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公開番号2025127843
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024780
出願日2024-02-21
発明の名称通信装置、通信プログラム、通信方法及び通信システム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H04M 1/72403 20210101AFI20250826BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通話の効率化のため、発信側が入力した用件に関連する情報を、着信側が早期に検索して表示することができるようにする。
【解決手段】かかる課題を解決するために、本発明は、発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置において、対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理部と、呼処理部により抽出された通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置において、
前記対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、前記対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理部と、
前記呼処理部により抽出された前記通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索手段と
を備えることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記検索手段が、電子メールの履歴情報の中から、前記通話に関連する語を含む電子メールを検索して検索結果を表示するものであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記検索手段が、電子メールの履歴情報の中から、前記通話に関連する語を含む複数の電子メールを検索した場合に、検索した前記複数の電子メールのうち、最新の電子メールを表示することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記検索手段が、電子メールの履歴情報の中から、前記通話に関連する語を含む複数の電子メールを検索した場合に、検索した前記複数の電子メールの一覧を表示することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記検索手段が、電子メールの履歴情報に中から、前記通話に関連する語を含む電子メールを検索し、その検索した電子メールにファイルが添付されている場合、検索した前記電子ファイルを表示すると共に、前記ファイルを開いて表示することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置の通信プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、前記対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理部と、
前記呼処理部により抽出された前記通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索手段と
して機能させることを特徴とする通信プログラム。
【請求項7】
発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置における通信方法において、
前記着信側の通信装置が、
前記対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、前記対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する抽出ステップと、
前記呼処理ステップにより抽出された前記通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索ステップと
を実行することを特徴とする通信方法。
【請求項8】
発信側の対向装置と、前記発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置とを備える通信システムにおいて、
前記着信側の通信装置は、
前記対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、前記対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理部と、
前記呼処理部により抽出された前記通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索手段と
を備えることを特徴とする通信システム。
【請求項9】
発信側の対向装置と、前記発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置とを備える通信システムにおける通信方法において、
前記着信側の通信装置が、
前記対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、前記対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理ステップと、
前記呼処理ステップにより抽出された前記通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索ステップと
を実行することを特徴とする通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、通信プログラム、通信方法及び通信システムに関し、例えば、電子メールソフトウェア(以下、「メールソフト」とも呼ぶ。)を連携可能なコミュニケーションシステムに適用し得るものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コミュニケーションシステムにおいて、ソフトフォンを使用して発着信する場合、ソフトフォンの用件通知機能を利用して着信側が事前に情報を表示できるものがある。例えば、発信時に発信者が情報を用件として入力し、発信シグナリングを送信し、着信端末では、シグナリング中に発信側から取得した情報を用件として表示する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
沖電気工業株式会社ホームページ,商品・サービス紹介,“アプリケーションソフトウェア「Com@WILL」 Com@WILLソフトフォン”,2023年12月13日検索,URLhttps://www.oki.com/jp/uc/comwill/softphone/
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した方法は、着信端末に用件を表示することはできるが、用件に関連する情報(例えば、用件に関係する資料、用件に関連する電子メールなど)を表示させることができない。そのため、通話開始時あるいは通話開始後に、着信者が自らコンピュータを操作して、用件に関連する情報を検索する必要があるという課題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上述した課題に鑑み、通話の効率化のため、発信側が入力した用件に関連する情報を、着信側が早期に検索して表示することができる通信装置、通信プログラム、通信方法及び通信システムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するために、第1の本発明は、発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置において、(1)対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理部と、(2)呼処理部により抽出された通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
第2の本発明は、発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置の通信プログラムにおいて、コンピュータを、(1)対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理部と、(2)呼処理部により抽出された通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索手段として機能させることを特徴とする。
【0008】
第3の本発明は、発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信方法において、前記着信側の通信装置が、(1)対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理ステップと、(2)前記呼処理ステップにより抽出された前記通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索ステップとを実行することを特徴とする。
【0009】
第4の本発明は、発信側の対向装置と、発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置とを備える通信システムにおいて、着信側の通信装置は、(1)対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理部と、(2)呼処理部により抽出された通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
第5の本発明は、発信側の対向装置と、発信側の対向装置との間で呼を確立して通信を行なう着信側の通信装置とを備える通信システムにおける通信方法において、着信側の通信装置が、(1)対向装置からの呼制御メッセージに基づいて呼処理を行なうものであり、対向装置からの発呼メッセージに含まれる通話に関連する語を抽出する呼処理ステップと、(2)呼処理ステップにより抽出された通話に関連する語を検索語として、通話に係るファイルを検索して検索結果を表示する検索ステップとを実行することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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