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公開番号2025127596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024374
出願日2024-02-21
発明の名称設計支援プログラムおよび設計支援装置
出願人旭化成株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20250826BHJP(計算;計数)
要約【課題】コストに優れた膜ろ過設備を、高い自由度で設計できる設計支援プログラムを提供する。
【解決手段】設計支援装置による供給水を処理する複数の膜モジュールを有する膜ろ過設備の設計支援プログラムであって、供給水の特性を示す供給水情報に基づいて膜モジュールの種類を決定する膜モジュール種類決定部115による膜モジュール種類決定手順と、膜モジュール本数を決定する膜モジュール本数決定部120による膜モジュール本数決定手順と、複数の膜モジュールを区分したユニットの数であるユニット数を決定するユニット数決定部130によるユニット数決定手順と、をコンピュータに実行させる。
【選択図】図2C
特許請求の範囲【請求項1】
供給水を処理する複数の膜モジュールを有する膜ろ過設備の設計支援プログラムであって、
前記供給水の特性を示す供給水情報に基づいて膜モジュールの種類を決定する膜モジュール種類決定手順と、
膜モジュール本数を決定する膜モジュール本数決定手順と、
前記複数の膜モジュールを区分したユニットの数であるユニット数を決定するユニット数決定手順と、
をコンピュータに実行させる設計支援プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記供給水情報は、供給水の水タイプ、水質、および処理水量を含む
請求項1に記載の設計支援プログラム。
【請求項3】
前記ユニット数および対応する処理水量を、それぞれ、参照ユニット数および参照処理水量として、関連付けて記憶する記憶手順を前記コンピュータに実行させる
請求項2に記載の設計支援プログラム。
【請求項4】
前記記憶手順は、前記ユニット数に対応する水タイプを、参照水タイプとして記憶する手順を有する
請求項3に記載の設計支援プログラム。
【請求項5】
前記ユニット数決定手順は、前記供給水情報に含まれる前記処理水量と、前記記憶手順によって記憶された前記参照ユニット数および前記参照処理水量とに基づいて、前記ユニット数を決定する手順を有する
請求項3に記載の設計支援プログラム。
【請求項6】
前記記憶手順は、前記膜モジュールの洗浄期間を含む洗浄条件と、対応する水タイプおよび水質とを、それぞれ、参照洗浄条件、参照水タイプおよび参照水質として、関連付けて記憶する手順を有する
請求項3に記載の設計支援プログラム。
【請求項7】
前記膜モジュール本数決定手順は、
前記供給水情報に含まれる前記水タイプおよび前記水質と、前記記憶手順によって記憶された前記参照洗浄条件とに基づいて、それぞれの膜モジュールの単位時間当たり処理水量を算出する手順と、
前記供給水情報に含まれる前記処理水量と、前記単位時間当たり処理水量とに基づいて、前記膜モジュールの本数を決定する手順と
を有する、請求項6に記載の設計支援プログラム。
【請求項8】
前記ユニット数に基づいて、前記膜ろ過設備が有する周辺機器の仕様を決定する周辺機器設計手順を前記コンピュータに実行させる
請求項1に記載の設計支援プログラム。
【請求項9】
ユニット当たりの膜モジュールの本数に基づいて、前記ユニットのレイアウトを決定するレイアウト設計手順を前記コンピュータに実行させる
請求項8に記載の設計支援プログラム。
【請求項10】
前記周辺機器と、測定機器とを示す配管計装図を作成する配管計装図作成手順を前記コンピュータに実行させる
請求項8に記載の設計支援プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、設計支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、精密ろ過膜、限外ろ過膜等の膜モジュールあるいは膜モジュール群を用いて膜ろ過を行う水処理装置を利用した純水装置、脱塩装置、浄水装置、排水処理装置等が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2003-24938号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような膜ろ過設備の設計においては、コストに優れた膜ろ過設備を、高い自由度で設計できることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、供給水を処理する複数の膜モジュールを有する膜ろ過設備の設計支援プログラムであって、前記供給水の特性を示す供給水情報に基づいて膜モジュールの種類を決定する膜モジュール種類決定手順と、膜モジュール本数を決定する膜モジュール本数決定手順と、前記複数の膜モジュールを区分したユニットの数であるユニット数を決定するユニット数決定手順とをコンピュータに実行させる設計支援プログラムを提供する。
【0005】
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
水処理システム200の構成の一例を示す。
設計支援装置100の構成の一例を示す。
入力情報52および出力情報53の具体例を示す。
設計支援装置100による設計支援方法の一例を示すブロック図である。
記憶部140の構成の一例を示す。
記憶部140の構成の一例を示す。
膜モジュール本数決定部120の実行手順の一例を示す。
ユニット数決定部130の実行手順の一例を示す。
周辺機器設計部160の実行手順の一例を示す。
レイアウト設計部170の実行手順の一例を示す。
配管計装図作成部180の実行手順の一例を示す。
運転コスト計算部190の実行手順の一例を示す。
本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。
設計支援システム1000の構成の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0008】
図1は、水処理システム200の構成の一例を示す。本例の水処理システム200は、原水槽210、前処理ユニット220、供給水槽230、供給ポンプ240、ストレーナ245、膜ろ過設備250、膜ろ過水槽254、逆洗ポンプ256、エア洗浄ユニット255、薬品洗浄ユニット257、およびROシステム260を備える。本例の水処理システム200は、河川水等の原水を処理して浄水を得るための水処理システムであるが、本例に限られない。他の例では、下水の二次処理水を処理するための水処理システムであってもよい。
【0009】
原水槽210は、河川水、湧き水、湖水等の原水を貯水する水槽である。原水槽210では、原水に含まれる砂、ゴミ等が除去される。
【0010】
前処理ユニット220は、原水槽210の原水を膜ろ過設備250に供給する前に、原水を前処理する設備である。例えば、前処理ユニット220は、凝集沈殿池、砂ろ過池、粉末活性炭注入設備、オゾン処理設備、活性炭ろ過設備である。本明細書では、膜ろ過設備250に供給されるために前処理された原水を供給水と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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