TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025129328
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2025112833,2022028874
出願日
2025-07-03,2022-02-28
発明の名称
アンテナモジュール
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01Q
7/06 20060101AFI20250828BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】より簡単なプロセスで作製可能なアンテナモジュールを提供する。
【解決手段】アンテナモジュール1は、基材30と、基材30の一方の表面31に設けられたコイルパターンCPと、基材30の他方の表面32を覆い貫通孔21を備えた磁性体20とを備える。コイルパターンCPは第1及び第2コイル区間100,200を有する。第2コイル区間200は第1コイル区間100の開口内に配置される。第1コイル区間100の内周端は第2コイル区間200の外周端に接続される。第2コイル区間200は、第1コイル区間100に沿って延在する第1延在区間210と、平面視で第1延在区間210から貫通孔21に向かって突出し、貫通孔21と重なる状態で第1延在区間210とは逆方向に旋回する第2延在区間220とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
コイルパターンと、
貫通孔を備えた磁性体と、を備え、
前記コイルパターンは、前記磁性体の周縁に沿って延在する第1延在区間と、平面視で前記第1延在区間から前記貫通孔に向かって突出し、前記第1延在区間とは逆方向に旋回する第2延在区間とを有し、
前記第2延在区間は、複数の第1区間と、前記第1延在区間の各ターンの一端から前記複数の第1区間のそれぞれ対応する一端に向かって延在する複数の第2区間と、前記第1区間の各ターンの他端から前記複数の第1延在区間のそれぞれ対応する他端に向かって延在する複数の第3区間とを含む、
アンテナモジュール。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記コイルパターンの両端がいずれも開放されている、請求項1に記載のアンテナモジュール。
【請求項3】
前記貫通孔は、前記第1延在区間の短辺に沿った方向に延在し、互いに反対側に位置する第1及び第2辺と、前記第1延在区間の長辺に沿った方向に延在し、互いに反対側に位置する第3及び第4辺とを有し、
前記第2延在区間の前記第1、第2及び第3区間は、それぞれ前記第2、第3及び第4辺に沿って延在する、請求項1又は2に記載のアンテナモジュール。
【請求項4】
前記第2及び第3区間は、前記第1辺に沿った区間を介することなく、前記第1延在区間に連結される、請求項3に記載のアンテナモジュール。
【請求項5】
前記第2延在区間のパターン幅は、前記第1延在区間のパターン幅より細い、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
【請求項6】
前記コイルパターンは、前記第1及び第2延在区間に囲まれた開口内に配置され、前記貫通孔と重ならない第3コイル区間をさらに有し、
前記第1及び第2延在区間を含む第2コイル区間の内周端は、前記第3コイル区間の外周端に接続される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
【請求項7】
前記第3コイル区間は、前記第2コイル区間の前記第1及び第2延在区間に沿って周回する、請求項6に記載のアンテナモジュール。
【請求項8】
前記コイルパターンは、前記第1延在区間と前記磁性体の周縁の間に位置する第1コイル区間をさらに有する、請求項6又は7に記載のアンテナモジュール。
【請求項9】
前記第3コイル区間のターン数は、前記第1コイル区間のターン数より多い、請求項6乃至8のいずれか一項に記載のアンテナモジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はアンテナモジュールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、無線通信機能を有するICカードが開示されている。特許文献1に記載されたICカードには、磁性体、磁性体と重なるアンテナコイル及び磁性体の貫通孔と重なるカップリングコイルを備えるアンテナモジュールと、カップリングコイルと電磁界結合するICモジュールが内蔵されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-195050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたアンテナモジュールにおいては、基材の一方の表面にアンテナコイルが形成され、基材の他方の表面にカップリングコイルが形成されている。このため、基材の両面に導体パターンを形成する必要があるとともに、基材の両面に形成された導体パターン同士を接続するためのビア導体を設ける必要があり、製造プロセスの観点で改善の余地があった。
【0005】
したがって、本開示は、より簡単なプロセスで作製可能なアンテナモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施態様によるアンテナモジュールは、基材と、基材の一方の表面に設けられたコイルパターンと、基材の他方の表面を覆い貫通孔を備えた磁性体とを備え、コイルパターンは第1及び第2コイル区間を有し、第2コイル区間は第1コイル区間の開口内に配置され、第1コイル区間の内周端は第2コイル区間の外周端に接続され、第2コイル区間は、第1コイル区間に沿って延在する第1延在区間と、平面視で第1延在区間から貫通孔に向かって突出し、貫通孔と重なる状態で第1延在区間とは逆方向に旋回する第2延在区間とを有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、より簡単なプロセスで作製可能なアンテナモジュールを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態によるアンテナモジュールを備えるICカード2の外観を示す略斜視図である。
図2は、本開示の一実施形態によるアンテナモジュール1を備えるICカード2の構造を説明するための略分解斜視図である。
図3は、基材30の一方の表面31に形成されたコイルパターンCPのパターン形状を示す略平面図である。
図4は、ICモジュール50を裏面側から見た略斜視図である。
図5は、第1の変形例によるコイルパターンCPのパターン形状を示す略平面図である。
図6は、第2の変形例によるコイルパターンCPのパターン形状を示す略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態によるアンテナモジュールを備えるICカード2の外観を示す略斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
TDK株式会社
電子部品
1か月前
TDK株式会社
電子部品
3か月前
TDK株式会社
電子部品
1か月前
TDK株式会社
電子部品
26日前
TDK株式会社
電源装置
2か月前
TDK株式会社
電子部品
21日前
TDK株式会社
計測装置
2か月前
TDK株式会社
配線基板
2か月前
TDK株式会社
電子部品
8日前
TDK株式会社
電子部品
14日前
TDK株式会社
電子部品
8日前
TDK株式会社
電子部品
3か月前
TDK株式会社
電子部品
1か月前
TDK株式会社
電子部品
3か月前
TDK株式会社
太陽電池
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
1か月前
TDK株式会社
コンデンサ
2か月前
TDK株式会社
コイル装置
21日前
TDK株式会社
コイル装置
21日前
TDK株式会社
磁気センサ
1か月前
TDK株式会社
コイル部品
1か月前
TDK株式会社
コイル部品
8日前
TDK株式会社
磁気センサ
14日前
TDK株式会社
コイル部品
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
7日前
TDK株式会社
コイル装置
2か月前
TDK株式会社
磁気センサ
1か月前
TDK株式会社
コイル装置
2か月前
TDK株式会社
コイル部品
1か月前
TDK株式会社
磁気センサ
1か月前
TDK株式会社
コイル装置
3か月前
TDK株式会社
ガスセンサ
21日前
TDK株式会社
電子デバイス
3か月前
TDK株式会社
フィルタ回路
1か月前
TDK株式会社
コイルアレイ
3か月前
TDK株式会社
トランス部品
3か月前
続きを見る
他の特許を見る