TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025119317
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014156
出願日
2024-02-01
発明の名称
自動販売機システム
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06Q
30/0601 20230101AFI20250806BHJP(計算;計数)
要約
【課題】商品の購入の利便性を向上させること。
【解決手段】自動販売機10に設けられた自販機制御部11と、自販機制御部11と通信可能な情報端末15と、情報端末15を通じて自動販売機10の各種情報を取得し、商品の決済処理を行う管理サーバ20と、情報端末15及び管理サーバ20と通信可能な携帯端末30とを備えた自動販売機システム1であって、携帯端末30は、管理サーバ20と通信接続することにより、商品選択及び決済手続を可能にし、管理サーバ20は、携帯端末30を通じて商品選択及び決済手続がなされたことを条件として、情報端末15に対して商品予約指示を送出し、情報端末15は、管理サーバ20から商品予約指示が与えられた場合に、自販機制御部11を通じて該当する商品の在庫を確保し、更に通信接続した携帯端末30との間で所定の認証手続が行われたことを条件として、自販機制御部11に該当商品を搬出させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
商品を販売する自動販売機に設けられた自販機制御部と、
前記自販機制御部と通信可能な情報端末と、
前記情報端末を通じて前記自動販売機の各種情報を取得し、かつ前記商品の決済処理を行う管理サーバと、
前記商品を購入する利用者が携帯し、前記情報端末及び前記管理サーバと通信可能な携帯端末と
を備えた自動販売機システムであって、
前記携帯端末は、前記管理サーバと通信接続することにより、商品選択及び決済手続を可能にし、
前記管理サーバは、前記携帯端末を通じて商品選択及び決済手続がなされたことを条件として、前記情報端末に対して商品予約指示を送出し、
前記情報端末は、前記管理サーバから前記商品予約指示が与えられた場合に、前記自販機制御部を通じて該当する商品の在庫を確保し、更に通信接続した携帯端末との間で所定の認証手続が行われたことを条件として、該自販機制御部に該当商品を搬出させることを特徴とする自動販売機システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記携帯端末は、通信接続した前記管理サーバとの間で、前記商品選択及び前記決済手続だけでなく、商品を受け取るための他の携帯端末の識別子を決定可能であり、
前記管理サーバは、前記携帯端末を通じて商品選択及び決済手続がなされたことを条件として、前記情報端末に対して前記他の携帯端末の識別子を含む商品予約指示を送出し、
前記情報端末は、前記管理サーバから前記商品予約指示が与えられた場合に、前記自販機制御部を通じて該当する商品の在庫を確保し、更に通信接続した他の携帯端末との間で所定の認証手続が行われたことを条件として、該当商品を搬出させることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機システム。
【請求項3】
前記情報端末は、前記管理サーバから前記商品予約指示が与えられた場合に、当該商品予約指示を含めた予約数が予め設定された予約可能数を上回っているか否かを判定し、前記予約数が前記予約可能数以下であると判定したときには該当する商品の在庫を確保する一方、前記予約数が前記予約可能数を超えると判定したときには該当する商品の在庫を確保できない旨の予約不可応答を前記管理サーバに送出することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機システム。
【請求項4】
前記情報端末は、該当する商品の在庫を確保してから前記商品予約指示に含まれる識別子を有する携帯端末と認証手続が行われずに予め設定された設定時間が経過した場合に、該管理サーバに対して搬出不可情報を送出し、
前記管理サーバは、前記情報端末から前記搬出不可情報が与えられた場合に、該商品予約指示に含まれる商品選択をキャンセルしつつ返金の決済手続を行うことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機システム。
【請求項5】
商品を販売する自動販売機に設けられた自販機制御部と、
前記自販機制御部と通信可能な情報端末と、
前記情報端末を通じて前記自動販売機の各種情報を取得し、かつ前記商品の決済処理を行う管理サーバと、
前記商品を購入する利用者が携帯し、前記情報端末と通信可能な携帯端末と
を備えた自動販売機システムであって、
