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公開番号
2025127096
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023613
出願日
2024-02-20
発明の名称
後処理装置、及び、画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
37/04 20060101AFI20250825BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シート束挿入部にすっぽり収まってしまうような小サイズのシート束に対しても、綴じ処理を良好かつ容易におこなえるようにする。
【解決手段】複数枚のシートPが重ねられてなるシート束PTが挿入されるシート束挿入部41が設けられている。また、シート束PTを載置可能な載置面45sが形成されて、シート束挿入部41に対して挿脱可能な可動式載置部45が設けられている。さらに、可動式載置部45に載置された状態のシート束PTに対してシート束挿入部41の内部で綴じ処理をおこなう綴じ装置30が設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
複数枚のシートが重ねられてなるシート束が挿入されるシート束挿入部と、
前記シート束を載置可能な載置面が形成されて、前記シート束挿入部に対して挿脱可能な可動式載置部と、
前記可動式載置部に載置された状態の前記シート束に対して前記シート束挿入部の内部で綴じ処理をおこなう綴じ装置と、
を備えたことを特徴とする後処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記載置面に収まる小サイズのシート束に対して綴じ処理をおこなう場合には、前記シート束挿入部から引き出された前記可動式載置部に前記小サイズのシート束を載置した後に、前記可動式載置部を前記シート束挿入部に挿入した状態で前記可動式載置部に載置された前記シート束に対して前記綴じ装置によって綴じ処理をおこない、
前記載置面に収まらない大サイズのシート束に対して綴じ処理をおこなう場合には、前記シート束挿入部から前記可動式載置部を引き出した状態で前記大サイズのシート束を載置して、そのまま前記可動式載置部に載置された前記シート束に対して前記綴じ装置によって綴じ処理をおこなうことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
【請求項3】
前記可動式載置部は、前記小サイズのシート束又は前記大サイズのシート束の片側端面が突当てられる第1突当て部と、前記小サイズのシート束の前記片側端面に直交する端面が突当てられる可倒式の第2突当て部と、を具備したことを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
【請求項4】
前記可動式載置部は、前記シート束挿入部に挿入された状態において前記シート束挿入部における角部に相当する位置に切欠き部が形成され、
前記綴じ装置は、前記シート束挿入部に挿入された状態における前記可動式載置部の前記切欠き部に相当する位置で綴じ処理をおこなうことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の後処理装置。
【請求項5】
前記可動式載置部は、前記シート束挿入部から引き出されたときに前記切欠き部を開放した位置から閉鎖した位置に移動する開閉部材を具備したことを特徴とする請求項4に記載の後処理装置。
【請求項6】
前記可動式載置部は、前記載置面にシート束が載置されるべき位置を示す目印又は窪みが形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の後処理装置。
【請求項7】
前記可動式載置部は、前記載置面に載置されたシート束を上方から押える押え部材が移動可能に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の後処理装置。
【請求項8】
前記可動式載置部が前記シート束挿入部に挿入された状態のとき、前記シート挿入部の内部が露呈しないように構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の後処理装置。
【請求項9】
シート束が載置された前記可動式載置部が前記シート束挿入部に挿入された状態が検知されたとき、当該シート束に対して前記綴じ装置が自動で稼働して綴じ処理をおこなうことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の後処理装置。
【請求項10】
前記シート束挿入部からの前記可動式載置部の引出し範囲を制限する制限機構と、
前記制限機構による制限を解除可能な解除機構と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の後処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、シートに後処理を施す後処理装置と、その後処理装置と画像形成装置とを備えた画像形成システムと、に関するものである。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、画像形成システム(画像形成装置)において、シート束挿入部に手差しで差し込んだシート束に対して綴じ処理(後処理)をおこなう後処理装置が設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1に開示された後処理装置は、画像形成装置に隣接するように設置されていて、ユーザーがシート束挿入部(開口部)に手差しで差し込んだシート束の角部に対して綴じ処理を実行可能に構成されている。
【0003】
