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公開番号
2025134565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024032550
出願日
2024-03-04
発明の名称
処理装置、音響システム、先行音効果を生じさせる方法
出願人
学校法人立命館
代理人
個人
主分類
H04S
7/00 20060101AFI20250909BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】先行音効果を生じさせるため、リード信号を利用する。
【解決手段】開示の処理装置は、先行音と、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記先行音に対して遅延した後続音と、を生成する処理装置であり得る。処理装置は、聴取用の第1本信号と、前記第1本信号の前に配置された第1リード信号と、を備える第1放射信号を、前記先行音として生成するよう構成され得る。前記第1リード信号は、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記後続音に対して先行する信号であって、受聴者が実質的に聴取できない周波数の信号であり得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
先行音と、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記先行音に対して遅延した後続音と、を生成する処理装置であって、
聴取用の第1本信号と、
前記第1本信号の前に配置された第1リード信号と、
を備える第1放射信号を、前記先行音として生成するよう構成され、
前記第1リード信号は、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記後続音に対して先行する信号であって、受聴者が実質的に聴取できない周波数の信号である
処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記処理装置は、
聴取用の第2本信号と、
前記先行音に先行音効果を生じさせるため前記第2本信号の前に配置された第2リード信号と、
を備える第2放射信号を前記後続音として生成するよう構成され、
前記第2リード信号は、前記第1リード信号に対して遅延した信号であって、受聴者が実質的に聴取できない周波数の信号である
請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記第1本信号及び前記第2本信号は、第1時間差を有し、
前記第1リード信号及び前記第2リード信号は、前記第1時間差とは異なる第2時間差を有する
請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記第1本信号及び前記第2本信号は、時間差を有さず、
前記第1リード信号及び前記第2リード信号は、時間差を有する
請求項2に記載の処理装置。
【請求項5】
前記第1リード信号は、15kHz以上の周波数の信号である
請求項1に記載の処理装置。
【請求項6】
前記第1リード信号の時間長さは、前記第1本信号よりも短い、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項7】
先行音と、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記先行音に対して遅延した後続音と、を生成する処理装置と、
前記先行音及び前記後続音を放射するスピーカ装置と、
を備え、
前記処理装置は、
聴取用の第1本信号と、
前記第1本信号の前に配置された第1リード信号と、
を備える第1放射信号を、前記先行音として生成するよう構成され、
前記第1リード信号は、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記後続音に対して先行する信号であって、受聴者が実質的に聴取できない周波数のバーチャル信号である
音響システム。
【請求項8】
後続音に先行する先行音に先行音効果を生じさせる方法であって、
聴取用の第1本信号と前記第1本信号の前に配置された第1リード信号とを備える第1放射信号を、前記先行音として放射することを含み、
前記第1リード信号は、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記後続音に対して先行する信号であって、受聴者が実質的に聴取できない周波数の信号である、
先行音効果を生じさせる方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、処理装置、音響システム、先行音効果を生じさせる方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、避難者をハース効果によって誘導することを開示している。ハース効果は、先行音効果とも呼ばれる。先行音効果は、異なる方向から類似した音が受聴者に僅かな時間差で到来した際に、先に受聴者に到来した方向に音像が知覚される現象である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-134660号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示は、先行音効果に関する新たな手法を提案するものである。本開示においては、先行音効果を生じさせるために、聴取される本信号の前に、リード信号が配置された先行音が用いられる。
【0005】
本開示のある側面は、処理装置である。開示の処理装置は、先行音と、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記先行音に対して遅延した後続音と、を生成する処理装置であり得る。処理装置は、聴取用の第1本信号と、前記第1本信号の前に配置された第1リード信号と、を備える第1放射信号を、前記先行音として生成するよう構成され得る。前記第1リード信号は、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記後続音に対して先行する信号であって、受聴者が実質的に聴取できない周波数の信号であり得る。
【0006】
本開示の他の側面は、音響システムである。開示の音響システムは、先行音と、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記先行音に対して遅延した後続音と、を生成する処理装置と、前記先行音及び前記後続音を放射するスピーカ装置と、を備え得る。前記処理装置は、聴取用の第1本信号と、前記第1本信号の前に配置された第1リード信号と、を備える第1放射信号を、前記先行音として生成するよう構成され得る。前記第1リード信号は、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記後続音に対して先行する信号であって、受聴者が実質的に聴取できない周波数のバーチャル信号であり得る。
【0007】
本開示の他の側面は、方法である。開示の方法は、先行音効果を生じさせる方法であり得る。開示の方法は、聴取用の第1本信号と前記第1本信号の前に配置された第1リード信号とを備える第1放射信号を、前記先行音として放射することを含み得る。前記第1リード信号は、前記先行音に先行音効果を生じさせるよう前記後続音に対して先行する信号であって、受聴者が実質的に聴取できない周波数の信号であり得る。
【0008】
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、音響システムの構成図である。
図2は、放射信号の説明図である。
図3は、放射信号の説明図である。
図4は、音像制御のフローチャートである。
図5は、実験結果を示す表を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<1.処理装置、音響システム、先行音効果を生じさせる方法の概要>
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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