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公開番号
2025124560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020724
出願日
2024-02-14
発明の名称
有機化合物分解装置
出願人
株式会社イノアックコーポレーション
代理人
個人
,
個人
主分類
B01J
19/24 20060101AFI20250819BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】有機化合物の分解を促進するための技術の開発が求められている。
【解決手段】発明の一態様は、供給されてきた空気中の酸素から活性酸素を生成する活性酸素生成装置と、前記活性酸素により有機化合物が分解される反応器と、前記活性酸素生成装置に配管で接続され、前記活性酸素生成装置へと供給される空気を冷却する冷却装置と、を備える有機化合物分解装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
供給されてきた空気中の酸素から活性酸素を生成する活性酸素生成装置と、
前記活性酸素により有機化合物が分解される反応器と、
前記活性酸素生成装置に配管で接続され、前記活性酸素生成装置へと供給される空気を冷却する冷却装置と、を備える有機化合物分解装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記冷却装置へ圧縮空気を供給する空気供給装置を備え、
前記冷却装置は、ボルテックスチューブを備える請求項1に記載の有機化合物分解装置。
【請求項3】
前記冷却装置から前記活性酸素生成装置への空気の供給路に、拡張室を備える請求項2に記載の有機化合物分解装置。
【請求項4】
前記反応器内の前記有機化合物を加熱する加熱装置を備える請求項1から3の何れか一項に記載の有機化合物分解装置。
【請求項5】
前記活性酸素生成装置は、コロナ放電により酸素分子に電子を付与する装置である請求項4に記載の有機化合物分解装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、有機化合物分解装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
有機化合物を活性酸素により分解する有機化合物分解装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-117946(段落[0028]、[0029]等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
有機化合物の分解を促進するための技術の開発が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
発明の一態様は、供給されてきた空気中の酸素から活性酸素を生成する活性酸素生成装置と、前記活性酸素により有機化合物が分解される反応器と、前記活性酸素生成装置に配管で接続され、前記活性酸素生成装置へと供給される空気を冷却する冷却装置と、を備える有機化合物分解装置である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
有機化合物分解装置の概略図
冷却装置の断面図
【発明を実施するための形態】
【0007】
[第1実施形態]
図1には、第1実施形態に係る有機化合物分解装置10(以下、適宜、「分解装置10」と呼ぶ。)が示されている。分解装置10は、有機化合物80を活性酸素を使用して分解する。分解装置10には、空気中の酸素から活性酸素を生成する活性酸素生成装置20と、分解される有機化合物80が収容される反応器30が備えられている。なお、有機化合物80は、活性酸素で分解可能なものであれば特に限定されるものではなく、例えば、合成樹脂等の樹脂製のものであってもよいし、生ごみであってもよい。
【0008】
本実施形態の分解装置10の例では、活性酸素生成装置20に空気を供給する空気供給装置11が備えられている。空気供給装置11からの空気は、空気供給路12を通って活性酸素生成装置20へと供給される。本実施形態の例では、空気供給装置11として、圧縮空気を供給するコンプレッサが設けられている。なお、空気供給装置11は、圧縮していない空気を供給するものであってもよい。
【0009】
本実施形態の例では、分解装置10には、反応器30内の有機化合物80を加熱する加熱装置40が備えられている。加熱装置40の加熱により、有機化合物の分解を促進することができる。例えば、反応器30は、有機化合物80が載置されるステージ31(例えば、反応器30の互いに対向する内壁に差し渡された板状部材)を備え、ステージ31が加熱装置40(ヒーター等)によって加熱される構成であってもよい。なお、例えば、ステージ31上にセラミック灰等を下敷きとして敷いて、その上に有機化合物80を配置してもよい。この構成では、加熱装置40でセラミック灰を加熱することで、有機化合物80を加熱してもよい。
【0010】
本実施形態の分解装置10では、加熱装置40による加熱は、有機化合物80を発火温度より低い温度の範囲で加熱するものであり、有機化合物80を発火温度より10~50℃低い温度で加熱することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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