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公開番号2025122980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018763
出願日2024-02-09
発明の名称車両画像投影システム
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B60H 1/00 20060101AFI20250815BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員が空調装置の空調状態を直感的に認識し易くなる車両画像投影システムを提供する。
【解決手段】車両画像投影システム1は、車両9の空調装置95の空調状態に応じた柄を少なくとも1つ有する柄部3、及び柄の投影像を車両9の内部の投影領域に投影する少なくとも1つの投影部4を有する少なくとも1つのプロジェクタ2を備えて概略構成されている。この車両画像投影システム1は、空調状態に応じた投影像の投影を行うので、この構成を採用しない場合と比べて、乗員が空調装置の空調状態を直感的に認識し易くなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の空調装置の空調状態に応じた柄を少なくとも1つ有する柄部、及び前記柄の投影像を前記車両の内部の投影領域に投影する少なくとも1つの投影部を有する少なくとも1つの画像投影装置を備えた車両画像投影システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記画像投影装置は、前記空調装置の前記空調状態を変える機構に取り付けられた、
請求項1に記載の車両画像投影システム。
【請求項3】
前記空調状態を変える機構は、前記空調装置から送出される風向きを変える機構であり、
前記画像投影装置は、前記空調状態を変える機構により変えられた前記風向きの方向に前記投影像を投影する、
請求項2に記載の車両画像投影システム。
【請求項4】
前記画像投影装置は、
前記空調装置の前記空調状態に応じた複数の前記柄を有する前記柄部と、
複数の前記柄に対応した前記投影像を前記投影領域に投影する複数の前記投影部と、
前記空調装置から出力された制御信号に基づいて複数の前記投影部を制御し、前記空調状態に応じた前記投影像を投影させる制御部と、
を備えた、
請求項1に記載の車両画像投影システム。
【請求項5】
前記柄部は、複数の前記柄が領域によって分けられ、
前記制御部は、前記制御信号に応じて前記投影部を制御し、前記投影部から出力される投影光が照射される前記領域を切り替えて投影する前記柄を切り替える、
請求項4に記載の車両画像投影システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記制御信号に応じて前記空調状態の変化を複数の前記柄、又は前記投影領域を変化させるように前記投影部を制御する、
請求項5に記載の車両画像投影システム。
【請求項7】
前記柄部は、前記空調状態として風向きを示す柄を有する、
請求項5に記載の車両画像投影システム。
【請求項8】
前記車両の運転席と助手席の前方に配置されたディスプレイの表示面の裏側に配置され、前記裏側から前記投影領域に前記投影像を投影する前記画像投影装置を少なくとも1つ有する、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両画像投影システム。
【請求項9】
前記画像投影装置は、前記ディスプレイの前記裏側に配置されたパネルの意匠面を前記投影領域とする、
請求項8に記載の車両画像投影システム。
【請求項10】
前記車両の前記運転席側の前記パネルに、前記運転席側の前記空調状態に応じた前記投影像を投影する少なくとも1つの前記運転席側の前記画像投影装置と、
助手席側の前記パネルに、前記助手席側の前記空調状態に応じた前記投影像を投影する少なくとも1つの前記助手席側の前記画像投影装置と、
を備えた、
請求項9に記載の車両画像投影システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両画像投影システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、キャビンの前部において車両後方側に向けて突出する突出部の下縁部又は上縁部に設けられ、キャビンに向けて空気流を吹出させる第1の吹出口と、突出部における第1の吹出口よりも車両後方側に設けられ、第1の吹出口から吹出された空気流と交差する方向に向けて空気流を吹出させることによって第1の吹出口から吹出された空気流の風向を変更する第2の吹出口と、を備えた車両用空調装置の吹出口構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この車両用空調装置の吹出口構造は、第2の吹出口から吹出された空気流が第1の吹出口から吹出された空気流の側方から合流することで、第1の吹出口から吹出された空気流の風向が変更されるので、風向きを変えるレジスタをキャビンの前部に設ける必要がなく、意匠に優れている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-020566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来の車両用空調装置の吹出口構造は、その存在を乗員に感じさせず、また風向きなどの設定が操作パネルに集約されていることもあり、空調装置の空調状態が乗員にとって直感的に分かり辛い。
【0006】
従って本発明の目的は、乗員が空調装置の空調状態を直感的に認識し易くなる車両画像投影システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、車両の空調装置の空調状態に応じた柄を少なくとも1つ有する柄部、及び柄の投影像を車両の内部の投影領域に投影する少なくとも1つの投影部を有する少なくとも1つの画像投影装置を備えた車両画像投影システムを提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、乗員が空調装置の空調状態を直感的に認識し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、第1の実施の形態に係る車両画像投影システムが配置された車両の内部の一例を示す図であり、図1(b)は、車両画像投影システムのブロック図の一例である。
図2(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの一例を示す正面図であり、図2(b)は、柄部の一例である。
図3(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタの配置の一例を示し、図3(b)は、ディスプレイの裏側の一例である。
図4(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタが動きのある投影像を投影する際の柄部の一例を示す図であり、図4(b)~図4(d)は、同じ投影領域内で投影像が移動する一例を示す図である。
図5(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタが動きのある投影像を投影する際の柄部の一例を示す図であり、図5(b)~図5(d)は、投影領域を変化させながら投影像が移動する一例を示す図である。
図6(a)は、第1の実施の形態に係るプロジェクタが風量を投影する際の柄部の一例を示す図であり、図6(b)は、設定温度を投影する際の柄部の一例を示す図である。
図7(a)は、第2の実施の形態に係るプロジェクタの配置の一例を示す図であり、図7(b)及び図7(c)は、プロジェクタの取り付けの一例について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る車両画像投影システムは、車両の空調装置の空調状態に応じた柄を少なくとも1つ有する柄部、及び柄の投影像を車両の内部の投影領域に投影する少なくとも1つの投影部を有する少なくとも1つの画像投影装置を備えて概略構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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