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公開番号
2025134914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2025105708,2023000582
出願日
2025-06-23,2023-01-05
発明の名称
電力増幅回路
出願人
株式会社村田製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H03F
1/02 20060101AFI20250909BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】広帯域化が可能な電力増幅回路を提供する。
【解決手段】電力増幅回路100において、第1インダクタ114と、第2インダクタ115と、で形成される第1トランスと、第1インダクタと並列に接続される第1キャパシタ116と、第2インダクタと並列に接続される第2キャパシタ117とを含む第1分配器110aは、第1インダクタの一端に入力される入力信号RFinを、第1入力信号RF11と、第1入力信号より位相が90度遅れる第2入力信号RF12と、に分配し、第1キャリアアンプ120は、第1入力信号を増幅して第1出力信号を出力し、第1ピークアンプ130は、第2入力信号を増幅して第2出力信号を出力し、合成器160は、第1出力信号と第2出力信号とを合成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1インダクタと、第2インダクタと、で形成される第1トランスと、前記第1インダクタと並列に接続される第1キャパシタと、前記第2インダクタと並列に接続される第2キャパシタと、を含む第1分配器であって、前記第1インダクタの一端に入力される第1信号を、第1入力信号と、前記第1入力信号より位相が90度遅れる第2入力信号と、に分配する第1分配器と、
前記第1入力信号を増幅して第1出力信号を出力する第1キャリアアンプと、
前記第2入力信号を増幅して第2出力信号を出力する第1ピークアンプと、
前記第1出力信号と、前記第2出力信号と、を合成する合成回路と、
を備える電力増幅回路。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
入力信号を、前記第1信号と、前記第1信号よ
り1
80度位相が遅れる第2信号と、
に分配する第2分配器と、
第3インダクタと、第4インダクタと、で形成される第2トランスと、前記第3インダクタと並列に接続されるキャパシタと、前記第4インダクタと並列に接続されるキャパシタと、を含む第3分配器であって、前記第3インダクタの一端に入力される前記第2信号を、第3入力信号と、前記第3入力信号より位相が90度遅れる第4入力信号と、に分配する第3分配器と、
前記第1キャリアアンプと差動対を構成し、前記第3入力信号を増幅して第3出力信号を出力する第2キャリアアンプと、
前記第1ピークアンプと差動対を構成し、前記第4入力信号を増幅して第4出力信号を出力する第2ピークアンプと、
をさらに備え、
前記合成回路は、前記第1出力信号と、前記第2出力信号と、前記第3出力信号と、前記第4出力信号と、を合成する、
請求項
1
に記載の電力増幅回路。
【請求項3】
第1インダクタと、第2インダクタと、で形成される第1トランスと、前記第2インダクタと並列に接続されるキャパシタと、を含む第1分配器であって、前記第1インダクタの一端にはキャパシタを通じて入力信号が入力されて、前記入力信号を、前記第2インダクタの一端から第1入力信号として分配し、前記第2インダクタの他端から第2入力信号として分配する第1分配器と、
一端が前記第1インダクタの他端と電気的に接続される第3インダクタと、第4インダクタと、で形成される第2トランスと、前記第3インダクタと並列に接続されるキャパシタと、前記第4インダクタと並列に接続されるキャパシタと、を含む第2分配器であって、前記第4インダクタの一端から第3入力信号が分配され、前記第4インダクタの他端から第4入力信号が分配される第2分配器と、
前記第1入力信号を増幅して第1出力信号を出力する第1キャリアアンプと、
前記第1キャリアアンプと差動対を構成し、前記第2入力信号を増幅して第2出力信号を出力する第2キャリアアンプと、
前記第3入力信号を増幅して第3出力信号を出力する第1ピークアンプと、
前記第1ピークアンプと差動対を構成し、前記第4入力信号を増幅して第4出力信号を出力する第2ピークアンプと、
前記第1出力信号と、前記第2出力信号と、前記第3出力信号と、前記第4出力信号と、を合成する合成回路と、
を備える電力増幅回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力増幅回路に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ドハティ増幅器は、一般的に、入力信号の電力レベルにかかわらず動作するキャリアアンプと、入力信号の電力レベルが小さい場合はオフとなり、大きい場合にオンとなるピークアンプとが並列に接続される。キャリアアンプの出力とピークアンプの出力とを合成器により合成することにより、高効率な電力増幅器(パワーアンプ)として動作する。
