは、
前記トリガフレーム内の第1のビットおよび第2のビットを使用することによって、前記第1の通信装置の前記デバイス番号を示すステップであって、前記第1のビットおよび前記第2のビットは、前記トリガフレーム内のUser Info Listフィールド内にある、ステップを含む、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記STFシーケンスの周期は、0.8マイクロ秒μsであり、前記伝送帯域幅は、データを伝送するために前記N個の第1の通信装置をサポートし、1<N≦4であり、デバイス番号がjである第1の通信装置に対応する非ゼロサブキャリアインデックスのオフセット値は、16/Kの倍数であり、K=2
l
、1≦j≦Nであり、lは1または2である、請求項5乃至7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記STFシーケンスの周期は、1.6マイクロ秒μsであり、前記伝送帯域幅は、データを伝送するために前記N個の第1の通信装置をサポートし、1<N≦4であり、デバイス番号がjである第1の通信装置に対応する非ゼロサブキャリアインデックスのオフセット値は、8/Kの倍数であり、K=2
l
、1≦j≦Nであり、lは1または2である、請求項5乃至7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記トリガフレームは、第2のフィールドをさらに含み、前記第2のフィールドは、前記第1の通信装置が前記分散RUを使用することによってデータを伝送するかどうかを示す、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願の実施形態は、通信技術の分野に関し、詳細には、データ伝送方法および装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
関連出願の相互参照
本出願は、それの全体が参照により本明細書に組み込まれる、2021年5月31日に中国国家知識産権局に出願された「DATA TRANSMISSION METHOD AND APPARATUS」と題する中国特許出願第202110604642.2号の優先権を主張する。
【0003】
リソースユニット(resource unit, RU)の概念が、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network, WLAN)に導入された。WLANにおけるデータ伝送のためのチャネル帯域幅は複数のRUに分割される。言い換えれば、周波数領域リソースは、チャネルではなくRUによって割り当てられる。たとえば、20MHzチャネルは、26トーンRU、52トーンRU、または106トーンRUであり得る、複数のRUを含み得る。トーンはサブキャリアの量を示す。
【0004】
WLAN標準プロトコルでは、アップリンクマルチユーザ伝送は重要な技術である。アップリンクマルチユーザ伝送の主要な手順は、アクセスポイント(access point, AP)がトリガフレームを送信することによって始動される。トリガフレームは、局(station, STA)の識別子情報およびリソース割り当て情報を搬送する。トリガフレームを受信した後に、STAは、図1に示されているように、超高スループット(extremely high throughput, EHT)トリガベース(trigger based, TB)の物理レイヤプロトコルデータユニット(physical layer protocol data unit, PPDU)を使用することによって、対応するRUにおいてアップリンクデータフレームを送信し、ショートフレーム間スペース(short interframe space, SIFS)の後に、APによって送信されたブロック肯定応答(block acknowledgment, BA)フレームを受信する。図2は、例としてWLAN802.11beで送信されるアップリンクデータフレームを使用することによるEHT PPDUのフレーム構造を示す。EHT PPDUのフレーム構造は、レガシーショートトレーニングフィールド(legacy short training field, L-STF)フィールド、レガシーロングトレーニングフィールド(legacy long training field, L-LTF)フィールド、レガシー信号フィールド(legacy signal field a, L-SIG)フィールド、繰り返しレガシー信号フィールド(repeated legacy signal field, RL-SIG)フィールド、ユニバーサル信号フィールド(universal signal field, U-SIG)フィールド、EHT-STFフィールド、データDATAフィールドなどを含む。
【0005】
WLAN標準プロトコルでは、最大伝送電力および最大伝送周波数スペクトル密度は厳密に制限される。まず、伝送電力は最大電力を超えることができず、伝送電力スペクトル密度は最大電力スペクトル密度を超えることができない。したがって、伝送帯域幅が増加するにつれて、最大電力スペクトル密度の制限に出会ったときにどのようにデータ伝送電力を増加させ、STFのピーク対平均電力比(peak average power ratio, PAPR)を保証すべきかが、解決されるべき喫緊の問題である。
【発明の概要】
【0006】
本出願は、データ部分の平均電力の増加を保証し、STFのPAPRを保証し、それによってシステム性能を保証するための、データ伝送方法および装置を提供する。
【0007】
第1の態様によれば、本出願はデータ伝送方法を提供する。本方法は、第1の通信装置と第2の通信装置との間の相互作用を通して実装され得る。第1の通信装置はSTAとして理解されてよく、第2の通信装置はAPとして理解されてよい。これは、本明細書の説明のための例にすぎず、第1の通信装置および第2の通信装置の特定のタイプを特に限定しない。
【0008】
第2の通信装置は、少なくとも1つの第1の通信装置にトリガフレームを送信する。対応して、第1の通信装置は、第2の通信装置によって送信されたトリガフレームを受信する。トリガフレームは、アップリンクPPDUを伝送するように、第1の通信装置を含む少なくとも1つの第1の通信装置をトリガするために使用される。第1の通信装置は、トリガフレームに基づいて第2の通信装置にPPDUを送信する。PPDUは、データフィールドおよびSTFシーケンスを含み、データフィールドは、分散RUにおいて搬送され、分散RUは、周波数領域において離散的である複数のサブキャリアグループを含み、サブキャリアグループのうちの1つは、1つのサブキャリアを含むかまたは少なくとも2つの連続サブキャリアを含み、STFシーケンスは、複数の連続RUのすべてのサブキャリア上で搬送され、複数の連続RUは、分散RUに対応する連続RUであり、連続RUの各々は、周波数領域において連続する複数のサブキャリアを含む。
【0009】
本出願では、連続RUおよび分散RUは、対応する概念であることに留意されたい。1つの伝送帯域幅に含まれる複数のサブキャリアは、複数の連続RUを形成し得るか、または複数の分散RUを形成し得る。言い換えれば、サブキャリアは、連続RU割り当て機構における1つの連続RUに属するか、または分散RU割り当て機構における1つの分散RUに属する。連続RUおよび分散RUは、同じサブキャリアの部分を含み得る。連続RUは、複数の連続サブキャリアを含むRUである。代替として、連続RUは、2つの連続サブキャリアグループを含むRUであり、ここで、各連続サブキャリアグループに含まれる複数のサブキャリアは、連続しており、2つのサブキャリアグループは、ガードサブキャリア、ヌルサブキャリア、または直流サブキャリアのうちの1つのみまたは複数によって離間される。
【0010】
第2の態様によれば、本出願はデータ伝送方法をさらに提供する。本方法は、第1の通信装置と第2の通信装置との間の相互作用を通して実装され得る。第1の通信装置はSTAとして理解されてよく、第2の通信装置はAPとして理解されてよい。これは、本明細書の説明のための例にすぎず、第1の通信装置および第2の通信装置の特定のタイプを特に限定しない。
(【0011】以降は省略されています)

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