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公開番号
2025126597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022914
出願日
2024-02-19
発明の名称
建設現場における不要材の運搬方法、および、建設現場における不要材運搬システム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
21/14 20060101AFI20250822BHJP(建築物)
要約
【課題】 建設現場における作業効率を低下させることを抑えつつ、不要材の運搬作業を行うための技術を提供する。
【解決手段】 建設中の建物において、不要材(廃棄物等)の車輌への積み込みを行う積載階(1階)から、当該積載階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機(仮設エレベータ10)を備え、作業者の非作業中に、不要材(廃棄物等)を昇降機(仮設エレベータ10)により積載階(1階)に搬送し、搬送した当該不要材(廃棄物等)を当該積載階(1階)の不要材積載場(トラックヤード30)に運搬する不要材運搬工程を実行する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
建設中の建物において、不要材の車輌への積み込みを行う積載階から、当該積載階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、
前記作業者の非作業中に、前記不要材を前記昇降機により前記積載階に搬送し、搬送した当該不要材を当該積載階の不要材積載場に運搬する不要材運搬工程を実行することを特徴とする建設現場における不要材の運搬方法。
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【請求項2】
建設中の建物において、不要材の車輌への積み込みを行う積載階から、当該積載階に隣接する隣接階、および、当該積載階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、
前記不要材を前記昇降機により前記積載階に搬送し、搬送した当該不要材を当該積載階の不要材積載場に運搬する不要材運搬工程を実行し、
前記不要材運搬工程は、
前記作業者の非作業中に、前記不要材を前記昇降機により前記隣接階に搬送し、搬送した当該不要材を当該隣接階の不要材仮置き場に仮置きする不要材仮置き工程と、
前記作業者が作業中であるか否かに関わらず、前記仮置きした前記不要材を前記積載階の不要材積載場に運搬する積載階不要材運搬工程と、を含むことを特徴とする建設現場における不要材の運搬方法。
【請求項3】
前記不要材運搬工程は、
前記作業者の非作業中に、前記不要材を前記昇降機により積載階以外の他階に搬送し、搬送した当該不要材を当該他階の必要材置き場に運搬する他階必要材運搬工程を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の建設現場における不要材の運搬方法。
【請求項4】
前記積載階から前記隣接階に亘って設けられた仮設構造物をさらに備え、
前記積載階不要材運搬工程は、前記仮設構造物を使用して実行する工程であることを特徴とする請求項2に記載の建設現場における不要材の運搬方法。
【請求項5】
建設中の建物において、不要材の車輌への積み込みを行う積載階から、当該積載階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、
前記作業者の非作業中に、前記不要材を前記昇降機により前記積載階に搬送し、搬送した当該不要材を当該積載階の不要材積載場に運搬することを特徴とする建設現場における不要材運搬システム。
【請求項6】
建設中の建物において、不要材の車輌への積み込みを行う積載階から、当該積載階に隣接する隣接階、および、当該積載階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、
前記作業者の非作業中に、前記不要材を前記昇降機により前記隣接階に搬送し、搬送した当該不要材を前記隣接階の不要材仮置き場に仮置きし、
前記作業者が作業中であるか否かに関わらず、前記仮置きした前記不要材を前記積載階の不要材積載場に運搬することを特徴とする建設現場における不要材運搬システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建設現場における不要材の運搬方法、および、建設現場における不要材運搬システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ビルやマンション等の建設現場においては、建設現場で使用する資材等を積載した車輌から資材等を荷下ろしする荷下ろし階(例えば、1階)で行い、荷下ろしした資材等は荷下ろし階に仮置きするとともに、仮置きした資材等は作業者が使用する仮設エレベータ等の昇降機により各階に搬送するようにしていた。
【0003】
例えば、特許文献1には、建築物の1階~n階に亘って形成した楊重リフトと、無人搬送車により、1階のストックヤード(仮置き場)に搬入した各種の資材を1階以外の各階に運搬する技術が開示されている。
【0004】
この特許文献1に開示された技術によれば、建設現場に搬入された各種の資材を指定された工区及び作業位置へ無人で自動的に搬送することができるため、資材の運搬作業を夜間等の就労時間外に行なうことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平4-75994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような建設現場においては、作業者が作業している階では不要となった不要材を運搬する作業が発生することがある。しかしながら、作業者の作業時間帯に不要材の運搬作業を行うと、作業者や作業者以外の関係者等が使用する昇降機を不要材の運搬作業で使用することになるため、不要材の運搬作業というのは建設現場における作業効率を低下させる一因である。
【0007】
本開示は、建設現場における作業効率を低下させることを抑えつつ、不要材の運搬作業を行うための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本開示の建設現場における不要材の運搬方法は、建設中の建物において、不要材の車輌への積み込みを行う積載階から、当該積載階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、前記作業者の非作業中に、前記不要材を前記昇降機により前記積載階に搬送し、搬送した当該不要材を当該積載階の不要材積載場に運搬する不要材運搬工程を実行する。
【0009】
また、本開示の建設現場における不要材の運搬方法は、建設中の建物において、不要材の車輌への積み込みを行う積載階から、当該積載階に隣接する隣接階、および、当該積載階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、前記不要材を前記昇降機により前記積載階に搬送し、搬送した当該不要材を当該積載階の不要材積載場に運搬する不要材運搬工程を実行し、前記不要材運搬工程は、前記作業者の非作業中に、前記不要材を前記昇降機により前記隣接階に搬送し、搬送した当該不要材を当該隣接階の不要材仮置き場に仮置きする不要材仮置き工程と、前記作業者が作業中であるか否かに関わらず、前記仮置きした前記不要材を前記積載階の不要材積載場に運搬する積載階不要材運搬工程と、を含む。
【0010】
また、本開示の建設現場における不要材の運搬システムは、建設中の建物において、不要材の車輌への積み込みを行う積載階から、当該積載階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、前記作業者の非作業中に、前記不要材を前記昇降機により前記積載階に搬送し、搬送した当該不要材を当該積載階の不要材積載場に運搬する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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