前記携帯端末は、商品を購入予定の自動販売機に関する情報、購入予定の商品の優先度順位情報及び事前決済の有無についての事前設定が行われるものであり、
前記情報端末は、過去に自身と通信接続された携帯端末の識別情報を格納しており、予め決められた通信可能領域に識別情報を格納済みの携帯端末が保持されつつ該携帯端末から前記自動販売機の商品情報が要求されたことを条件として、該商品情報を該携帯端末に送出し、
前記携帯端末は、前記商品情報が与えられることにより前記優先度順位情報に含まれる順位に従って商品の在庫を判定し、かつ在庫が確認された最も優先度の高い商品の決済依頼を前記情報端末に要求し、
前記情報端末は、前記携帯端末からの決済依頼の要求に応じて前記管理サーバとの間で決済手続が完了したことを条件として、前記自販機制御部に該当商品を搬出させることを特徴とする自動販売機システム。
【請求項6】
前記携帯端末は、前記事前設定において商品の購入予定時刻を設定可能であり、前記購入予定時刻を経過したことを条件として前記情報端末との通信を開始することを特徴とする請求項5に記載の自動販売機システム。
【請求項7】
前記情報端末は、前記携帯端末から決済依頼の要求があったことを条件として該当商品の有無を判断し、かつ該当商品が有る場合には前記決済手続を行う一方、該当商品が無い場合には該当商品の売切を前記携帯端末に通知することを特徴とする請求項5に記載の自動販売機システム。
【請求項8】
前記情報端末は、前記自販機制御部とともに前記自動販売機を構成することを特徴とする請求項1~7のいずれか1つに記載の自動販売機システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機システムに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、商品の予約販売を可能にした自動販売機が特許文献1に提案されている。この自動販売機では、予約購入者により予約ボタンが操作されてから商品選択ボタンが操作されることで商品が予約され、該予約購入者に対し予約番号を報知する。その後、自動販売機は、予約購入者が販売要求ボタンを操作しつつテンキー等で予約番号を入力することにより、予約商品を払い出すようにしている。また、オンラインにより商品選択及び決済が可能な自動販売機システムが特許文献2に提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-54240号公報
特許第7309999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に提案されている自動販売機では、商品の予約及び受取りを該自動販売機で直接操作して行う必要があり、利便性に優れたものとはいえなかった。また上記特許文献2に提案されている自動販売機システムでは、オンラインで商品選択及び決済が可能なものの決済後に商品が搬出されるため、決済時には自動販売機の近くにいる必要があり、利便性に優れたものとはいえなかった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、商品の購入の利便性を向上させることができる自動販売機システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る自動販売機システムは、商品を販売する自動販売機に設けられた自販機制御部と、前記自販機制御部と通信可能な情報端末と、前記情報端末を通じて前記自動販売機の各種情報を取得し、かつ前記商品の決済処理を行う管理サーバと、前記商品を購入する利用者が携帯し、前記情報端末及び前記管理サーバと通信可能な携帯端末とを備えた自動販売機システムであって、前記携帯端末は、前記管理サーバと通信接続することにより、商品選択及び決済手続を可能にし、前記管理サーバは、前記携帯端末を通じて商品選択及び決済手続がなされたことを条件として、前記情報端末に対して商品予約指示を送出し、前記情報端末は、前記管理サーバから前記商品予約指示が与えられた場合に、前記自販機制御部を通じて該当する商品の在庫を確保し、更に通信接続した携帯端末との間で所定の認証手続が行われたことを条件として、該自販機制御部に該当商品を搬出させることを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記自動販売機システムにおいて、前記携帯端末は、通信接続した前記管理サーバとの間で、前記商品選択及び前記決済手続だけでなく、商品を受け取るための他の携帯端末の識別子を決定可能であり、前記管理サーバは、前記携帯端末を通じて商品選択及び決済手続がなされたことを条件として、前記情報端末に対して前記他の携帯端末の識別子を含む商品予約指示を送出し、前記情報端末は、前記管理サーバから前記商品予約指示が与えられた場合に、前記自販機制御部を通じて該当する商品の在庫を