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公開番号
2025133359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031263
出願日
2024-03-01
発明の名称
微小気泡発生器具
出願人
株式会社アルベール・インターナショナル
代理人
個人
主分類
B01F
25/20 20220101AFI20250904BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】微小気泡の発生量が良好である微小気泡発生器具を提供すること。
【解決手段】微小気泡発生器具1は、給水系に配置するための器具であって、微小気泡発生体2および筐体3を備える。微小気泡発生体2は、第1部材5と、第1部材5を囲む第2部材6とを備える。第1部材5は、水流方向に延びる円柱軸13と、円周軸13の側面に、水流方向と交差する交差方向に向かって突出する複数の第1角柱14とを備える。第2部材6は、円筒部16と、内側面に形成される複数の多角形状の内側突起部17と、外側面に形成される複数の多角形状の外側突起部18とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
給水系に配置するための器具であって、
微小気泡発生体、および、前記微小気泡発生体を収容する筐体を備え、
前記微小気泡発生体は、
第1部材と、
前記第1部材を囲む第2部材と
を備え、
前記第1部材は、
水流方向に延びる軸と、
前記軸の側面に、水流方向と交差する交差方向に向かって突出する複数の角柱と
を備え、
前記第2部材は、
円筒部と、
前記円筒部の内側面に形成される複数の多角形状の内側突起部と、
前記円筒部の外側面に形成される複数の多角形状の外側突起部と
を備えることを特徴とする微小気泡発生器具。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記外側突起部は、前記筐体の内側面と接触することを特徴とする請求項1に記載の微小気泡発生器具
【請求項3】
前記内側突起部は、前記角柱と接触することを特徴とする請求項1に記載の微小気泡発生器具
【請求項4】
前記内側突起部および前記外側突起部の寸法は、それぞれ、前記角柱の寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の微小気泡発生器具。
【請求項5】
前記内側突起部および前記外側突起部は、それぞれ、三角柱または四角柱であることを特徴とする請求項1に記載の微小気泡発生器具。
【請求項6】
前記円筒部の外側表面積において前記複数の外側突起部が占める表面積の割合は、5%以上、25%以下であることを特徴とする請求項1に記載の微小気泡発生器具。
【請求項7】
前記微小気泡発生体は、前記第1部材および前記第2部材の水流方向上流側に配置される渦発生部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の微小気泡発生器具。
【請求項8】
前記渦発生部材は、水流方向上流側の面に、水流方向上流側に向かって突出する複数の角柱を備えることを特徴とする請求項7に記載の微小気泡発生器具。
【請求項9】
前記渦発生部材は、前記第1部材と接触するように配置され、かつ、前記第2部材と水流方向に間隔を隔てて配置されていることを特徴とする請求項8に記載の微小気泡発生器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、微小気泡発生器具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、直径1μm以下の微小気泡であるナノバブルを水に多量に含ませたナノバブル水は、洗浄能力や美容効果など種々の効果が検証されており、注目されている。ナノバブル水の発生装置は、小型化や簡便性、取付容易性などの改良がなされ、家庭用にも使用できる装置が提供されている。このような発生装置としては、シャワーヘッドに微小気泡発生体を内蔵したシャワーヘッド内蔵タイプ(特許文献1参照)、微小気泡発生体をホース継ぎ手として、シャワーヘッドとホースとの間に取り付けるタイプ(特許文献2参照)などが知られている。
【0003】
しかしながら、特許文献1では、台所や洗面台の蛇口の先端に後付けができず、特許文献2では、小型化に不向きであるという不具合が発生している。そのため、台所の蛇口などに取り付けることができ、ナノバブルを多量に発生できる小型の発生器具が提案されている(特許文献3および4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-11034号公報
特許第6205099号
特許第6984919号
特許第7378752号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特に最近では、特許文献3~4のような小型でありながら、ナノバブルの発生量がより一層多い器具の提供が要望されている。
【0006】
本発明は、微小気泡の発生量が良好である微小気泡発生器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために、以下の発明を含む。
【0008】
本発明[1]は、給水系に配置するための器具であって、微小気泡発生体、および、前記微小気泡発生体を収容する筐体を備え、前記微小気泡発生体は、第1部材と、前記第1部材を囲む第2部材とを備え、前記第1部材は、水流方向に延びる軸と、前記軸の側面に、水流方向と交差する交差方向に向かって突出する複数の第1角柱とを備え、前記第2部材は、円筒部と、前記円筒部の内側面に形成される複数の多角形状の内側突起部と、前記円筒部の外側に形成される多角形状の複数の外側突起部とを備える。
【0009】
このような微小気泡発生器具によれば、給水系の上流から微小気泡発生器具へ流入する水は、第2部材の内側(第1-第2部材空間)において第1部材の角柱と衝突するため、水中の気泡が微細化され、微小気泡が発生する。この際、第1角柱だけでなく、第2部材の内側にある内側突起部とも衝突するため、より多くの場所で気泡が微細化される。また、第2部材の外側であって筐体の内側にある空間(第2部材-筐体空間)にも水が入り込み、その水が外側突起部と衝突するため、当該空間でも微小気泡が発生する。このように、給水系から流れ込む水は、第1角柱、内側突起部または外側突起部といった部材に数多く衝突するため、微小気泡を多量に発生することができる。また、水流方向においては従来の発生器具と同様の長さであるため、小型にすることができる。
【0010】
本発明[2]は、前記外側突起部が、前記筐体の内側面と接触する、[1]に記載の微小気泡発生器具を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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