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公開番号
2025124400
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020424
出願日
2024-02-14
発明の名称
電気的接続装置
出願人
株式会社日本マイクロニクス
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
1/073 20060101AFI20250819BHJP(測定;試験)
要約
【課題】基板の相互間の電気的な接続が安定する電気的接続装置を提供する。
【解決手段】電気的接続装置1は、プローブ10と、プローブ10と電気的に接続する第1電極21、内部配線200、および内部配線200を介して第1電極21と電気的に接続する第2電極22を含む配線基板20と、第1シート面311に配置された第1接続部31、第1シート面311の反対方向を向く第2シート面312に配置された第2接続部32、および第1接続部31と第2接続部32の少なくともいずれかと電気的に接続する内部回路を含み、可撓性を有する配線シート30を備える。第1接続部31と第2接続部32の少なくともいずれかに、配線シート30の厚さ方向に垂直な面に対して斜めに突出する導電性を有する爪部300が配置されている。爪部300を介して配線基板20の内部配線200と配線シート30の内部回路が電気的に接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検査対象物の検査に使用される電気的接続装置であって、
前記検査対象物と接触可能に配置された先端部および前記先端部に連結する基端部を有する検査用端子と、
前記検査用端子と電気的に接続する第1電極、内部配線、および前記内部配線を介して前記第1電極と電気的に接続する第2電極を含む配線基板と、
第1シート面に配置された第1接続部、前記第1シート面の反対方向を向く第2シート面に配置された第2接続部、および前記第1接続部と前記第2接続部の少なくともいずれかと電気的に接続する内部回路を含み、可撓性を有する配線シートと、
を備え、
前記第1接続部と前記第2接続部の少なくともいずれかに、前記配線シートの厚さ方向に垂直な面に対して斜めに突出する導電性を有する爪部が配置され、
前記爪部を介して前記配線基板の前記内部配線と前記配線シートの前記内部回路が電気的に接続する、
電気的接続装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
配線パターンを含むプリント基板を更に備え、
前記配線シートが、前記配線基板と前記プリント基板の間に配置され、
前記爪部が前記第1接続部および前記第2接続部に配置され、
前記第1接続部が前記爪部を介して前記第2電極に接続し、
前記第2接続部が前記爪部を介して前記配線パターンに接続する、
請求項1に記載の電気的接続装置。
【請求項3】
前記検査用端子を保持するプローブヘッドを更に備え、
前記配線シートが、前記プローブヘッドと前記配線基板の間に配置され、
前記爪部が前記第2接続部にのみ配置され、
前記第2接続部が前記爪部を介して前記第1電極に接続し、
前記第1接続部が前記プローブヘッドから露出する前記検査用端子の前記基端部に前記爪部を介さずに接続する、
請求項1又は2に記載の電気的接続装置。
【請求項4】
前記爪部が前記厚さ方向に弾性変形が可能である、請求項1に記載の電気的接続装置。
【請求項5】
前記第1接続部と前記第2接続部の少なくともいずれかが、前記配線シートに固定された支持部を含み、
前記爪部が、前記支持部に接続する固定端、および前記配線シートから離隔された自由端を有する片持ち梁構造である、
請求項4に記載の電気的接続装置。
【請求項6】
1つの前記支持部に、突出方向が同じ2つの前記爪部が接続している、請求項5に記載の電気的接続装置。
【請求項7】
1つの前記支持部に、突出方向が異なる2つの前記爪部が接続している、請求項5に記載の電気的接続装置。
【請求項8】
前記厚さ方向の法線方向から見た平面視において、複数の前記爪部がマトリクス状に配置されている、請求項1に記載の電気的接続装置。
【請求項9】
突出する方向が相互に逆向きの前記爪部が隣接する、請求項8に記載の電気的接続装置。
【請求項10】
前記配線シートが、絶縁材のカバーフィルムによって導電性フィルムと絶縁性フィルムの積層体を挟んだ構造を有する、請求項1に記載の電気的接続装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査対象物の電気的特性の検査に使用される電気的接続装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