【0003】
当該合成器には、1/4波長線路が用いられるところ、1/4波長線路は小型化や広帯域化に不向きである。これに対して、1/4波長線路を用いないドハティ増幅器が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021‐192476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の電力増幅回路は、1/4波長線路を用いない構成により、小型化および広帯域化を実現している。しかし、電力増幅回路において、さらなる広帯域化が求められている。
【0006】
そこで、本開示は、広帯域化が可能な電力増幅回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る電力増幅回路は、入力信号を、第1入力信号と、前記第1入力信号よりも位相が略90度遅れる第2入力信号と、前記第1入力信号より位相が略180度遅れる第3入力信号と、前記第2入力信号より位相が略180度遅れる第4入力信号と、に分配する分配回路と、前記第1入力信号を増幅して第1出力信号を出力する第1キャリアアンプと、前記第2入力信号を増幅して第2出力信号を出力する第1ピークアンプと、第1インダクタと、第2インダクタと、で形成される第1トランスと、前記第1インダクタと並列に接続されるキャパシタと、前記第2インダクタと並列に接続されるキャパシタと、を含む第1変換器であって、前記第1インダクタの一端には前記第1出力信号が入力され、前記第2インダクタの一端には前記第2出力信号が入力されるように構成される第1変換器と、前記第1キャリアアンプと差動対を構成し、前記第3入力信号を増幅して第3出力信号を出力する第2キャリアアンプと、前記第1ピークアンプと差動対を構成し、前記第4入力信号を増幅して第4出力信号を出力する第2ピークアンプと、第3インダクタと、第4インダクタと、で形成される第2トランスと、前記第3インダクタと並列に接続されるキャパシタと、前記第4インダクタと並列に接続されるキャパシタと、を含む第2変換器であって、前記第3インダクタの一端には前記第3出力信号が入力され、前記第4インダクタの一端には前記第4出力信号が入力され、前記第4インダクタの他端は前記第2インダクタの他端と電気的に接続されるように構成される第2変換器と、第5インダクタと、第6インダクタと、で形成される第3トランスと、前記第5インダクタと並列に接続される第5キャパシタと、一端が前記第6インダクタの一端と電気的に接続され、他端が出力端子或いは接地と電気的に接続される第6キャパシタと、を含む合成器であって、前記第5インダクタは、一端が前記第1インダクタの他端と電気的に接続され、他端が前記第3インダクタの他端と電気的に接続される合成器と、を備える。
【0008】
本発明の一側面に係る電力増幅回路は、第1インダクタと、第2インダクタと、で形成される第1トランスと、前記第1インダクタと並列に接続される第1キャパシタと、前記第2インダクタと並列に接続される第2キャパシタと、を含む第1分配器であって、前記第1インダクタの一端に入力される第1信号を、第1入力信号と、前記第1入力信号より
位相が
90
度遅
れる第2入力信号と、に分配する第1分配器と、前記第1入力信号を増幅して第1出力信号を出力する第1キャリアアンプと、前記第2入力信号を増幅して第2出力信号を出力する第1ピークアンプと、前記第1出力信号と、前記第2出力信号と、を合成する合成回路と、を備える。
【0009】
本発明の一側面に係る電力増幅回路は、第1インダクタと、第2インダクタと、で形成される第1トランスと、前記第2インダクタと並列に接続されるキャパシタと、を含む第1分配器であって、前記第1インダクタの一端にはキャパシタを通じて入力信号が入力されて、前記入力信号を、前記第2インダクタの一端から第1入力信号として分配し、前記第2インダクタの他端から第2入力信号として分配する第1分配器と、
一端が前記第1インダクタの他端と電気的に接続される
第3インダクタと、第4インダクタと、で形成される第2トランスと
、前
記第3インダクタと並列に接続されるキャパシタと、前記第4インダクタと並列に接続されるキャパシタと、を含む第2分配器であって、前記第4インダクタの一端から第3入力信号が分配され、前記第4インダクタの他端から第4入力信号が分配される第2分配器と、前記第1入力信号を増幅して第1出力信号を出力する第1キャリアアンプと、前記第1キャリアアンプと差動対を構成し、前記第2入力信号を増幅して第2出力信号を出力する第2キャリアアンプと、前記第3入力信号を増幅して第3出力信号を出力する第1ピークアンプと、前記第1ピークアンプと差動対を構成し、前記第4入力信号を増幅して第4出力信号を出力する第2ピークアンプと、前記第1出力信号と、前記第2出力信号と、前記第3出力信号と、前記第4出力信号と、を合成する合成回路と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、広帯域化が可能な電力増幅回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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