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公開番号2025126541
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024022809
出願日2024-02-19
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/518 20060101AFI20250822BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】各々のインナーハウジングの配置が変更された場合でも誤結合を回避する。
【解決手段】コネクタ1における第1インナーハウジング11は、第1側壁34の外面にある第1係合リブ42と、第2側壁35の外面にある第2係合リブ43とを有する。第2インナーハウジング21は、第1係合リブ42と係合する第1係合片リブ62を有する第1係合片56と、第2係合リブ43と係合する第2係合片リブ63を有する第2係合片57とを有する。第1係合片56又は第2係合片57の先端は、オス端子3の先端よりも突出する。第1インナーハウジング11と第2インナーハウジング21との複数の組から選択された第1の組と第2の組とでは、第1係合リブ42における接続方向に直交する第1断面の形状が互いに異なり、かつ、第2係合リブ43における接続方向に直交する第2断面の形状が互いに異なる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
メス端子を保持する第1インナーハウジングと、
前記メス端子を接続させるオス端子を保持する第2インナーハウジングと、を備え、
前記第1インナーハウジング及び前記第2インナーハウジングは、それぞれ、前記メス端子の前記オス端子への接続方向とは直交する方向で互いに反対側に位置する第1側壁及び第2側壁を有し、
前記第1インナーハウジングは、
前記第1側壁の外面に設けられた第1係合リブと、
前記第2側壁の外面に設けられた第2係合リブと、を有し、
前記第2インナーハウジングは、
前記第1係合リブと係合する第1係合片リブを有する第1係合片と、
前記第2係合リブと係合する第2係合片リブを有する第2係合片と、を有し、
前記第1係合片又は前記第2係合片の先端は、前記オス端子の先端よりも突出し、
前記第1インナーハウジングと前記第2インナーハウジングとの組は、前記接続方向に直交する方向を並列方向として複数あり、
複数の前記組から選択された第1の組と第2の組とでは、前記第1係合リブにおける前記接続方向に直交する第1断面の形状が互いに異なり、かつ、前記第2係合リブにおける前記接続方向に直交する第2断面の形状が互いに異なる、コネクタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1係合リブと前記第2係合リブとは、前記接続方向に沿った前記第1インナーハウジングの中心軸にある基準点を基準として互いに点対称となる位置にあり、
前記第1断面と前記第2断面とでは、前記基準点を基準とした点対称形状が互いに異なる、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第1の組と前記第2の組とでは、前記メス端子及び前記オス端子の形状又は極数が互いに異なる、請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1側壁と前記第2側壁とが互いに反対側で並ぶ方向は、前記第1インナーハウジングと前記第2インナーハウジングとの複数の前記組の前記並列方向に沿う、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1インナーハウジングの少なくとも一部を個別に収容する複数の第1ハウジング収容部を有する第1アウターハウジングと、
前記第2インナーハウジングの少なくとも一部を個別に収容する複数の第2ハウジング収容部を有する第2アウターハウジングと、を備え、
各々の前記第1インナーハウジングの前記第1側壁及び前記第2側壁は、それぞれ、前記接続方向に沿って延伸する第1係止溝を有し、
各々の前記第2インナーハウジングの前記第1側壁及び前記第2側壁は、それぞれ、前記接続方向に沿って延伸する第2係止溝を有し、
各々の前記第1ハウジング収容部は、収容した前記第1インナーハウジングの前記第1係止溝と係合して所定の位置で係止させる一対の第1係止突起を有し、
各々の前記第2ハウジング収容部は、収容した前記第2インナーハウジングの前記第2係止溝と係合して所定の位置で係止させる一対の第2係止突起を有し、
一対の前記第1係止溝の各々、及び、一対の前記第2係止溝の各々は、それぞれ、前記基準点を基準として互いに点対称で、かつ、前記第1インナーハウジングと前記第2インナーハウジングとの複数の前記組の前記並列方向で互いに反対側にある、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記第1アウターハウジングに回動自在に支持され、前記メス端子が前記オス端子に接続されたときに、複数の前記第1ハウジング収容部に対して前記接続方向に合わせて収容された複数の前記第1インナーハウジングを前記接続方向に押え付けつつ、前記第2アウターハウジングの一部に係止されるレバーを備える、請求項5に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レバーの操作によって第1コネクタ部を第2コネクタ部に保持させる、いわゆるレバー式のコネクタがある。特許文献1は、雌状端子を個別に収容する複数のコネクタハウジングを分離自在に有する第1コネクタ部と、第1コネクタ部が嵌合されるフード部を有する第2コネクタ部とを備えたレバー嵌合式コネクタに関する技術を開示している。当該コネクタでは、第1コネクタ部と第2コネクタ部との誤結合を抑止するために、複数のコネクタハウジングを覆うカバー体は、コネクタハウジングの合体層数に応じた凸部を有し、フード部は、合体層数が合致したときに凸部が挿入される凹部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-293996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のコネクタでは、複数のコネクタハウジングの合体層数の適否に基づいた誤結合を回避することはできるが、複数のコネクタハウジング同士で配置が変化した場合に当該配置の適否に基づいた誤結合を回避することができない。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、各々のインナーハウジングの配置が変更された場合でも誤結合を回避するコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係るコネクタは、メス端子を保持する第1インナーハウジングと、メス端子を接続させるオス端子を保持する第2インナーハウジングと、を備え、第1インナーハウジング及び第2インナーハウジングは、それぞれ、メス端子のオス端子への接続方向とは直交する方向で互いに反対側に位置する第1側壁及び第2側壁を有し、第1インナーハウジング又は第2インナーハウジングの一方は、第1側壁の外面に設けられた第1係合リブと、第2側壁の外面に設けられた第2係合リブと、を有し、第1インナーハウジング又は第2インナーハウジングの他方は、第1係合リブと係合する第1係合片リブを有する第1係合片と、第2係合リブと係合する第2係合片リブを有する第2係合片と、を有し、第1係合片又は第2係合片の先端は、オス端子の先端よりも突出し、第1インナーハウジングと第2インナーハウジングとの組は、接続方向に直交する方向を並列方向として複数あり、複数の組から選択された第1の組と第2の組とでは、第1係合リブにおける接続方向に直交する第1断面の形状が互いに異なり、かつ、第2係合リブにおける接続方向に直交する第2断面の形状が互いに異なる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、各々のインナーハウジングの配置が変更された場合でも誤結合を回避するコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るコネクタの斜視図である。
一実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
第1コネクタ部の正面図である。
図3のIV-IV部で切断された第1コネクタ部の断面図である。
第2コネクタ部の正面図である。
図5のVI-VI部で切断された第2コネクタ部の断面図である。
第1インナーハウジングと第2インナーハウジングとの斜視図である。
第1インナーハウジングの正面図である。
第2インナーハウジングの正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて一実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1は、一実施形態に係るコネクタ1の斜視図である。図2は、コネクタ1の分解斜視図である。図1では、第1コネクタ部10が第2コネクタ部20に組み付けられる前の状態が示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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