集積回路などの検査対象物の電気的特性を測定するために、検査対象物に接触させる検査用端子を有する電気的接続装置が用いられている。電気的接続装置を用いる測定では、検査用端子を介して検査対象物をテスタなどの検査装置と電気的に接続させる。検査対象物について種々の特性を測定するために、電気的接続装置は、プリント基板およびスペーストランスフォーマなどの複数の基板が重ね合わされて構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-178901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気的接続装置を構成する複数の基板の平坦度が異なると、基板の間に隙間が生じ、基板の相互間の電気的な接続の安定性が低下する。本発明は、基板の相互間の電気的な接続が安定する電気的接続装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る電気的接続装置は、検査用端子と、検査用端子と電気的に接続する第1電極、内部配線、第2電極を含む配線基板と、第1シート面に配置された第1接続部、第2シート面に配置された第2接続部、および第1接続部と第2接続部の少なくともいずれかと電気的に接続する内部回路を含み、可撓性を有する配線シートとを備える。第1接続部と第2接続部の少なくともいずれかに、配線シートの厚さ方向に垂直な面に対して斜めに突出する導電性を有する爪部が配置されている。爪部を介して配線基板の内部配線と配線シートの内部回路が電気的に接続する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、基板の相互間の電気的な接続が安定する電気的接続装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。
図2Aは、第1の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式的な平面図である。
図2Bは、第1の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式的な断面図である。
図3は、第1の実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの構造の例を示す模式的な断面図である。
図4は、第1の実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの爪部の構造の例を示す模式図である。
図5は、第1の実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの爪部の配置の例を示す模式図である。
図6は、第1の実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの爪部の延伸方向の例を示す模式図である。
図7は、第1の実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの爪部の構造の他の例を示す模式図である。
図8は、第1の実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの爪部の構造の更に他の例を示す模式図である。
図9は、実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの内部回路の例を示す模式図である。
図10は、実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの内部回路の他の例を示す模式図である。
図11は、実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの内部回路の他の例を示す模式図である。
図12は、図11に示した配線シートを用いたループバック回路の例を示す模式図である。
図13は、実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの内部回路の他の例を示す模式図である。
図14は、実施形態に係る電気的接続装置の配線シートの内部回路の他の例を示す模式図である。
図15は、第2の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。
図16は、第3の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各部の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置などを下記のものに特定するものでない。
【0009】
(第1の実施形態)
図1に示す第1の実施形態に係る電気的接続装置1は、検査対象物2の検査に使用される。電気的接続装置1は、検査時の検査対象物2と接触する複数のプローブ10と、プローブ10に接続された配線基板20と、配線基板20に積層された配線シート30と、配線シート30に積層されたプリント基板40を備える。電気的接続装置1は、プリント基板40に積層されたスティフナ50を更に備える。以下の説明において、検査対象物2から見て電気的接続装置1が位置している方向を上方向、電気的接続装置1から見て検査対象物2が位置している方向を下方向とする。図1に示すように、下方から上方に向かう方向をZ方向、Z方向に垂直な平面をXY平面とする。図1では、図面の左右方向がX方向であり、奥行方向がY方向である。また、電気的接続装置1の構成部品のそれぞれにおいて、上方向を向いた面を上面、下方向を向いた面を下面とも称する。
【0010】
プローブ10は、検査対象物2と検査装置を電気的に接続させる検査用端子として機能する。プローブ10は、検査対象物2と接触可能に配置された先端部および先端部に連結する基端部を有する。プローブ10は、図1に示すように、プローブ10が貫通するプローブヘッド60によって支持されてもよい。例えば、プローブ10は、プローブヘッド60に形成された貫通孔を通過した状態で保持される。プローブヘッド60は、例えば配線基板20に固定される。プローブ10の基端部は、配線基板20に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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