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公開番号
2025123988
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019815
出願日
2024-02-13
発明の名称
脱輪抑止システム
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01L
5/24 20060101AFI20250818BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ホイールの締結状態に影響を及ぼすことなくホイールの取り付けの緩みを検出できる脱輪抑止システムを提供する。
【解決手段】脱輪抑止システムは、インジケータ部材と、センサと、判断部とを備える。インジケータ部材は、車輪を車両のハブに固定するための少なくとも1つのホイールナットに取り付けられるインジケータ部材であって、前記少なくとも1つのホイールナットとともに回転する第1部分と、前記少なくとも1つのホイールナットの回転角度に応じて変形する第2部分と、を有する。センサは、前記第2部分の変形状態に応じた検出信号を出力する。判断部は、前記センサの検出信号に基づいて、前記少なくとも1つのホイールナットの緩み度合いを判断する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車輪を車両のハブに固定するための少なくとも1つのホイールナットに取り付けられるインジケータ部材であって、前記少なくとも1つのホイールナットとともに回転する第1部分と、前記少なくとも1つのホイールナットの回転角度に応じて変形する第2部分と、を有するインジケータ部材と、
前記第2部分の変形状態に応じた検出信号を出力するセンサと、
前記センサの検出信号に基づいて、前記少なくとも1つのホイールナットの緩み度合いを判断する判断部と
を備える、
脱輪抑止システム。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記インジケータ部材は、少なくとも2つのホイールナットに取り付けられる、
請求項1に記載の脱輪抑止システム。
【請求項3】
前記判断部が、前記少なくとも1つのホイールナットが緩んでいると判断した場合に、アラートを生成するアラート生成部
をさらに備える、
請求項1または2に記載の脱輪抑止システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車軸からの車輪の脱落を抑止する脱輪抑止システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、自動車及び各種産業機械の動力伝達系のメンテナンス用装置等となる、ホイール締結状態判定装置を開示する。ホイール締結状態判定装置は、ホイールの全周にわたり設けられ、ホイールをハブに取り付けるハブボルトの頭部とホイールナットとの間に介在するリング状のスペーサ状部材と、スペーサ状部材における周方向複数個所に設けられてスペーサ状部材の歪を検出する歪センサとを備える。スペーサ状部材は、各部位のハブボルトとホイールナットとによる締め付け力の差によって変形を生じさせるための部材である。このホイール締結状態判定装置によれば、歪センサの測定データに基づき、ホイールの周方向複数個所における締結状態を確認することができる。また、車両点検時に歪センサの測定データを過去の測定データと比較することにより、各ホイールナットの緩みを検出することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6639838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で開示されるホイール締結状態判定装置では、ハブボルトの頭部とホイールナットとの間にスペーサ状部材を介在させなければならない。しかし、スペーサ状部材に割れ等が生じると、これに起因してホイールの締結状態に緩みが生じる可能性が高い。また、スペーサ状部材を介在させる取り付け方法自体が、ホイールの締結状態の緩みを招来し易くなることが知られている。
【0005】
本発明は、ホイールの締結状態に影響を及ぼすことなくホイールの締結部材の緩みを検出できる脱輪抑止システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1観点に係る脱輪抑止システムは、インジケータ部材と、センサと、判断部とを備える。インジケータ部材は、車輪を車両のハブに固定するための少なくとも1つのホイールナットに取り付けられるインジケータ部材であって、前記少なくとも1つのホイールナットとともに回転する第1部分と、前記少なくとも1つのホイールナットの回転角度に応じて変形する第2部分と、を有する。センサは、前記第2部分の変形状態に応じた検出信号を出力する。判断部は、前記センサの検出信号に基づいて、前記少なくとも1つのホイールナットの緩み度合いを判断する。
【0007】
本発明の第2観点に係る脱輪抑止システムは、第1観点に係る脱輪抑止システムであって、前記インジケータ部材は、少なくとも2つのホイールナットに取り付けられる。
【0008】
本発明の第3観点に係る脱輪抑止システムは、第1観点または第2観点に係る脱輪抑止システムであって、前記判断部が、前記少なくとも1つのホイールナットが緩んでいると判断した場合に、アラートを生成するアラート生成部をさらに備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ホイールの締結状態に影響を及ぼすことなくホイールの取り付けの緩みを検出できる脱輪抑止システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る脱輪抑止システムの全体構成を示す図。
図1のインジケータ部材の平面図及び側面図。
脱輪抑止システムの電気的構成を示すブロック図。
脱輪抑止システムの処理を示すフローチャート。
脱輪抑止システムの処理を示すフローチャート。
実施例に係るインジケータ部材が取り付けられたホイールナットの図。
実施例1に係るひずみゲージの電圧値のグラフ。
実施例2に係るひずみゲージの電圧値のグラフ。
実施例3に係るひずみゲージの電圧値のグラフ。
実施例4に係るひずみゲージの電圧値のグラフ。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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