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公開番号2025132721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030472
出願日2024-02-29
発明の名称端末装置のためのコンピュータプログラム、端末装置、及び、端末装置のための制御方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約【課題】デバイスプログラムを更新する複数の方法が存在することを考慮して、デバイスプログラムの更新を促すための技術を提供する。
【解決手段】 端末装置は、デバイスプログラムの更新に関する処理を選択するための選択画面をディスプレイに表示させる第2の表示制御部であって、選択画面は、第1のオブジェクトと、第2のオブジェクトと、を含む、第2の表示制御部と、第1のオブジェクトが選択される場合に、自動更新機能の有効化を指示する有効化指示情報をデバイスに送信する第1の送信部であって、自動更新機能は、所定の条件が満たされる場合にデバイスがデバイスプログラムを自動的に更新する機能である、第1の送信部と、第2のオブジェクトが選択される場合に、通信インターフェイスを介して、デバイスプログラムを所定の条件に関わらず更新することを指示する更新指示情報をデバイスへ送信する第2の送信部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータとディスプレイと通信インターフェイスとを備え、前記通信インターフェイスを介してデバイスと通信可能な端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、
前記デバイスに記憶されているデバイスプログラムの更新に関する通知オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる第1の表示制御部と、
前記通知オブジェクトに対する操作を受け付けることに応じて、前記デバイスプログラムの更新に関する処理を選択するための選択画面を前記ディスプレイに表示させる第2の表示制御部であって、前記選択画面は、第1のオブジェクトと、第2のオブジェクトと、を含む、前記第2の表示制御部と、
前記選択画面において前記第1のオブジェクトが選択される場合に、前記通信インターフェイスを介して、自動更新機能の有効化を指示する有効化指示情報を前記デバイスに送信する第1の送信部であって、前記自動更新機能は、所定の条件が満たされる場合に前記デバイスが前記デバイスプログラムを自動的に更新する機能である、前記第1の送信部と、
前記選択画面において前記第2のオブジェクトが選択される場合に、前記通信インターフェイスを介して、前記デバイスプログラムを前記所定の条件に関わらず更新することを指示する更新指示情報を前記デバイスへ送信する第2の送信部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第1のオブジェクトが選択される場合に、前記デバイスのユーザを認証するための第1の認証画面を前記ディスプレイに表示させる第2の表示制御部として機能させ、
前記第1の送信部は、前記第1のオブジェクトが選択され、かつ、前記第1の認証画面における前記ユーザの認証が成功する場合に、前記有効化指示情報を前記デバイスに送信する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第2のオブジェクトが選択される場合に、前記デバイスのユーザを認証するための第2の認証画面を前記ディスプレイに表示させる第3の表示制御部として機能させ、
前記第2の送信部は、前記第2のオブジェクトが選択され、かつ、前記第2の認証画面における前記ユーザの認証が成功する場合に、前記更新指示情報を前記デバイスに送信する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第2のオブジェクトが選択される場合に、前記通信インターフェイスを介して、サーバから所定のバージョンの前記デバイスプログラムを受信する第1の受信部として機能し、
前記第2の送信部は、前記サーバから受信した前記所定のバージョンの前記デバイスプログラムを含む前記更新指示情報を前記デバイスへ送信する、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記第1の表示制御部は、前記デバイス内の前記デバイスプログラムが最新でない場合に、前記通知オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記第1の表示制御部は、前記自動更新機能が現在有効でない場合に、前記通知オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記通知オブジェクトは、前記コンピュータプログラムによって前記表示される画面の上に重なって表示される画面である、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記通知オブジェクトは、前記デバイスに関する所定のオブジェクトに追加される所定のマークである、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記通信インターフェイスを介して、前記デバイスから前記デバイス内の前記デバイスプログラムのバージョンを繰り返し受信する第2の受信部と、
前記有効化指示情報が前記デバイスに送信された後に前記デバイスから受信した前記バージョンが、前記有効化指示情報が前記デバイスに送信される前に前記デバイスから受信した前記バージョンよりも新しい場合に、前記自動更新機能が実行されたことを示す通知を出力する出力部と、
として機能させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記デバイスは、印刷機能を実行可能であり、
前記デバイスは、印刷データを送信する対象として前記コンピュータプログラムで指定されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、端末装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、には、通信装置のプログラムのバージョンが最新のバージョンでない場合に、所定の通知を実行する情報処理装置が開示されている。ユーザは、所定の通知を見て、プログラムの更新の必要性を知る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-085781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プログラムを更新する方法は、様々である。本明細書では、デバイスプログラムを更新する複数の方法が存在することを考慮して、デバイスプログラムの更新を促すための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、コンピュータとディスプレイと通信インターフェイスとを備え、前記通信インターフェイスを介してデバイスと通信可能な端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、以下の各部、即ち、前記デバイスに記憶されているデバイスプログラムの更新に関する通知オブジェクトを前記ディスプレイに表示させる第1の表示制御部と、前記通知オブジェクトに対する操作を受け付けることに応じて、前記デバイスプログラムの更新に関する処理を選択するための選択画面を前記ディスプレイに表示させる第2の表示制御部であって、前記選択画面は、第1のオブジェクトと、第2のオブジェクトと、を含む、前記第2の表示制御部と、前記選択画面において前記第1のオブジェクトが選択される場合に、前記通信インターフェイスを介して、自動更新機能の有効化を指示する有効化指示情報を前記デバイスに送信する第1の送信部であって、前記自動更新機能は、所定の条件が満たされる場合に前記デバイスが前記デバイスプログラムを自動的に更新する機能である、前記第1の送信部と、前記選択画面において前記第2のオブジェクトが選択される場合に、前記通信インターフェイスを介して、前記デバイスプログラムを前記所定の条件に関わらず更新することを指示する更新指示情報を前記デバイスへ送信する第2の送信部と、として機能させる。
【0006】
上記の構成によれば、ユーザは、選択画面において、デバイスプログラムの更新に関する処理として、有効化指示情報の送信と更新指示情報の送信のいずれかを選択することができる。デバイスプログラムを更新する複数の方法が存在することを考慮して、ユーザにデバイスプログラムの更新を促すことができる。
【0007】
上記の端末装置自体、上記の端末装置のための制御方法も新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、通信システムのブロック図である。
図2は、ホーム画面処理のフローチャート図である。
図3は、更新処理のフローチャート図である。
図4は、自動更新設定処理のフローチャート図である。
図5は、各画面の模式図である。
図6は、各画面の模式図である。
図7は、各画面の模式図である。
図8は、各画面の模式図である。
図9は、各画面の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(通信システム2の構成:図1)
通信システム2は、端末装置10と、Multifunction Peripheral(MFP)100と、サーバ200と、を備える。端末装置10は、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップPC、デスクトップPC等である。MFP100は、印刷機能とスキャン機能を含む多機能を有する多機能機である。端末装置10は、Local Area Network(LAN)4を介して、MFP100と通信可能である。LAN4は、有線LAN又は無線LANである。LAN4は、インターネット6に接続されている。インターネット6には、サーバ200が設置されている。
【0010】
MFP100は、印刷エンジン及びスキャナエンジンを備える。印刷エンジンは、用紙に画像を印刷するための機構であり、例えば、印刷ヘッドを有する。印刷エンジンの印刷方式は、インクジェット方式、電子写真方式、サーマル方式等である。MFP100は、端末装置10から印刷データを受信すると、印刷エンジンにより印刷処理を実行する。スキャナエンジンは、原稿から画像を読み取るための機構であり、イメージセンサ等を有する。MFP100は、端末装置10からスキャン要求を受信すると、スキャナエンジンによりスキャン処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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