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公開番号2025134041
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025120171,2024107946
出願日2025-07-17,2020-11-13
発明の名称情報処理装置、表示システム、情報処理方法およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人MIP
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約【課題】 三次元仮想空間におけるユーザビリティを向上させることができる装置、システム、方法およびプログラムを提供すること。
【解決手段】 情報処理装置は、ユーザに装着される表示手段の位置と基準方向に対する表示手段の傾きとユーザが操作する操作手段もしくはユーザの手の位置を検出する検出手段から、表示手段の位置情報および傾き情報と操作手段もしくは手の位置情報を取得する取得手段と、取得された表示手段の位置情報と操作手段もしくは手の位置情報に基づき、前記三次元仮想空間上にユーザオブジェクトを生成する第1の生成手段と、取得された表示手段の傾き情報と前記仮想空間データに基づき、三次元仮想空間における表示手段の傾き方向の画像を生成する第2の生成手段を含む。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
三次元仮想空間を示す仮想空間データに基づいて画像を生成する情報処理装置であって、
ユーザに装着される表示手段の位置と、基準方向に対する前記表示手段の傾きと、前記ユーザが操作する操作手段もしくは該ユーザの手の位置を検出する検出手段から、前記表示手段の位置情報および傾き情報と前記操作手段もしくは前記手の位置情報を取得する取得手段と、
取得された前記表示手段の位置情報と前記操作手段もしくは前記手の位置情報に基づき、前記三次元仮想空間上にユーザオブジェクトを生成する第1の生成手段と、
取得された前記表示手段の傾き情報と前記仮想空間データに基づき、前記三次元仮想空間における前記表示手段の傾き方向の画像を生成する第2の生成手段とを含む、情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1の生成手段は、前記表示手段の位置情報と、前記操作手段もしくは前記手の位置情報に基づき、前記表示手段と前記操作手段もしくは前記手の間に存在する前記ユーザの部位の位置を推定し、推定した前記部位の位置情報に基づき、前記ユーザオブジェクトを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記部位は、肩である、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ユーザオブジェクトに対する操作に応答して、前記三次元仮想空間上にユーザ入力を実現するための入力用オブジェクトを生成する第3の生成手段を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記部位の位置情報と、前記操作手段もしくは前記手の位置情報に基づき、前記三次元仮想空間上に配置されたオブジェクトを前記ユーザオブジェクトにより選択する処理を実行する選択処理手段を含む、請求項2または3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記部位の位置と前記操作手段もしくは前記手の位置の距離を計算する演算手段を含み、
前記選択処理手段は、前記演算手段により計算された前記距離に応じて、前記ユーザオブジェクトの長さを変化させ、前記三次元仮想空間上に配置された前記オブジェクトを選択する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記選択処理手段は、前記距離が長くなるほど、前記ユーザオブジェクトの長さが変化する割合が大きくなるように、該ユーザオブジェクトの長さを変化させる、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記部位の位置情報と、前記操作手段もしくは前記手の位置情報に基づき、選択された前記オブジェクトを、前記ユーザオブジェクトにより指定された位置に移動させる処理を実行する移動処理手段を含む、請求項5~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示手段の位置情報と、前記操作手段もしくは前記手の位置情報と、前記移動処理手段による移動処理後の、選択された前記オブジェクトの前記三次元仮想空間上の位置情報に基づき、ユーザ入力を受け付ける入力受付手段を含む、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載の情報処理装置を含む表示システムであって、前記情報処理装置内または該情報処理装置とは別に、ユーザに装着され、該情報処理装置により生成されたユーザオブジェクトおよび三次元仮想空間における表示手段の傾き方向の画像を表示する該表示手段を備える、表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を生成する情報処理装置、表示システム、方法および画像を生成する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザが三次元仮想空間で表現されるコンテンツを体験できるVR(Virtual Reality)技術には、三次元仮想空間の画像を表示する表示装置として、人の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイ(HMD)が用いられる。
