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公開番号2025130149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027127
出願日2024-02-27
発明の名称床石材設置構造、及び浸透方法
出願人株式会社竹中工務店
代理人個人
主分類E04F 15/08 20060101AFI20250901BHJP(建築物)
要約【課題】濡れ色の発生を防止することが可能となる床石材設置構造及び浸透方法を提供する事を目的とする。
【解決手段】コンクリートスラブ1に対して敷設される床石材14と、コンクリートスラブ1と床石材14との間に設けられ、床石材14をコンクリートスラブ1側に固定して結合する結合材13と、を備え、結合材13は、第1結合材、第2結合材、第3結合材、又は第4結合材であり、第1結合材は、水ガラスを含む結合材であり、第2結合材は、高炉スラグ、水ガラス、及び水を含む結合材であり、第3結合材は、高炉スラグ、及び水を含む結合材であり、第4結合材は、アルミナセメント、及び水を含む結合材であり、下地材12を更に備え、当該下地材12は、ガラス粒材を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
コンクリートスラブに対して敷設される床石材と、
前記コンクリートスラブと前記床石材との間に設けられ、前記床石材を前記コンクリートスラブ側に固定して結合する結合材と、を備え、
前記結合材は、第1結合材、第2結合材、第3結合材、又は第4結合材であり、
前記第1結合材は、水ガラスを含む結合材であり、
前記第2結合材は、高炉スラグ、水ガラス、及び水を含む結合材であり、
前記第3結合材は、高炉スラグ、及び水を含む結合材であり、
前記第4結合材は、アルミナセメント、及び水を含む結合材である、
床石材設置構造。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記コンクリートスラブと前記床石材との間に設けられる下地材、を更に備え、
前記結合材は、前記下地材を介して前記床石材を前記コンクリートスラブ側に固定して結合し、
前記下地材は、ガラス粒材を含む、
請求項1に記載の床石材設置構造。
【請求項3】
コンクリートスラブに対して敷設される床石材と、
前記コンクリートスラブと前記床石材との間に設けられ、前記床石材を前記コンクリートスラブ側に固定して結合する結合材と、
前記コンクリートスラブと前記床石材との間に設けられる下地材と、を備え、
前記結合材は、前記下地材を介して前記床石材を前記コンクリートスラブ側に固定して結合し、
前記下地材は、ガラス粒材を含む、
床石材設置構造。
【請求項4】
請求項1又は3に記載の前記床石材設置構造における前記床石材に対して、浸透性吸水防止剤を浸透させる浸透方法であって、
貯留槽に貯留された前記浸透性吸水防止剤の溶液に対して、前記床石材の少なくとも一部を浸漬することにより、前記浸透性吸水防止剤を前記床石材に浸透させる浸透ステップ、
を含む浸透方法。
【請求項5】
前記浸透ステップでは、
前記貯留槽に貯留された前記浸透性吸水防止剤の溶液に対して、前記床石材の全部を浸漬することにより、前記浸透性吸水防止剤を前記床石材の外面全体から浸透させる、
請求項4に記載の浸透方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、床石材設置構造、及び浸透方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建築物に関して用いられる床石材設置構造が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-155573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、床石材設置構造の表面(上面)に濡れ色が発生することがあり、この濡れ色の発生を防止するための技術が要望されていた。
【0005】
本発明は上記事実に鑑みなされたもので、濡れ色の発生を防止することが可能となる床石材設置構造及び浸透方法を提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の床石材設置構造は、コンクリートスラブに対して敷設される床石材と、前記コンクリートスラブと前記床石材との間に設けられ、前記床石材を前記コンクリートスラブ側に固定して結合する結合材と、を備え、前記結合材は、第1結合材、第2結合材、第3結合材、又は第4結合材であり、前記第1結合材は、水ガラスを含む結合材であり、前記第2結合材は、高炉スラグ、水ガラス、及び水を含む結合材であり、前記第3結合材は、高炉スラグ、及び水を含む結合材であり、前記第4結合材は、アルミナセメント、及び水を含む結合材である。
【0007】
請求項2に記載の床石材設置構造は、請求項1に記載の床石材設置構造において、前記コンクリートスラブと前記床石材との間に設けられる下地材、を更に備え、前記結合材は、前記下地材を介して前記床石材を前記コンクリートスラブ側に固定して結合し、前記下地材は、ガラス粒材を含む。
【0008】
請求項3に記載の床石材設置構造は、コンクリートスラブに対して敷設される床石材と、前記コンクリートスラブと前記床石材との間に設けられ、前記床石材を前記コンクリートスラブ側に固定して結合する結合材と、前記コンクリートスラブと前記床石材との間に設けられる下地材と、を備え、前記結合材は、前記下地材を介して前記床石材を前記コンクリートスラブ側に固定して結合し、前記下地材は、ガラス粒材を含む。
【0009】
請求項4に記載の浸透方法は、請求項1又は3に記載の前記床石材設置構造における前記床石材に対して、浸透性吸水防止剤を浸透させる浸透方法であって、貯留槽に貯留された前記浸透性吸水防止剤の溶液に対して、前記床石材の少なくとも一部を浸漬することにより、前記浸透性吸水防止剤を前記床石材に浸透させる浸透ステップ、を含む。
【0010】
請求項5に記載の浸透方法は、請求項4に記載の浸透方法において、前記浸透ステップでは、前記貯留槽に貯留された前記浸透性吸水防止剤の溶液に対して、前記床石材の全部を浸漬することにより、前記浸透性吸水防止剤を前記床石材の外面全体から浸透させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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