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公開番号
2025121508
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016937
出願日
2024-02-07
発明の名称
画像形成装置、測色部のメンテナンス方法および測色用チャート印刷紙
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
,
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
H04N
1/60 20060101AFI20250813BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像形成装置のインライン測色部のメンテナンスを行い易くする。
【解決手段】画像形成装置10が、画像形成部12と、インライン測色部16と、測色値に基づいて色調整を実施する画像処理部15と、を備えている。画像処理部15はカラーチャート31と共通の配列のチャートが分割された複数のカラーパターン34を測色することで得られた分割測色データ41aを合成する。画像処理部15は合成した複数の分割測色データ41aからカラーチャートに形成された複数のカラーパッチ30の測色値を取得可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙にカラーチャートを印刷する画像形成部と、
前記カラーチャートに形成された複数のカラーパッチを測色するインライン測色部と、
前記カラーチャートに形成された複数のカラーパッチの測色値に基づいて色調整を実施する画像処理部と、を備え、
前記画像処理部は、前記カラーチャートと共通にカラーパッチが配列されたチャートを分割した複数のカラーパターンを測色することで得られた複数の分割測色データを合成し、合成した前記複数の分割測色データから前記カラーチャートに形成された前記複数のカラーパッチの測色値を取得する、画像形成装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記カラーチャートが印刷されたチャート印刷紙の幅は320mmを超えるとともに、
前記カラーパターンが印刷された複数のパターン印刷紙の幅は何れも320mm以下である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記カラーパターンが印刷されたパターン印刷紙は、前記カラーチャートが印刷されたチャート印刷紙を裁断することで形成されている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記チャート印刷紙には、前記複数のカラーパターン間を裁断するための位置を示す裁断目印が設けられている、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記裁断目印は、前記複数のカラーパターン間に前記カラーパッチの整数倍の幅で無色に設けられた裁断領域を有する、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記測色部は、前記カラーチャートにおける前記裁断領域を前記複数のカラーパターンの前記複数のカラーパッチとともに測色し、該裁断領域の測色値を破棄する請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記複数のパターン印刷紙は、前記チャート印刷紙の測色時の用紙搬送方向に対して直交方向に、且つ、該用紙搬送方向に沿う長さが該用紙搬送方向と直交方向の長さより短くなるように、前記チャート印刷紙を裁断することで形成され、
前記パターン印刷紙の測色時の用紙搬送方向が前記チャート印刷紙の測色時の用紙搬送方向に対して直交している、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記チャート印刷紙には、裁断後における前記パターン印刷紙の用紙搬送方向が描画されている、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像処理部は、前記複数のカラーパターンの前記分割測色データにおける前記複数の測色値を、前記カラーチャートにおける前記複数のカラーパッチの順序に並べ替えて合成可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記複数のカラーパッチの形状は、前記複数のカラーパターン間で同一である、請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、測色部のメンテナンス方法および測色用チャート印刷紙に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置として、画像形成部で印刷されたカラーチャートがインライン測色部に通紙されて測色されるものが知られており、カラーチャートに含まれる多数のカラーパッチの測色値に基づいて色調整が実施される。
【0003】
多数のカラーパッチを測色する測色部について種々の装置が提案されている。例えば下記特許文献1に記載された測色装置では、測色する際、測色ヘッドが停止することなく移動できることで、多数のカラーパッチの測色が能率的に行えるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-283852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
インライン測色部を備えた画像形成装置では、インライン測色部の故障や校正等のメンテナンスのために、カラーチャートの測色ができないことがある。このような場合、印刷を可能にするために外部測色計を用いて測色することが考えられる。
ところが、外部測色計で測色可能なカラーチャートのサイズは、インライン測色部により測色可能なサイズより小さいことが多々ある。このような外部測色計を用いて、多数のカラーパッチを1個ずつ多数回にわたり測色して色調整を実施すると、測色や色調整に要する手間が著しく多くなってしまうことがある。
【0006】
そこで本発明は、インライン測色部のメンテナンスを行い易い画像形成装置および測色部のメンテナンス方法と、メンテナンスに使用し易いチャート印刷紙と、を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、カラーチャートを印刷する画像形成部と、カラーチャートのカラーパッチを測色するインライン測色部と、カラーパッチの測色値に基づいて色調整を実施する画像処理部と、を備える。そして画像処理部は、カラーチャートと共通にカラーパッチが配列されたチャートを分割した複数のカラーパターンを測色することで得られた複数の分割測色データを合成する。さらに画像形成部は、合成した複数の分割測色データからカラーチャートに形成された複数のカラーパッチの測色値を取得できる。
【0008】
本発明の測色部のメンテナンス方法は、カラーチャートを印刷し、カラーチャートのカラーパッチをインライン測色部で測色し、カラーパッチの測色値に基づいて色調整を実施するメンテナンス方法である。このメンテナンス方法は、カラーチャートと共通の配列のチャートが分割された複数のカラーパターンを測色することで得られた分割測色データを合成して、複数のカラーパッチの測色値を取得する。さらに、このメンテナンス方法は、カラーチャートにより取得した測色値と複数のカラーパターンにより取得した測色値とを比較することで、インライン測色部のメンテナンスの要否を判定する。
【0009】
本発明の測色用チャート印刷紙は、複数のカラーパッチを有するカラーチャートが印刷された測色用チャート印刷紙である。そしてカラーチャートには、複数のカラーパッチを有するカラーパターンが分離可能に複数設けられている。さらに複数のカラーパターン間で裁断されることで、カラーパターンが印刷された複数のパターン印刷紙が形成される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像形成装置のインライン測色部のメンテナンスを行い易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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