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公開番号2025118867
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2025081390,2023579615
出願日2025-05-14,2022-09-14
発明の名称拡張マルチリンク動作モードをシグナリングする通信方法および装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 76/15 20180101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マルチリンク伝送を実装している無線ネットワークでは、AP MLDが自発的に任意のEML Linkのセットを伴う、EML OM Notificationフレームを送信し、EML OMをアクティブ化、非アクティブ化または変更する通信方法を提供する。
【解決手段】方法は、宛先の非AP MLDは提案されたEML OMのアクティブ化または非アクティブ化を開始し、EML OMのアクティブ化または非アクティブ化の要求を受信すると、AP MLDはその要求を拒否し、別のリンクのセットの提案で応答する。要求フレーム内のシグナリングは、非AP MLDのアソシエーション中にサポートされることが宣言された、EMLSRまたはEMLMRモードのいずれか1つのEML OMを暗黙的にアクティブ化または非アクティブ化するための単一の1ビットフィールドを使用することにより、簡素化される。
【選択図】図6B
特許請求の範囲【請求項1】
無線ネットワークにおける通信方法であって、
被要求側マルチリンクデバイス(MLD)において、
Enhanced Multi-Link Operating Mode(EML OM)のアクティブ化を要求する第1の要求EML OM Notificationフレームであって、前記EML OMにおいて使用されるリンクのセットをシグナリングするフィールドを含む前記第1の要求EML OM Notificationフレームを要求側MLDから受信することと、
アクティブ化された前記EML OMを使用して、前記要求側MLDとデータを交換することと、
アクティブ化された前記EML OMの非アクティブ化を要求する第2の要求EML OM Notificationフレームであって、リンクのセットをシグナリングするフィールドを有しない前記第2の要求EML OM Notificationフレームを前記要求側MLDから受信すること、を含む
通信方法。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
無線ネットワークにおける通信方法であって、
要求側マルチリンクデバイス(MLD)において、
Enhanced Multi-Link Operating Mode(EML OM)のアクティブ化を要求する第1の要求EML OM Notificationフレームであって、前記EML OMにおいて使用されるリンクのセットをシグナリングするフィールドを含む前記第1の要求EML OM Notificationフレームを被要求側MLDへ送信することと、
アクティブ化された前記EML OMを使用して、前記被要求側MLDとデータを交換することと、
アクティブ化された前記EML OMの非アクティブ化を要求する第2の要求EML OM Notificationフレームであって、リンクのセットをシグナリングするフィールドを有しない前記第2の要求EML OM Notificationフレームを前記被要求側MLDへ送信すること、を含む
通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は一般に無線通信に関し、より具体的にはマルチリンク(ML)通信に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらの無線ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多重アクセスネットワークであってもよい。このような多重アクセスネットワークの例には、符号分割多重アクセス(CDMA)ネットワーク、時分割多重アクセス(TDMA)ネットワーク、周波数分割多重アクセス(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリア周波数多重分割アクセス(SC-FDMA)ネットワークが含まれる。
【0003】
Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEEは登録商標)によって採用された802.11規格ファミリーは、ステーション間の無線通信のための非常に多くのメカニズムを提供している。
【0004】
オンラインゲーム、リアルタイムのビデオストリーミング、バーチャルリアリティ、ドローンやロボットの遠隔操作など、遅延に敏感なアプリケーションの発展に伴い、よりよいスループット、低遅延、ロバストネスの要件や問題が考慮される必要がある。このような問題は、802.11be(Extremely High Throughput)またはEHT(Extremely High Throughput)として知られる次の主要な802.11のリリースを発行する主な目的として現在IEEE802.11ワーキンググループにおいて検討されている。
【0005】
IEEE P802.11be/D1.1バージョン(2021年7月、以下「D1.1規格」)は、マルチリンク(ML)オペレーション(MLO)を導入する。MLOは、複数の同時かつ非連続の通信リンクを介したステーション間の通信を可能にすることで、データスループットを向上させる。
【0006】
MLOは、非AP(アクセスポイント)MLD(MLデバイス)がAP MLDに登録すること、すなわちAP MLDとの複数のリンクの発見、認証、接続、設定をすることを可能にする。各リンクは、アソシエーション手続き中に交換されたサポートされた機能に基づいて、非AP MLDとAP MLD間でチャネルアクセスとフレーム交換を行うことを可能にする。
【0007】
MLDは、アフィリエイテッドステーション(STA)を有し、論理リンク制御(LLC)に対する単一の媒体アクセス制御(MAC)サービスアクセスポイント(SAP)を有する論理エンティティであり、1つのMACデータサービスを含む。このように、AP MLDは複数のアフィリエイテッドAPから構成され、非AP MLDは複数のアフィリエイテッド非APステーションから構成される。AP MLDと非AP MLDの両方のアフィリエイテッドステーションは、802.11のメカニズムを使用して、確立された複数の通信リンクのそれぞれを介して、別のMLDのアフィリエイテッドステーションと通信しうる。
【0008】
MLOとMLDの空間多重機能の導入に伴い、D1.1規格ではEnhanced Multi-Link Operating Mode(EML OM)と呼ばれる新たな動作モード(OM)が導入された。すなわち、EMLSR(Enhanced Multi-Link Single Radio)モードとEMLMR(Enhanced Multi-Link Multi-Radio)モードである。
【0009】
EMLSRモードでは、非AP MLDはAP MLDからイニシャルコントロールフレーム(MU-RTS、BSRPなど)を受信するための有効なリンクのセット(EMLSRリンクと呼ばれる)を同時にリッスンすることができ、一度に1つのリンク(通常はイニシャルコントロールフレームが受信されたリンク)のみを介してAP MLDとデータフレームの交換を行うことができる。
【0010】
EMLMRモードでは、非AP MLDは、複数の有効なリンク(EMLMRリンクと呼ばれる)専用の複数の無線の物理リソースを集約して、サポートされる受信/送信空間ストリームの予め定義された数までのデータを送受信することができる。この予め定義された数は、各無線のサポートされる受信/送信空間ストリームの数よりも多いため、スループットの向上と待ち時間の短縮を提供する。一例として、2つのリンク(と関連付けられた無線機)でEMLMRモードをサポートするマルチ無線(MR)非AP MLDは、例えば2x2MIMOアンテナ構成の場合、EMLMRモードが非アクティブになると、2つの無線機を使用して2つのリンク上で通信する。一方、例えば4x4 MIMOアンテナ構成の場合、EMLMRモードがアクティブになると、それは、2つの無線(通常はアンテナ)の物理リソースが集約された無線のうちの1つを用い、2つのリンクのうちの1つの上で通信を行う。この間、もう一方のリンク(物理アンテナを奪われたリンク)は使用できない。
(【0011】以降は省略されています)

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