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公開番号2025132656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030364
出願日2024-02-29
発明の名称電子黒板
出願人株式会社NIPPO
代理人弁理士法人プロウィン
主分類G01K 1/024 20210101AFI20250903BHJP(測定;試験)
要約【課題】工事写真の撮影における自由度を向上させるとともに、温度計と小黒板の間での表示温度の相違を防止することが可能な電子黒板を提供する。
【解決手段】温度計から取得した温度情報を表示する温度表示領域(18)と、工事の施工情報を表示する施工情報表示領域(16)と、温度表示領域(18)の表示内容が保持状態であるか非保持状態であるかを表示する保持情報表示領域(15)とを備え、保持状態において、温度表示領域(18)、施工情報表示領域(16)および保持情報表示領域保持情報表示領域(15)を、同一画面内の異なる位置に同時に表示する電子黒板。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
温度計から取得した温度情報を表示する温度表示領域と、
工事の施工情報を表示する施工情報表示領域と、
前記温度表示領域の表示内容が保持状態であるか非保持状態であるかを表示する保持情報表示領域とを備え、
前記保持状態において、前記温度表示領域、前記施工情報表示領域および前記保持情報表示領域を、同一画面内の異なる位置に同時に表示することを特徴とする電子黒板。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電子黒板であって、
前記保持情報表示領域は、前記温度情報の保持を入力する保持入力部を兼ねていることを特徴とする電子黒板。
【請求項3】
請求項1に記載の電子黒板であって、
前記保持情報表示領域は、前記保持状態と前記非保持状態で、色度、明度または彩度の何れかが異なっていることを特徴とする電子黒板。
【請求項4】
請求項1に記載の電子黒板であって、
位置情報取得部から取得した位置情報を表示する位置情報表示領域を備え、
前記位置情報表示領域は、前記温度表示領域、前記施工情報表示領域および前記保持情報表示領域と異なる位置に同時に表示されていることを特徴とする電子黒板。
【請求項5】
請求項1に記載の電子黒板であって、
前記施工情報表示領域は、前記施工情報を入力する施工情報入力部を兼ねていることを特徴とする電子黒板。
【請求項6】
請求項1から5の何れか一つに記載の電子黒板であって、
電気情報通信回線を通じて情報通信を行う情報通信部を備え、
施工データサーバに前記温度情報および前記施工情報を送信することを特徴とする電子黒板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子黒板に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
土木工事等においては、工事内容が記入された小黒板が工事現場の写真に映り込むように撮影して、工事写真によって各工程の管理および記録を行い、工事発注者等に対して工事写真を提出することが求められている。また、小黒板情報の電子的記入は認められており、工事現場を撮影したデジタル画像データと、電子的に入力した小黒板情報とを関連付けて記録する電子小黒板システムも提案されている(例えば特許文献1を参照)。
【0003】
このような従来の電子小黒板システムでは、工事現場毎に予め記録された工事名、工種、位置、日付、受注者名等の施工情報を簡便に入力して表示させることができるという利点がある。また、予め記録された施工情報を選択するため、現場における誤入力を防止するという利点もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-065668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、道路の舗装工事等においては、一例としてアスファルト舗装の転圧前後における温度管理のように、工事現場で実測した測定値を小黒板に記入して、温度計と共に現場写真に含めて撮影する必要がある。このような場合には、路面に接触させた状態の温度計に小黒板を近接させて配置し、温度計の温度表示を視認可能な程度にまで接近した位置から工事写真を撮影する必要がある。よって、工事写真の撮影範囲は、小黒板と温度計が含まれる程度に狭くなり、工事写真を撮影する際の自由度が低下してしまうという問題があった。また作業者は、施工現場に近い位置に滞在して測定温度の確認、小黒板への記入、小黒板の配置、工事写真の撮影を行う必要があるため、安全性を確保するために人的または時間的なリソースを割く必要があった。
【0006】
また、作業者が温度計で測定した温度を確認し、小黒板に記入して小黒板を配置し、工事写真を撮影する一連の作業の間に、路面温度が変化して温度計の表示が変化した場合には、小黒板と温度計の表示内容が異なってしまう。したがって、作業者が小黒板への記入からやり直す必要が生じて、作業性が低下するという問題があった。さらに、従来の電子小黒板システムでは、撮影した工事写真に電子小黒板を合成して記録するため、電子的に記録された温度と温度計の表示が異なっていても、作業者が確認して修正することが困難であった。
【0007】
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、工事写真の撮影における自由度を向上させるとともに、温度計と小黒板の間での表示温度の相違を防止することが可能な電子黒板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の電子黒板は、温度計から取得した温度情報を表示する温度表示領域と、工事の施工情報を表示する施工情報表示領域と、前記温度表示領域の表示内容が保持状態であるか非保持状態であるかを表示する保持情報表示領域とを備え、前記保持状態において、前記温度表示領域、前記施工情報表示領域および前記保持情報表示領域を、同一画面内の異なる位置に同時に表示することを特徴とする。
【0009】
このような本発明の電子黒板では、保持状態において、温度表示領域、施工情報表示領域および保持情報表示領域を同一画面内の異なる位置に同時に表示するため、工事写真の撮影における自由度を向上させるとともに、温度計と小黒板の間での表示温度の相違を防止することが可能となる。
【0010】
また、本発明の一態様では、前記保持情報表示領域は、前記温度情報の保持を入力する保持入力部を兼ねている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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