確保し、更に通信接続した他の携帯端末との間で所定の認証手続が行われたことを条件として、該当商品を搬出させることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記自動販売機システムにおいて、前記情報端末は、前記管理サーバから前記商品予約指示が与えられた場合に、当該商品予約指示を含めた予約数が予め設定された予約可能数を上回っているか否かを判定し、前記予約数が前記予約可能数以下であると判定したときには該当する商品の在庫を確保する一方、前記予約数が前記予約可能数を超えると判定したときには該当する商品の在庫を確保できない旨の予約不可応答を前記管理サーバに送出することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記自動販売機システムにおいて、前記情報端末は、該当する商品の在庫を確保してから前記商品予約指示に含まれる識別子を有する携帯端末と認証手続が行われずに予め設定された設定時間が経過した場合に、該管理サーバに対して搬出不可情報を送出し、前記管理サーバは、前記情報端末から前記搬出不可情報が与えられた場合に、該商品予約指示に含まれる商品選択をキャンセルしつつ返金の決済手続を行うことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る自動販売機システムは、商品を販売する自動販売機に設けられた自販機制御部と、前記自販機制御部と通信可能な情報端末と、前記情報端末を通じて前記自動販売機の各種情報を取得し、かつ前記商品の決済処理を行う管理サーバと、前記商品を購入する利用者が携帯し、前記情報端末と通信可能な携帯端末とを備えた自動販売機システムであって、前記携帯端末は、商品を購入予定の自動販売機に関する情報、購入予定の商品の優先度順位情報及び事前決済の有無についての事前設定が行われるものであり、前記情報端末は、過去に自身と通信接続された携帯端末の識別情報を格納しており、予め決められた通信可能領域に識別情報を格納済みの携帯端末が保持されつつ該携帯端末から前記自動販売機の商品情報が要求されたことを条件として、該商品情報を該携帯端末に送出し、前記携帯端末は、前記商品情報が与えられることにより前記優先度順位情報に含まれる順位に従って商品の在庫を判定し、かつ在庫が確認された最も優先度の高い商品の決済依頼を前記情報端末に要求し、前記情報端末は、前記携帯端末からの決済依頼の要求に応じて前記管理サーバとの間で決済手続が完了したことを条件として、前記自販機制御部に該当商品を搬出させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
富士電機株式会社
タンク
1か月前
富士電機株式会社
タンク
1か月前
富士電機株式会社
整流装置
2日前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
19日前
富士電機株式会社
自動販売機
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
3日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
半導体装置
22日前
富士電機株式会社
半導体装置
1か月前
富士電機株式会社
エンコーダ
1か月前
富士電機株式会社
エンコーダ
1か月前
富士電機株式会社
硬貨処理装置
2日前
富士電機株式会社
金銭処理装置
1か月前
富士電機株式会社
金銭処理装置
1か月前
富士電機株式会社
飲料供給装置
1か月前
富士電機株式会社
商品収納装置
1か月前
富士電機株式会社
組み込み機器
1か月前
富士電機株式会社
分析システム
1か月前
富士電機株式会社
飲料供給装置
1か月前
富士電機株式会社
商品収納装置
1か月前
富士電機株式会社
通貨識別装置
24日前
富士電機株式会社
静止誘導電器
1か月前
富士電機株式会社
金銭処理装置
15日前
富士電機株式会社
飲料供給装置
19日前
富士電機株式会社
電力変換装置
12日前
富士電機株式会社
部分放電測定装置
19日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
1か月前
富士電機株式会社
半導体モジュール
10日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
8日前
富士電機株式会社
ガス処理システム
15日前
富士電機株式会社
半導体パッケージ
4日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
3日前
富士電機株式会社
電力量調整システム
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機システム
2日前
続きを見る
他の特許を見る