TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025132229
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029639
出願日
2024-02-29
発明の名称
吸気制御弁
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
F02D
9/10 20060101AFI20250903BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】締付部材による締結後のスロットルシャフトに対するスロットルバルブのずれを抑制する。
【解決手段】吸気制御弁10は、スリット孔21を有するスロットルシャフト20と、スリット孔21に挿入されるスロットルバルブ30と、スロットルシャフト20にスロットルバルブ30を締結するスクリュ40と、を備える。スリット孔21はスロットルバルブ30の両板面31に面接触する両壁面21aを有する。スロットルバルブ30の両板面31は、両壁面21aに面接触する接触面部31aと両壁面21aに面接触しない非接触面部31bとを有する。両壁面21aは、スロットルシャフト20の外周面20bに比べて粗い表面粗さを有するシャフト側粗面部を有する。両接触面部31aは、非接触面部31bに比べて粗い表面粗さを有するバルブ側粗面部を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
径方向に貫通するスリット孔を有するスロットルシャフトと、
前記スリット孔に挿入される平板状のスロットルバルブと、
前記スロットルシャフトに前記スロットルバルブを締結する締付部材と、
を備える吸気制御弁であって、
前記スロットルバルブと前記スロットルバルブとの締結状態において、前記スロットルシャフトの前記スリット孔は前記スロットルバルブの両板面に面接触する両壁面を有しており、前記スロットルバルブの前記両板面は、前記両壁面に面接触する接触面部と前記両壁面に面接触しない非接触面部とを有しており、
前記スリット孔の前記両壁面のうちの少なくとも一つの壁面は前記スロットルシャフトの外周面に比べて粗い表面粗さを有するシャフト側粗面部を有するか、及び/又は、前記スロットルバルブの前記両板面のうちの少なくとも一つの板面の前記接触面部は該板面の前記非接触面部に比べて粗い表面粗さを有するバルブ側粗面部を有する、吸気制御弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は吸気制御弁に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載された弁装置がある。その弁装置は、径方向に貫通するスリット孔を有するシャフトと、スリット孔に挿入される平板状のバルブと、シャフトにバルブを締結する締付部材と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-172544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の弁装置では、シャフトとバルブとの結合を強固にして、使用環境の変化によるストレスによって生じるバルブのずれを防止するために、シャフトとバルブが相互に対面する重畳区域に、スクリュの締付けによって相手方に食い込む凹凸手段(突片、凹み等)を形成している。しかしながら、凹凸手段(突片、凹み等)の形成が困難で低コスト化が難しい。また、相手方への凸部(突片)の食い込みのばらつきが大きく、バルブのずれ止め効果が安定しない場合がある。また、凸部により相手方への組付け性も低下する場合もある。
【0005】
本明細書に開示の技術が解決しようとする課題は、特許文献1に記載の構成とは異なる構成により、締付部材による締結後のスロットルシャフトに対するスロットルバルブのずれを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本明細書が開示する技術は次の手段をとる。
【0007】
第1の手段は、径方向に貫通するスリット孔を有するスロットルシャフトと、前記スリット孔に挿入される平板状のスロットルバルブと、前記スロットルシャフトに前記スロットルバルブを締結する締付部材と、を備える吸気制御弁であって、前記スロットルバルブと前記スロットルバルブとの締結状態において、前記スロットルシャフトの前記スリット孔は前記スロットルバルブの両板面に面接触する両壁面を有しており、前記スロットルバルブの前記両板面は、前記両壁面に面接触する接触面部と前記両壁面に面接触しない非接触面部とを有しており、前記スリット孔の前記両壁面のうちの少なくとも一つの壁面は前記スロットルシャフトの外周面に比べて粗い表面粗さを有するシャフト側粗面部を有するか、及び/又は、前記スロットルバルブの前記両板面のうちの少なくとも一つの板面の前記接触面部は該板面の前記非接触面部に比べて粗い表面粗さを有するバルブ側粗面部を有する、吸気制御弁である。
【0008】
第1の手段によると、シャフト側粗面部及び/又はバルブ側粗面部により、スロットルシャフトとスロットルバルブとの接触面間の摩擦係数を上げることで、スロットルバルブのずれ荷重(保持力)を増大することができる。よって、締付部材による締結後のスロットルシャフトに対するスロットルバルブのずれを抑制することができる。
【発明の効果】
【0009】
本明細書に開示の技術によると、特許文献1に記載の構成とは異なる構成により、締付部材による締結後のスロットルシャフトに対するスロットルバルブのずれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態にかかる吸気制御弁を示す平面図である。
図1のII-II線矢視断面図である。
図2のIII-III線矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
愛三工業株式会社
溶接方法
5日前
愛三工業株式会社
端子構造
5日前
愛三工業株式会社
吸気制御弁
今日
愛三工業株式会社
燃料フィルタ
14日前
愛三工業株式会社
気体精製装置
15日前
愛三工業株式会社
グロメット装着治具
14日前
愛三工業株式会社
内燃機関の制御装置
16日前
愛三工業株式会社
内燃機関の排気浄化装置
9日前
愛三工業株式会社
内燃機関の排気浄化システム
12日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
ダイハツ工業株式会社
車両
今日
トヨタ自動車株式会社
車両
7日前
トヨタ自動車株式会社
車両
5日前
スズキ株式会社
内燃機関の制御装置
2日前
株式会社クボタ
作業車
27日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
16日前
個人
疑似可変サイクルジェットエンジン機構
12日前
トヨタ自動車株式会社
スロットル装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
15日前
ヤマハ発動機株式会社
船外機および船舶
16日前
日産自動車株式会社
ターボ過給機
28日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンの制御装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
シリンダヘッドカバー
22日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン制御装置
23日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
8日前
日産自動車株式会社
内燃機関
26日前
株式会社豊田自動織機
車両
1日前
三菱自動車工業株式会社
キャニスタ
26日前
極東開発工業株式会社
特装車
1か月前
Astemo株式会社
内燃機関制御装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の燃圧制御装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
水素エンジンの制御装置
1か月前
株式会社HIT研究所
エンジンへのガス供給システム
29日前
続きを見る
他の特許を見る