TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025121215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016526
出願日2024-02-06
発明の名称シリンダヘッドカバー
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02F 7/00 20060101AFI20250812BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】取付角度が異なる部品をシリンダヘッドに取り付ける際の煩雑な作業を低減するシリンダヘッドカバーを提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダヘッドへの取付角度が異なる複数種類の部品のそれぞれに対応する複数の取付孔を含むシリンダヘッドカバーであって、前記複数種類の部品の中の第1部品に対応する、前記複数の取付孔の中の第1取付孔の断面の形状が円形であり、前記第1部品と種類が異なる前記複数種類の部品の中の第2部品に対応する、前記複数の取付孔の中の第2取付孔の断面の形状が前記第2部品の傾斜方向に長い孔径の形状である、ことを特徴とする。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
シリンダヘッドへの取付角度が異なる複数種類の部品のそれぞれに対応する複数の取付孔を含むシリンダヘッドカバーであって、
前記複数種類の部品の中の第1部品に対応する、前記複数の取付孔の中の第1取付孔の断面の形状が円形であり、
前記第1部品と種類が異なる前記複数種類の部品の中の第2部品に対応する、前記複数の取付孔の中の第2取付孔の断面の形状が前記第2部品の傾斜方向に長い孔径の形状である、
ことを特徴とするシリンダヘッドカバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はシリンダヘッドカバーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関のシリンダヘッドの上部には、シリンダヘッドを覆うようにヘッドカバーが取り付けられる。ヘッドカバーには点火プラグチューブとインジェクタチューブを嵌め込むためのチューブ取付孔が貫通する。内燃機関によっては、インジェクタチューブの中心軸と点火プラグチューブの中心軸とが互いに平行になっていない場合がある。
【0003】
この場合、一方のチューブの中心軸方向に沿ってヘッドカバーを移動させてシリンダヘッドに取り付ける際、各中心軸がなす角度によっては、ヘッドカバーの移動方向が他方のチューブの中心軸方向に沿わなくなる。その結果、ヘッドカバーをシリンダヘッドに取り付ける際に、他方のチューブの破損や取り付けの手間の増加といった問題が生じる場合がある。そこで、インジェクタホルダとヘッドカバー本体に分割されたヘッドカバーが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-067190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述したインジェクタチューブにはインジェクタが挿入される。したがって、インジェクタはインジェクタチューブを介してシリンダヘッドに取りつけられる。また、上述した点火プラグチューブには点火プラグが挿入される。したがって、点火プラグは点火プラグチューブを介してシリンダヘッドに取りつけられる。このため、インジェクタチューブと点火プラグチューブの各中心軸が互いに平行になっていない場合、インジェクタや点火プラグといった異なる種類の部品はシリンダヘッドへの取付角度が相違する。
【0006】
このような取付角度が相違する場合に生じ得るチューブ破損などの防止を目的に、ヘッドカバーがインジェクタホルダとヘッドカバー本体に分割されると、ヘッドカバーのシリンダヘッドへの取付作業が煩雑になるおそれがある。例えば、インジェクタホルダのシリンダヘッドへの取付作業と、ヘッドカバー本体のシリンダヘッドへの取付作業が個別に発生する可能性がある。
【0007】
そこで、本発明では、取付角度が異なる部品をシリンダヘッドに取り付ける際の煩雑な作業を低減するシリンダヘッドカバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るシリンダヘッドカバーは、シリンダヘッドへの取付角度が異なる複数種類の部品のそれぞれに対応する複数の取付孔を含むシリンダヘッドカバーであって、前記複数種類の部品の中の第1部品に対応する、前記複数の取付孔の中の第1取付孔の断面の形状が円形であり、前記第1部品と種類が異なる前記複数種類の部品の中の第2部品に対応する、前記複数の取付孔の中の第2取付孔の断面の形状が前記第2部品の傾斜方向に長い孔径の形状である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、取付角度が異なる部品をシリンダヘッドに取り付ける際の煩雑な作業を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
シリンダヘッドの斜視図の一例である。
シリンダヘッドカバーの断面図の一例である。
シリンダヘッドカバーの平面図の一例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

スズキ株式会社
内燃機関
23日前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
25日前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
17日前
株式会社クボタ
作業車
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
25日前
ダイハツ工業株式会社
内燃機関
20日前
日産自動車株式会社
ターボ過給機
11日前
トヨタ自動車株式会社
エンジンの制御装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の吸気構造
19日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
25日前
トヨタ自動車株式会社
シリンダヘッドカバー
5日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン制御装置
6日前
日産自動車株式会社
内燃機関
9日前
本田技研工業株式会社
EGRバルブ制御装置
18日前
本田技研工業株式会社
EGRバルブ制御装置
18日前
三菱自動車工業株式会社
キャニスタ
9日前
トヨタ自動車株式会社
水素エンジンの制御装置
16日前
極東開発工業株式会社
特装車
16日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の燃圧制御装置
11日前
株式会社HIT研究所
エンジンへのガス供給システム
12日前
株式会社豊田自動織機
過給機
12日前
フタバ産業株式会社
燃料改質システム
18日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
17日前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
17日前
スズキ株式会社
車両用制御装置
3日前
国立大学法人千葉大学
副室式エンジン
2日前
ダイハツインフィニアース株式会社
内燃機関
11日前
スズキ株式会社
車両用制御装置
9日前
スズキ株式会社
吸気マニホールド
16日前
マツダ株式会社
水噴射式エンジン
11日前
トクセン工業株式会社
圧力リング用線
6日前
トクセン工業株式会社
圧力リング用線
6日前
マツダ株式会社
水噴射式エンジン
11日前
マツダ株式会社
エンジンオイル冷却構造
3日前
続きを見る