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公開番号
2025122244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2025094579,2021094184
出願日
2025-06-06,2021-06-04
発明の名称
通信端末、画像通信システム、画像表示方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20250813BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】他拠点において撮影された映像データの再生時間に応じて、適切な表示方向の画像を表示させることを目的とする。
【解決手段】撮影画像に写る被写体の一部の所定領域を表示可能な通信端末30は、他の通信端末30から配信された撮影画像を管理する通信管理システム50から当該撮影画像を含む映像データおよび当該映像データの再生時間ごとに通信端末30に表示させる所定領域を示す所定領域情報を受信し、受信された映像データの再生時間に対応する所定領域情報が存在する場合、受信された所定領域情報に示されている所定領域を示す画像を表示させる。
【選択図】図30
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影画像に写る被写体の一部の所定領域を表示可能な通信端末であって、
他の通信端末から配信された前記撮影画像を管理する通信管理システムから当該撮影画像を含む映像データおよび当該映像データの再生時間ごとに前記通信端末に表示させる所定領域を示す所定領域情報を受信する受信手段と、
受信された前記映像データの再生時間に対応する所定領域情報が存在する場合、受信された前記所定領域情報に示されている所定領域を示す画像を表示させる表示制御手段と、
を備える通信端末。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の通信端末であって、更に、
受信された前記所定領域情報に対応する再生時間における所定領域情報が存在する場合、受信された所定領域情報に示されている所定領域を示す所定領域画像を生成する生成手段を備え、
前記表示制御手段は、生成された前記所定領域画像を表示する通信端末。
【請求項3】
請求項1に記載の通信端末であって、更に、
受信された前記映像データの再生時間における所定領域情報が存在しない場合、受信された前記映像データが表示される所定領域の選択を受け付ける受付手段を備え、
前記表示制御手段は、前記選択が受け付けられた所定領域を示す所定領域画像を表示させる通信端末。
【請求項4】
請求項3に記載の通信端末であって、更に、
前記選択が受け付けられた前記所定領域を示す所定領域画像を生成する生成手段を備え、
前記表示制御手段は、生成された前記所定領域画像を表示する通信端末。
【請求項5】
前記映像データは、他の通信端末によって配信された録画データである請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信端末。
【請求項6】
前記撮影画像は、全天球画像である請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信端末。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信端末と、前記通信管理システムと、を備える画像通信システムであって、
前記通信管理システムは、
他の通信端末から送信された撮影画像データを受信する撮影画像データ受信手段と、
受信された前記撮影画像データが映像データである場合、当該映像データを録画する録画処理手段と、
録画された前記映像データを、前記通信端末へ送信する映像データ送信手段と、
を備える画像処理システム。
【請求項8】
請求項7に記載の画像通信システムであって、
前記通信管理システムは、更に、
録画された前記映像データにおける再生時間ごとに、前記所定領域を設定する設定手段を備え、
前記映像データ送信手段は、録画された前記映像データおよび設定された前記所定領域を示す所定領域情報を、前記通信端末へ送信する画像通信システム。
【請求項9】
前記設定手段は、録画された前記映像データの送信先となる前記通信端末ごとに異なる所定領域を設定する請求項8に記載の画像通信システム。
【請求項10】
請求項8または9に記載の画像通信システムであって、更に、
録画された前記映像データおよび設定された前記所定領域を示す所定領域情報を関連づけて記憶する記憶手段を備える画像通信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示内容は、通信端末、画像通信システム、画像表示方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の広角レンズまたは魚眼レンズを用いて全方位を撮影可能な撮影装置が知られている。また、このような撮影装置を用いて撮影された画像データをリアルタイムに配信し、撮影装置が設置された配信拠点の状況を、別拠点においてリアルタイムに閲覧可能なシステムが知られている。
【0003】
