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公開番号
2025120978
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016065
出願日
2024-02-06
発明の名称
電池搭載構造
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250812BHJP(車両一般)
要約
【課題】工数、部品点数、及び製造コストを抑制しつつ、組み付け性の高い電池搭載構造の提供を目的とした。
【解決手段】電池搭載構造10は、電池モジュール20と、ハーネス30と、ハーネス固定ステー40と、を備え、ハーネス固定ステー40は、電池モジュール20の第一辺22に沿って延びる第一延在部42、及び電池モジュール20の第二辺24に沿って延びる第二延在部44が互いに交差するように形成されたものであり、第一延在部42は、車両に対して固定される固定部50が設けられたものであり、第二延在部44は、車両における取付対象面Pに対して近接離反する方向への可撓性を有し、取付対象面Pから浮いた状態で取り付けられるストッパ部72、及びハーネス固定部70を備えたものであり、ストッパ部72は、ハーネス固定部70から取付対象面Pに向けて延出するように設けられたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される電池モジュールと、
前記電池モジュールに接続されるハーネスと、
前記ハーネスを固定するハーネス固定部が設けられたハーネス固定ステーと、
を備え、
前記ハーネス固定ステーは、前記電池モジュールの第一辺に沿って延びる第一延在部、及び前記電池モジュールの前記第一辺に対して交差する第二辺に沿って延びる第二延在部が互いに交差するように形成されたものであり、
前記第一延在部は、前記車両に対して固定される固定部が設けられたものであり、
前記第二延在部は、前記車両における取付対象面に対して近接離反する方向への可撓性を有し、前記取付対象面から浮いた状態で取り付けられるストッパ部、及び前記ハーネス固定部を備えたものであり、
前記ストッパ部は、前記ハーネス固定部から前記取付対象面に向けて延出するように設けられていること、を特徴とする電池搭載構造。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記ストッパ部は、前記ハーネス固定ステーの端部側の領域に設けられていること、を特徴とする請求項1に記載の電池搭載構造。
【請求項3】
前記ストッパ部は、前記取付対象面に対して近接離反する方向に延びるリブを有すること、を特徴とする請求項1又は2に記載の電池搭載構造。
【請求項4】
前記ストッパ部は、前記取付対象面から浮いた状態において、前記取付対象面に対して鋭角に傾斜した姿勢となり、前記ハーネス固定部において前記取付対象面に向けて押圧力を加えることにより、前記取付対象面に対して直立した姿勢となること、を特徴とする請求項1又は2に記載の電池搭載構造。
【請求項5】
前記ストッパ部は、前記取付対象面側の端部に、前記取付対象面に沿う方向に屈曲した屈曲部を有すること、を特徴とする請求項1又は2に記載の電池搭載構造。
【請求項6】
前記ハーネス固定ステーは、前記電池モジュールのブラケットとともに前記車両に対して共締めにより固定されること、を特徴とする請求項1又は2に記載の電池搭載構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池モジュールを搭載してなる車両における電池搭載構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されているような電池パックが提供されている。特許文献1の電池パックは、電池群と、電池群の制御を行う制御部と、ケースとを備えたものであり、制御部が、複数の制御機器とこれらの制御機器をケース内に固定する設置部材とを備え、設置部材の各制御機器を固定するそれぞれの取付部の高さが、少なくとも隣り合う制御機器の最大幅寸法部の高さ位置と異なるように設定したものとされている。特許文献1の電池パックにおいては、ハーネスが設置部材に対して固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-141478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1の電池パックは、ハーネスを設置部材で固定したものとされているが、ハーネスの長さが長くなると設置部材のサイズが大きくなり、その分だけ設置部材の固定箇所も増えてしまうという問題がある。そのため、特許文献1に係る従来技術のような構成とした場合には、設置部材の固定にかかる工数および部品点数が増えてしまう。一方、特許文献1に開示されているような構成とした場合において設置部材の固定箇所を減らすと、ハーネスの組付け時に設置部材が撓んでしまい、組み付け性が低下を招くといった問題がある。
【0005】
そこで本発明は、工数、部品点数、及び製造コストを抑制しつつ、組み付け性の高い電池搭載構造の提供を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の電池搭載構造は、車両に搭載される電池モジュールと、前記電池モジュールに接続されるハーネスと、前記ハーネスを固定するハーネス固定部が設けられたハーネス固定ステーと、を備え、前記ハーネス固定ステーは、前記電池モジュールの第一辺に沿って延びる第一延在部、及び前記電池モジュールの前記第一辺に対して交差する第二辺に沿って延びる第二延在部が互いに交差するように形成されたものであり、前記第一延在部は、前記車両に対して固定される固定部が設けられたものであり、前記第二延在部は、前記車両における取付対象面に対して近接離反する方向への可撓性を有し、前記取付対象面から浮いた状態で取り付けられるストッパ部、及び前記ハーネス固定部を備えたものであり、前記ストッパ部は、前記ハーネス固定部から前記取付対象面に向けて延出するように設けられていること、を特徴とするものである。
【0007】
本発明の電池搭載構造は、上記(1)のような構成とすることにより、ハーネス固定ステーの固定箇所を最小限とすることができる。これにより、本発明の電池搭載構造は、ハーネスの組み付けに要する工数、部品点数、及び製造コストを抑制できる。また、本発明の電池搭載構造は、ハーネスをハーネス固定部に固定して組み付ける際にハーネス固定部に対して押圧力を作用させることにより、取付対象面に対してストッパ部を到達させ、ハーネス固定部を支えることができる。これにより、本発明の電池搭載構造は、ハーネスの組み付け性を向上させることができる。また、本発明の電池搭載構造は、ハーネス固定ステーに対して押圧力が作用していない状態においては、ストッパ部が取付対象面から離反した状態になる。そのため、本発明の電池搭載構造は、ストッパ部と取付対象面との接触によるノイズ等の発生を抑制できる。
【0008】
(2)上述した本発明の電池搭載構造において、前記ストッパ部は、前記ハーネス固定ステーの端部側の領域に設けられたものであると良い。
【0009】
本発明の電池搭載構造は、上記(2)のような構成とすることにより、ハーネスの組み付け時に、ハーネス固定ステーにおいてストッパ部が設けられた箇所を取付対象面に向けて撓ませやすい。これにより、本発明の電池搭載構造は、ハーネスの組み付け性を一層向上させることができる。
【0010】
(3)上述した本発明の電池搭載構造において、前記ハーネス固定ステーは、L字型、あるいはU字型に屈曲したものであると良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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