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公開番号2025140313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039639
出願日2024-03-14
発明の名称呼吸検出システム
出願人株式会社村田製作所,社会医療法人誠光会
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類A61B 5/08 20060101AFI20250919BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被験者によらず高い精度で呼吸動作を検出する。
【解決手段】
呼吸検出システム1は、加速度センサ11、圧力センサ12、姿勢判定部22、呼吸動作検出部23を備える。加速度センサ11は、呼吸動作の検出位置の加速度を計測して、加速度計測データを出力する。圧力センサ12は、呼吸動作の検出位置の圧力を計測して、圧力計測データを出力する。姿勢判定部22は、加速度計測データに基づいて被験者の姿勢を判定する。呼吸動作検出部23は、加速度計測データまたは圧力計測データに基づいて呼吸動作を検出する。姿勢判定部22は、姿勢の一種類として、被験者のうつ伏せを判定する。呼吸動作検出部23は、姿勢がうつ伏せでないとき、加速度計測データに基づいて呼吸動作を検出する。呼吸動作検出部23は、姿勢がうつ伏せであるとき、圧力計測データに基づいて呼吸動作を検出する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
被験者の肌に貼り付けて、前記被験者の呼吸動作を検出するための呼吸検出システムであって、
前記呼吸動作の検出位置の加速度を計測して、加速度計測データを出力する加速度センサと、
前記呼吸動作の検出位置の圧力を計測して、圧力計測データを出力する圧力センサと、
前記加速度計測データに基づいて前記被験者の姿勢を判定する姿勢判定部と、
前記加速度計測データまたは前記圧力計測データに基づいて前記呼吸動作を検出する呼吸動作検出部と、
を備え、
前記姿勢判定部は、前記姿勢の一種類として、前記被験者のうつ伏せを判定し、
前記呼吸動作検出部は、
前記姿勢が前記うつ伏せでないとき、前記加速度計測データに基づいて前記呼吸動作を検出し、
前記姿勢が前記うつ伏せであるとき、前記圧力計測データに基づいて前記呼吸動作を検出する、
呼吸検出システム。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記加速度計測データと前記圧力計測データとに基づいて、前記被験者の前記呼吸動作の異常状態および正常状態を判定する状態判定部を備える、
請求項1に記載の呼吸検出システム。
【請求項3】
前記状態判定部は、
前記圧力計測データ用の圧力閾値と、前記加速度計測データ用の加速度閾値とを設定しており、
前記加速度計測データの値が前記加速度閾値未満、または、前記圧力計測データの値が前記圧力閾値以上であると、前記異常状態と判定し、
前記加速度計測データの値が前記加速度閾値以上であり、前記圧力計測データの値が前記圧力閾値未満であると、前記正常状態と判定する、
請求項2に記載の呼吸検出システム。
【請求項4】
前記状態判定部は、
前記異常状態を分類する分類用圧力閾値を設定しており、
前記分類用圧力閾値と前記姿勢とに基づいて、前記異常状態をさらに分類する、
請求項3に記載の呼吸検出システム。
【請求項5】
前記呼吸動作の検出結果を通知する通知部を備える、
請求項1に記載の呼吸検出システム。
【請求項6】
前記異常状態を通知する通知部を備える、
請求項2に記載の呼吸検出システム。
【請求項7】
キャラクター画像を生成、編集する画像編集部と、
前記姿勢、前記呼吸動作の検出結果、前記異常状態または前記正常状態の判定結果に基づいてポイントを算出するポイント算出部と、
前記ポイントに応じた前記キャラクター画像の編集アイテムの選択を受け付ける操作部と、
前記キャラクター画像を表示する表示部と、
を備え、
前記画像編集部は、前記選択された編集アイテムを用いて前記キャラクター画像を編集する、
請求項2に記載の呼吸検出システム。
【請求項8】
前記姿勢の種類の比率を表示する表示部を備える、
請求項1に記載の呼吸検出システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乳幼児の呼吸を検出する技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、呼吸検出装置が記載されている。特許文献1の呼吸検出装置は、圧力センサを備え、圧力センサの出力値によって呼吸を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/165427号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示すような呼吸検出装置では、呼吸検出装置の被験者への装着状態および被験者の姿勢によって、呼吸動作の検出精度が低下することがある。
【0005】
特に、被験者が乳幼児等の場合、自分の姿勢を意識的に継続することが難しく、呼吸動作の検出精度は低下し易い。
【0006】
本発明の目的は、被験者の姿勢によらず高い精度で呼吸動作を検出できる呼吸検出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の一実施形態に係る呼吸検出システムは、被験者の肌に貼り付けて、被験者の呼吸動作を検出するための呼吸検出システムである。呼吸検出システムは、加速度センサ、圧力センサ、姿勢判定部、呼吸動作検出部を備える。
【0008】
加速度センサは、呼吸動作の検出位置の加速度を計測して、加速度計測データを出力する。圧力センサは、呼吸動作の検出位置の圧力を計測して、圧力計測データを出力する。姿勢判定部は、加速度計測データに基づいて被験者の姿勢を判定する。呼吸動作検出部は、加速度計測データまたは圧力計測データに基づいて呼吸動作を検出する。姿勢判定部は、姿勢の一種類として、被験者のうつ伏せを判定する。
【0009】
呼吸動作検出部は、姿勢がうつ伏せでないとき、加速度計測データに基づいて呼吸動作を検出する。呼吸動作検出部は、姿勢がうつ伏せであるとき、圧力計測データに基づいて呼吸動作を検出する。
【0010】
この構成では、姿勢がうつ伏せであるか、それ以外であるかに応じて、呼吸動作の検出に用いるデータを選択する。うつ伏せでないとき、胸部は押さえられず、呼吸による胸部の表面の変位は抑制されない。この姿勢では、加速度センサは、圧力センサと比較して被験者への装着状態の影響を受け難い。したがって、呼吸動作は、加速度センサを用いて高精度に検出される。うつ伏せであるとき、胸部は押さえられ、呼吸による胸部の表面の変位は抑制される。この姿勢では、加速度センサの検出値が小さくなるので、圧力センサは、加速度センサと比較して呼吸動作を高精度に検出できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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