【0003】
三次元仮想空間においても、ホワイトボードに文字を書くなどのユーザ入力が必要な場合がある。しかしながら、三次元仮想空間におけるユーザ入力には、PC(Personal Computer)のようなマウスやキーボードを用いる標準的な入力方式がまだ存在していない。
【0004】
三次元仮想空間においてユーザ入力を行う方法としては、ユーザの視座に該ユーザに対応するアバターオブジェクトを配置し、アバターオブジェクトに該ユーザからの操作を受け付けるためのユーザインタフェースを表示する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の方法では、ユーザインタフェースがアバターオブジェクトの一方の腕に表示されるため、頭部を傾けて当該一方の腕を視認し、他方の手で操作する必要があり、操作が容易ではなく、ユーザビリティが高いとは言えない。
【0006】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、三次元仮想空間におけるユーザビリティを向上させることができる情報処理装置、表示システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、発明の一実施形態では、三次元仮想空間を示す仮想空間データに基づいて画像を生成する情報処理装置であって、
ユーザに装着される表示手段の位置と、基準方向に対する表示手段の傾きと、ユーザが操作する操作手段もしくは該ユーザの手の位置を検出する検出手段から、表示手段の位置情報および傾き情報と操作手段もしくは手の位置情報を取得する取得手段と、
取得された表示手段の位置情報と操作手段もしくは手の位置情報に基づき、三次元仮想空間上にユーザオブジェクトを生成する第1の生成手段と、
取得された表示手段の傾き情報と仮想空間データに基づき、三次元仮想空間における表示手段の傾き方向の画像を生成する第2の生成手段とを含む、情報処理装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、三次元仮想空間におけるユーザビリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
表示システムの第1の構成例を示した図。
HMDとコントローラとPCの第1のハードウェア構成を示した図。
PCの機能構成の一例を示したブロック図。
図1に示す表示システムにより実行される処理の流れを示したシーケンス図。
ユーザの肩の位置を推定する第1の方法について説明する図。
図5に示す第1の方法によりユーザの肩の位置を推定する処理の流れを示したフローチャート。
ユーザの肩の位置を推定する第2の方法について説明する図。
図7に示す第2の方法によりユーザの肩の位置を推定する処理の流れを示したフローチャート。
三次元仮想空間にユーザ入力を支援するためのユーザオブジェクトの第1の例として、アシスタントオブジェクトを生成し、画像を表示させる処理の流れを示したフローチャート。
三次元仮想空間にアシスタントオブジェクトを生成し、画像を表示させた場合の表示例を示した図。
アシスタントオブジェクトに触れ、機能を呼び出したところを示した図。
三次元仮想空間にユーザ入力を支援するためのユーザオブジェクトの第2の例として、レーザオブジェクトを生成し、画像を表示させる処理の流れを示したフローチャート。
レーザオブジェクトによりオブジェクトを選択する例を示した図。
レーザオブジェクトの長さと、ユーザの肩の位置とコントローラの位置との距離との関係を示す図。
レーザオブジェクトにより選択したオブジェクトを移動させる様子を例示した図。
レーザオブジェクトにより選択したオブジェクトを移動させる処理の流れを示したフローチャート。
ユーザ入力の一例として、音声入力の流れを示したフローチャート。
音声入力を行っている場合の表示例を示した図。
表示システムの第2の構成例を示した図。
HMDとコントローラの第2のハードウェア構成を示した図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、表示システムの第1の構成例を示した図である。表示システムは、ユーザの頭部に装着される表示手段として機能するHMD10と、ユーザが手で持って、もしくは手に装着して操作する操作手段として機能するコントローラ11と、情報処理装置として機能するPC12とを備える。また、表示システムは、HMD10の位置と基準方向に対するHMD10の傾き、コントローラ11の位置と基準方向に対するコントローラ11の傾きを検出する検出手段として機能する位置検知センサ13を備える。図1に示す例では、表示システムが、複数のユーザの位置情報や操作情報等を管理するサーバ14を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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