また、通信端末に全天球パノラマ画像をリアルタイムに取得可能な撮影装置を接続し、この撮影装置から取得された全天球パノラマ画像を相手方の各通信端末に送信し、相手方の各通信端末において、全天球パノラマ画像から当該画像の一部である所定領域を示す所定領域画像をディスプレイ等に表示する技術が知られている。これにより、各拠点の利用者は、全天球パノラマ画像の全体画像のうちで自分が気になる所定領域を示す所定領域画像を独自に決めて表示することができる。
【0004】
さらに、全天球パノラマ画像の配信において、閲覧者が自由に表示方向を変更できるため、閲覧者がそれぞれ異なる表示方向での閲覧が可能である。例えば、特許文献1には、全方位画像データからユーザの様々な製作意図を反映させた画像データを再生する目的で、全方位画像データの展開方式と画角を変更させ、変更されたときの録画時間データを記憶して再生する構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の方法では、映像データの配信において、ある時間帯は通信端末に表示させる表示方向を閲覧者に自由に操作させ、ある時間帯は通信端末に表示させる表示方向を同期させるように、配信者や閲覧者の要望に応じて通信端末に適切な所定領域を表示させることができないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決すべく、請求項1に係る発明は、撮影画像に写る被写体の一部の所定領域を表示可能な通信端末であって、他の通信端末から配信された前記撮影画像を管理する通信管理システムから当該撮影画像を含む映像データおよび当該映像データの再生時間ごとに前記通信端末に表示させる所定領域を示す所定領域情報を受信する受信手段と、受信された前記映像データの再生時間に対応する所定領域情報が存在する場合、受信された前記所定領域情報に示されている所定領域を示す画像を表示させる表示制御手段と、を備える通信端末である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、他拠点において撮影された映像データの再生時間に応じて、適切な表示方向の画像を表示させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(A)は撮影装置の左側面図であり、(B)は撮影装置の正面図であり、(C)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(A)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(B)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(C)は正距円筒図法により表された画像を示した図である。
(A)正距円筒射影画像で球を被う状態を示した概念図、(B)全天球画像を示した図である。
全天球画像を三次元の立体球とした場合の仮想カメラおよび所定領域の位置を示した図である。
(A)は図5の立体斜視図、(B)はディスプレイに所定領域の画像が表示されている状態を示す図である。
所定領域情報と所定領域Tの画像との関係を示した図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
画像通信システムの全体構成の一例を示す図である。
撮影装置のハードウエア構成の一例を示す図である。
通信端末および通信管理システムのハードウエア構成の一例を示す図である。
画像通信システムの機能構成の一例を示す図である。
画像通信システムの機能構成の一例を示す図である。
撮影装置管理テーブルの一例を示す概略図である。
画像種類管理テーブルの一例を示す概念図である。
所定領域管理テーブルの一例を示す概念図である。
セッション管理テーブルの一例を示す概略図である。
画像種類管理テーブルの一例を示す概念図である。
映像データ管理テーブルの一例を示す概念図である。
所定領域管理テーブルの一例を示す概略図である。
画像通信システムにおける特定の通信セッションへの参加処理の一例を示すシーケンス図である。
通信セッションの選択画面の一例を示す図である。
画像通信システムにおける画像種類情報の管理処理の一例を示すシーケンス図である。
画像通信システムにおける撮影画像データおよび音データの通信処理の一例を示すシーケンス図である。
通信端末に表示される表示画面の一例を示す図である。
映像データの録画処理の一例を示すフローチャートである。
配信条件の設定処理の一例を示すシーケンス図である。
配信条件設定画面の一例を示す図である。
録画された映像データの配信処理の一例を示すシーケンス図である。
通信端末における映像データの再生処理の一例を示すフローチャートである。
表示方向が同期されている場合において通信端末に表示される表示画面の一例を示す図である。
通信端末における表示方向の変更処理の一例を示すフローチャートである。
表示方向が同期されていない場合において通信端末に表示される表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
●実施形態●
●全天球画像の生成方法
図1乃至図8を用いて、全天球画像の生成方法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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