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公開番号
2025133508
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031503
出願日
2024-03-01
発明の名称
車載通信システム、車載装置および中継装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類
H04L
12/28 20060101AFI20250904BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】車載ネットワークの構成のバリエーション増加に伴うメンテナンスコストの増大を抑制する。
【解決手段】車載通信システムは、複数の車載装置と、前記車載装置間において送受信されるフレームを中継する中継装置とを備え、前記車載装置である第1車載装置は、他の前記車載装置である第2車載装置へ送信すべき前記フレームに、前記第2車載装置が接続される第1通信線を識別可能な第1識別情報を含めて前記中継装置へ送信し、前記中継装置は、前記第1車載装置から受信した前記フレームに含まれる前記第1識別情報を用いて、前記フレームの送信先の前記第1通信線を特定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の車載装置と、
前記車載装置間において送受信されるフレームを中継する中継装置とを備え、
前記車載装置である第1車載装置は、他の前記車載装置である第2車載装置へ送信すべき前記フレームに、前記第2車載装置が接続される第1通信線を識別可能な第1識別情報を含めて前記中継装置へ送信し、
前記中継装置は、前記第1車載装置から受信した前記フレームに含まれる前記第1識別情報を用いて、前記フレームの送信先の前記第1通信線を特定する、車載通信システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記車載装置は、複数の前記第2車載装置との間で通信を行い、
前記複数の第2車載装置は、それぞれ複数の前記第1通信線に接続され、
各前記第1通信線には、優先度が付与されており、
前記フレームは、さらに、前記フレームに含まれる前記第1識別情報に対応する前記第1通信線の前記優先度を示す優先度情報を含む、請求項1に記載の車載通信システム。
【請求項3】
前記フレームは、前記フレームにおける格納場所、または値が前記優先度に応じて設定された前記第1識別情報を含む、請求項2に記載の車載通信システム。
【請求項4】
前記車載装置は、複数の前記第2車載装置との間で通信を行い、
前記複数の第2車載装置は、それぞれ複数の前記第1通信線に接続され、
前記中継装置は、前記複数の第1通信線がそれぞれ接続される複数の通信ポートを含み、
前記中継装置は、前記通信ポートと前記第1識別情報との対応関係を示す対応情報を取得し、前記第1車載装置から受信した前記フレームに含まれる前記第1識別情報、および取得した前記対応情報を用いて、前記フレームの送信先の前記第1通信線を特定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車載通信システム。
【請求項5】
前記車載通信システムは、複数の前記中継装置を備え、
前記複数の中継装置のうちの少なくともいずれか1つの前記中継装置に他の前記中継装置が接続され、
前記他の中継装置に、第2通信線を介して前記第2車載装置が接続され、
前記対応情報は、前記通信ポートと、前記第1識別情報と、前記第2通信線を識別可能な第2識別情報との対応関係を示す、請求項4に記載の車載通信システム。
【請求項6】
前記フレームは、さらに、前記第1車載装置と前記中継装置とを接続する第3通信線を識別可能な第3識別情報を含み、
前記中継装置は、前記車載装置から前記フレームを受信すると、応答フレームを、前記フレームに含まれる前記第3識別情報に対応する前記第3通信線へ出力する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車載通信システム。
【請求項7】
車両に搭載され、前記車両における他の車載装置と中継装置を介してフレームの送受信を行う車載装置であって、
前記他の車載装置が接続される通信線を識別可能な識別情報を含む前記フレームを作成する作成部と、
前記作成部によって作成された前記フレームを前記中継装置へ送信する送信部とを備える、車載装置。
【請求項8】
車載装置間において送受信されるフレームを中継する中継装置であって、
前記フレームの送信元の前記車載装置から、前記フレームの送信先の前記車載装置が接続される通信線を識別可能な識別情報を含む前記フレームを受信する中継部と、
前記中継部によって受信された前記フレームに含まれる前記識別情報を用いて、前記フレームの送信先の前記通信線を特定する処理部とを備える、中継装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車載通信システム、車載装置および中継装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車載ネットワークにおいて、車載装置間でやり取りされるフレームの中継処理に用いるルーティングテーブルを更新する技術が開発されている。たとえば、特許文献1(特開2018-152758号公報)には、以下のような技術が開示されている。すなわち、情報管理システムは、車両に搭載される車載装置(11)と、該車載装置と通信可能に構成されたサーバ(12)と、を備える情報管理システム(1)であって、前記車載装置は、ルーティングテーブル(41)に基づいて、それぞれ所定の機能を実現する複数の機能部(32、32a,32n)同士の通信を中継するように構成された通信中継部(51)と、前記複数の機能部それぞれに対応する複数の個別の識別情報のうちの少なくとも1つを取得するように構成された情報取得部(61)と、前記情報取得部により取得された前記少なくとも1つの個別の識別情報を前記サーバに送信するように構成された送信部(23)と、を備え、前記サーバは、前記送信部により送信された前記少なくとも1つの個別の識別情報に対応する少なくとも1つの前記機能部の個別の属性情報を取得するように構成された属性取得部(24)を備え、さらに、前記属性取得部により取得された少なくとも1つの前記機能部の個別の属性情報を含む、前記複数の機能部それぞれに対応する複数の個別の属性情報に基づいて、前記ルーティングテーブルの変更箇所を決定するように構成された決定部(62)と、前記決定部により決定された前記変更箇所に基づいて、前記ルーティングテーブルの変更を実行するように構成された変更部(52)と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-152758号公報
特開2014-045421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ある車種の車両において、車載ネットワークの構成に複数のバリエーションを持たせる場合がある。この場合、車載ネットワークの構成のバリエーションごとに、ルーティングテーブルを管理する必要があり、メンテナンスコストを要する。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、車載ネットワークの構成のバリエーション増加に伴うメンテナンスコストの増大を抑制することが可能な車載通信システム、車載装置および中継装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車載通信システムは、複数の車載装置と、前記車載装置間において送受信されるフレームを中継する中継装置とを備え、前記車載装置である第1車載装置は、他の前記車載装置である第2車載装置へ送信すべき前記フレームに、前記第2車載装置が接続される第1通信線を識別可能な第1識別情報を含めて前記中継装置へ送信し、前記中継装置は、前記第1車載装置から受信した前記フレームに含まれる前記第1識別情報を用いて、前記フレームの送信先の前記第1通信線を特定する。
【0007】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載通信システムとして実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、車両運転支援システムの一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【0008】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、車載装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【0009】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える中継装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、中継装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、車載ネットワークの構成のバリエーション増加に伴うメンテナンスコストの増大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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