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公開番号2025121456
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016843
出願日2024-02-07
発明の名称クレーン制御装置、クレーン制御方法およびクレーン制御プログラム
出願人株式会社大林組
代理人個人,個人
主分類G01B 11/00 20060101AFI20250813BHJP(測定;試験)
要約【課題】 骨材貯留槽に貯留された骨材の貯留量を把握するための技術を提供する。
【解決手段】 材料貯留槽の上方からバケットを降下させて、当該材料貯留槽に貯留された材料を当該バケットにより把持するクレーンを制御するクレーン制御装置は、バケットが材料貯留槽内に着床するまでの着床時間を計測し、着床時間に基づき材料貯留槽の材料貯留量を推定する。また、所定位置から降下したバケットが材料貯留槽内に着床するまでの時間を着床時間として計測し、第1基準時間と第2基準時間に基づき、着床時間から材料貯留槽の材料貯留量を推定する。
【選択図】 図12
特許請求の範囲【請求項1】
材料貯留槽の上方からバケットを降下させて、当該材料貯留槽に貯留された材料を当該バケットにより把持するクレーンを制御するクレーン制御装置であって、
前記バケットが前記材料貯留槽内に着床するまでの着床時間を計測する計時部と、
前記着床時間に基づき前記材料貯留槽の材料貯留量を推定する材料貯留槽内貯留量推定部と、
を有することを特徴とするクレーン制御装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記計時部は、
所定位置から降下した前記バケットが前記材料貯留槽内の第1基準位置に着床するまでの時間を第1基準時間として計測する第1基準計時処理と、
前記第1基準位置または前記所定位置から降下した前記バケットが前記材料貯留槽内の前記第1基準位置よりも下方である第2基準位置に着床するまでの時間を第2基準時間として計測する第2基準計時処理と、を含み、
前記計時部は、前記所定位置から降下した前記バケットが前記材料貯留槽内に着床するまでの時間を前記着床時間として計測し、
前記材料貯留槽内貯留量推定部は、
前記第1基準時間と前記第2基準時間に基づき、前記着床時間から前記材料貯留槽の材料貯留量を推定することを特徴とする請求項1に記載のクレーン制御装置。
【請求項3】
前記計時部は、前記材料貯留槽における複数の領域についての前記着床時間を計測し、
前記材料貯留槽内貯留量推定部は、各領域の前記着床時間から前記材料貯留槽の各領域における前記材料貯留量を推定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のクレーン制御装置。
【請求項4】
材料貯留槽の上方からバケットを降下させて、当該材料貯留槽に貯留された材料を当該バケットにより把持するクレーンをコンピュータが制御するクレーン制御方法であって、
前記バケットが前記材料貯留槽内に着床するまでの着床時間を計測する計時工程と、
前記着床時間に基づき前記材料貯留槽の材料貯留量を推定する材料貯留槽内貯留量推定工程と、
を有することを特徴とするクレーン制御方法。
【請求項5】
材料貯留槽の上方からバケットを降下させて、当該材料貯留槽に貯留された材料を当該バケットにより把持するクレーンの制御をコンピュータに実行させるクレーン制御プログラムであって、
前記バケットが前記材料貯留槽内に着床するまでの着床時間を計測する計時手順と、
前記着床時間に基づき前記材料貯留槽の材料貯留量を推定する材料貯留槽内貯留量推定手順と、
を実行させることを特徴とするクレーン制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、クレーン制御装置、クレーン制御方法およびクレーン制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えばバッチャープラント等の材料貯蔵施設に設けられたホッパ内の材料(骨材)の残量を計測して、材料の残量を取得する技術があった。また、この技術により取得した材料の残量に応じてバケットにより材料を補給していた(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-123464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
また、材料貯蔵施設にはホッパに補給する材料を貯留する材料貯留槽(骨材ビン)が設けられている。材料貯留槽は、材料貯蔵施設内の地盤に凹設されており、トラック等により搬入される材料を受け入れて貯留する。材料貯留槽に貯留された材料は天井クレーンによってホッパに補給されていくため、貯留量が少なくなった場合、トラック等により材料を補充する必要がある。したがって、材料貯留槽に貯留された材料の残量(貯留量)についても作業者の手を介さずに把握できるようにすることが好ましい。
【0005】
しかしながら、上記技術は、天井に比較的近い位置に設けられるホッパに対しては好適であるが、天井から遠い位置に設けられる材料貯留槽に対しては不適であった。
【0006】
本開示は、材料貯留槽に貯留された材料の貯留量を把握するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示に係るクレーン制御装置は、材料貯留槽の上方からバケットを降下させて、当該材料貯留槽に貯留された材料を当該バケットにより把持するクレーンを制御するクレーン制御装置であって、前記バケットが前記材料貯留槽内に着床するまでの着床時間を計測する計時部と、前記着床時間に基づき前記材料貯留槽の材料貯留量を推定する材料貯留槽内貯留量推定部と、を有する。
【0008】
また、上記課題を解決するため、本開示に係るクレーン制御方法は、材料貯留槽の上方からバケットを降下させて、当該材料貯留槽に貯留された材料を当該バケットにより把持するクレーンをコンピュータが制御するクレーン制御方法であって、前記バケットが前記材料貯留槽内に着床するまでの着床時間を計測する計時工程と、前記着床時間に基づき前記材料貯留槽の材料貯留量を推定する材料貯留槽内貯留量推定工程と、を有する。
【0009】
また、上記課題を解決するため、本開示に係るクレーン制御プログラムは、材料貯留槽の上方からバケットを降下させて、当該材料貯留槽に貯留された材料を当該バケットにより把持するクレーンの制御をコンピュータに実行させるクレーン制御プログラムであって、前記バケットが前記材料貯留槽内に着床するまでの着床時間を計測する計時手順と、前記着床時間に基づき前記材料貯留槽の材料貯留量を推定する材料貯留槽内貯留量推定手順と、を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、材料貯留槽に貯留された材料の貯留量を把握するための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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