一方、特許文献1には、シート束挿入部(開口部)に挿入されるシート束の綴じ位置を安定化することを目的として、シート束挿入部に、縦置き状態のシート束の端面を支持する可倒式の支持部材を設ける技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の後処理装置は、シート束挿入部にすっぽり収まってしまうような小サイズのシート束を、シート束挿入部に手差しで挿入するのが難しくて、綴じ処理を良好かつ容易におこなうことができなかった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、シート束挿入部にすっぽり収まってしまうような小サイズのシート束に対しても、綴じ処理を良好かつ容易におこなうことができる、後処理装置、及び、画像形成システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における後処理装置は、複数枚のシートが重ねられてなるシート束が挿入されるシート束挿入部と、前記シート束を載置可能な載置面が形成されて、前記シート束挿入部に対して挿脱可能な可動式載置部と、前記可動式載置部に載置された状態の前記シート束に対して前記シート束挿入部の内部で綴じ処理をおこなう綴じ装置と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シート束挿入部にすっぽり収まってしまうような小サイズのシート束に対しても、綴じ処理を良好かつ容易におこなうことができる、後処理装置、及び、画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成システムを示す全体構成図である。
図1の画像形成システムにおける後処理装置の自動処理部を示す構成図である。
後処理装置を示す上面図である。
針無し綴じ装置の綴じ具を示す拡大図である。
後処理装置を示す概略斜視図である。
後処理装置を示す、(A)側面図と、(B)正面図と、である。
後処理装置のシート束挿入部から可動式載置部が引出された状態を示す概略斜視図である。
図7の可動式載置部に、(A)小サイズのシートが載置された状態を示す概略斜視図と、(B)大サイズのシートが載置された状態を示す概略斜視図と、である。
画像形成システムの制御系を示すブロック図である。
変形例1としての、後処理装置を示す概略斜視図である。
変形例2としての、後処理装置を示す概略斜視図である。
変形例3としての、後処理装置における可動式載置部を示す上面図である。
図12の可動式載置部が挿脱される状態を示す概略斜視図である。
(A)図12の可動式載置部が設置された後処理装置を内部からシート束挿入部の側をみた概略斜視図と、(B)比較例としての可動式載置部が設置された後処理装置を内部からシート束挿入部の側をみた概略斜視図と、である。
変形例4としての後処理装置において、可動式載置部がシート束挿入部から引出された状態から挿入されていく動作を示す概略斜視図である。
図15の可動式載置部がシート束挿入部から引出された状態から挿入されていく動作を示す概略側面図である。
図15の可動式載置部がシート束挿入部から引出された状態から挿入されていく動作を示す概略上面図である。
変形例5としての、後処理装置における可動式載置部を示す上面図である。
(A)別形態の可動式載置部を示す上面図と、(B)その可動式載置部が引出された状態の後処理装置を示す概略斜視図と、である。
変形例6としての、後処理装置における可動式載置部を示す上面図である。
図20の可動式載置部であって、(A)シート束が載置されていない状態を示す概略側面図と、(B)シート束が載置されている状態を示す概略側面図と、である。
変形例7としての、可動式載置部における可倒式の第2突当て部の動作を示す概略側面図である。
図22の可倒式の第2突当て部の動作を示す概略上面図である。
図22の可動式載置部において、(A)小サイズのシートが載置された状態を示す概略側面図と、(B)大サイズのシートが載置された状態を示す概略側面図と、である。
図22の可動式載置部において、(A)小サイズのシートが載置された状態を示す概略上面図と、(B)大サイズのシートが載置された状態を示す概略上面図と、である。
別形態としての可倒式の第2突当て部が設置された可動式載置部を示す概略側面図である。
図26の可動式載置部において、(A)小サイズのシートが載置された状態を示す概略側面図と、(B)大サイズのシートが載置された状態を示す概略側面図と、である。
変形例8としての、後処理装置において可動式載置部が引出された状態を示す概略斜視図である。
図28の後処理装置において、(A)シート束挿入部に可動式載置部が挿入された状態を示す概略側面図と、(B)シート束挿入部から可動式載置部が引出された状態を示す概略側面図と、である。
変形例9としての、後処理装置において可動式載置部がシート束挿入部に挿入された状態を示す概略上面図である。
図30の後処理装置において、(A)シート束挿入部から可動式載置部が引出された状態を示す概略上面図と、(B)シート束挿入部にシート束が載置された可動式載置部が挿入された状態を示す概略上面図と、である。
図30の後処理装置でおこなわれる制御を示すフローチャートである。
変形例10としての、後処理装置における可動式載置部のスライド機構を示す概略斜視図である。
図33のスライド機構を示す概略正面図である。
変形例11としての、画像形成システムを示す全体構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
図1にて、本実施の形態における画像形成システム300について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における画像形成システム300は、画像形成装置100の胴内空間W(原稿読込装置102と画像形成部115との間に設けられた空間である。)に、綴じ処理機能を備えた後処理装置1(シート処理装置)が着脱可能に設置されている。胴内空間Wは、画像形成装置100から排出されたシートP(印刷後のシートPである。)を排出可能な空間であって、その排出されたシートPを取り出し可能な空間でもある。すなわち、後処理装置1が設置されていない状態において、胴内空間Wは、画像形成装置100から排出されたシートPがスタックされる空間(排出部)として機能することになる。
なお、胴内空間Wは、+x方向と-y方向とが開口していて、ユーザーは操作表示パネル149に正対する+x方向から操作表示パネル149を操作したり表示を見たり、後処理装置1の操作をしたり、することになる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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