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公開番号
2025119899
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015005
出願日
2024-02-02
発明の名称
弾性繊維用処理剤及び弾性繊維
出願人
竹本油脂株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06M
15/643 20060101AFI20250807BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】繊維金属間摩擦を低減できるとともに解舒性を向上できる弾性繊維用処理剤及びかかる弾性繊維用処理剤が付着している弾性繊維を提供する。
【解決手段】本発明の弾性繊維用処理剤は、酸化防止剤、及び光安定剤から選ばれる少なくとも一つの成分(A)、並びにシリコーン化合物(B)を含有する弾性繊維用処理剤であって、前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記成分(A)を0.01質量%以上1質量%未満の割合で含有することを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記の成分(A)、及びシリコーン化合物(B)を含有する弾性繊維用処理剤であって、
前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記成分(A)を0.01質量%以上1質量%未満の割合で含有することを特徴とする弾性繊維用処理剤。
成分(A):酸化防止剤、及び光安定剤から選ばれる少なくとも一つ。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記成分(A)を0.01質量%以上0.5質量%未満の割合で含有する請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項3】
前記成分(A)が、フェノール系酸化防止剤である請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項4】
前記成分(A)が、ヒンダードフェノール系酸化防止剤である請求項3に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項5】
前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記シリコーン化合物(B)を20質量%以上65質量%以下の割合で含有する請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項6】
更に、下記の炭化水素油(C)を含有する請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
炭化水素油(C):鉱物油、イソパラフィン、及びポリアルファオレフィンから選ばれる少なくとも1つ。
【請求項7】
前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記炭化水素油(C)を35質量%以上79.49質量%以下の割合で含有する請求項6に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項8】
前記炭化水素油(C)の30℃における動粘度が5mm
2
/s以上50mm
2
/s以下である請求項6に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項9】
更に、有機スルホン酸塩(D)を含有する請求項1に記載の弾性繊維用処理剤。
【請求項10】
前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記有機スルホン酸塩(D)を0.5質量%以上5質量%以下の割合で含有する請求項9に記載の弾性繊維用処理剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弾性繊維用処理剤が付与された弾性繊維の繊維金属間摩擦を低減できるとともに解舒性を向上できる弾性繊維用処理剤及びかかる弾性繊維用処理剤が付着している弾性繊維に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばポリウレタン系弾性繊維等の弾性繊維は、他の合成繊維に比べて、繊維間の粘着性が強い。そのため、例えば弾性繊維を紡糸し、パッケージに巻き取った後、該パッケージから引き出して加工工程に供する際、パッケージから安定して解舒することが困難という問題があった。そのために、従来より弾性繊維の平滑性を向上させるため、平滑剤等を含有する弾性繊維用処理剤が使用されることがある。
【0003】
従来、特許文献1に開示される弾性繊維用処理剤が知られている。特許文献1は、所定のホスホン酸化合物及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種と、酸化防止剤とを含有する弾性繊維用油剤について開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-42237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の弾性繊維用処理剤は、弾性繊維用処理剤が付与された弾性繊維の繊維金属間摩擦の低減効果及び解舒性の向上という各効能の両立を十分に図ることができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、前記の課題を解決するべく研究した結果、弾性繊維用処理剤において、成分(A)として酸化防止剤又は光安定剤を所定量と、シリコーン化合物(B)を配合した構成が好適であることを見出した。
【0007】
上記課題を解決する各態様を記載する。
態様1の弾性繊維用処理剤では、下記の成分(A)、及びシリコーン化合物(B)を含有する弾性繊維用処理剤であって、前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記成分(A)を0.01質量%以上1質量%未満の割合で含有することを特徴とする。
【0008】
成分(A):酸化防止剤、及び光安定剤から選ばれる少なくとも一つ。
態様2は、態様1に記載の弾性繊維用処理剤において、前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記成分(A)を0.01質量%以上0.5質量%未満の割合で含有する。
【0009】
態様3は、態様1又は2に記載の弾性繊維用処理剤において、前記成分(A)が、フェノール系酸化防止剤である。
態様4は、態様3に記載の弾性繊維用処理剤において、前記成分(A)が、ヒンダードフェノール系酸化防止剤である。
【0010】
態様5は、態様1~4のいずれか一態様に記載の弾性繊維用処理剤において、前記弾性繊維用処理剤の不揮発分中に、前記シリコーン化合物(B)を20質量%以上65質量%以下の割合で含有する。
(【0011】以降は省略されています)
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