TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025136102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024034306
出願日2024-03-06
発明の名称化粧材落下防止具、落下防止具付き化粧材、及び落下防止具付き化粧材ユニット
出願人不二サッシ株式会社
代理人弁理士法人貴和特許事務所
主分類E04F 13/08 20060101AFI20250911BHJP(建築物)
要約【課題】化粧材を固定部材に固定するための結合部材に、万が一、緩みが生じた場合にも、化粧材が落下することを防止できる、化粧材落下防止具を提供する。
【解決手段】ルーバ2の落下を防止するための落下防止具16として、カーテンウォール1にルーバ2を固定するためのストリンガー10aの上方に配置され、ルーバ2の重量をストリンガー10aに支承させる当接部40と、少なくともルーバ2の下側への変位を不能にルーバ2とスライド係合し、かつ、締結部材15によりルーバ2に固定される取付部41とを備えるものを使用する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
壁構成材に固定金具を介して固定される化粧材に対し、締結部材により固定され、前記化粧材の落下を防止する化粧材落下防止具であって、
前記固定金具の上方に配置され、前記化粧材の重量を前記固定金具に支承させる当接部と、
少なくとも前記化粧材の下側への変位を不能に前記化粧材とスライド係合し、かつ、前記締結部材により前記化粧材に固定される取付部と、を備える、
化粧材落下防止具。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記当接部は、前記固定金具に対し、前記壁構成材の面外方向に係合可能な構成を有する、請求項1に記載の化粧材落下防止具。
【請求項3】
前記当接部は、略L字形の端面形状を有する、請求項2に記載の化粧材落下防止具。
【請求項4】
前記取付部は、前記化粧材の、前記壁構成材の面外方向への変位を不能に、前記化粧材とスライド係合する、請求項1に記載の化粧材落下防止具。
【請求項5】
前記取付部は、前記化粧材とスライド係合する係合溝を有する、請求項1に記載の化粧材落下防止具。
【請求項6】
前記取付部は、前記当接部に接続された第1取付板と、前記第1取付板の板厚方向に離隔し、かつ、前記第1取付板と略平行に配置された第2取付板と、前記第1取付板と前記第2取付板とを連結する連結板とを有し、
前記係合溝は、前記第1取付板と前記第2取付板と前記連結板とにより三方が囲まれた部分に備えられている、
請求項5に記載の化粧材落下防止具。
【請求項7】
前記第1取付板は、前記締結部材を挿通させる第1取付孔を有し、
前記第2取付板は、前記締結部材を挿通させる第2取付孔を、前記第1取付孔と同軸に有する、
請求項6に記載の化粧材落下防止具。
【請求項8】
前記第2取付板は、前記化粧材に対し、前記第2取付孔の中心軸回りの相対回転を不能に係合する、請求項7に記載の化粧材落下防止具。
【請求項9】
前記第2取付板は、前記第1取付板とは反対側を向いた面のうち、前記第2取付孔を挟んで両側部分に、突起状の1対の座部を有する、請求項7に記載の化粧材落下防止具。
【請求項10】
前記化粧材は、長手方向を上下方向に向けて配置されるルーバであり、
前記固定金具は、長手方向を左右方向に向けて配置されるストリンガーである、
請求項1に記載の化粧材落下防止具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、化粧材落下防止具、落下防止具付き化粧材、及び落下防止具付き化粧材ユニットに関する。
続きを表示(約 950 文字)【背景技術】
【0002】
ビルディングなどの建築物にあっては、壁を構成するパネル材の表面性状を工夫したり、壁を構成するフレーム材の配置を工夫したりして、外観意匠を向上することが行われている。
【0003】
近年、建築物の外観意匠に対する要望が多様化してきており、建築物の壁を構成する壁構成材自体を工夫することによっては、外観意匠に対する要望に十分に応えられない可能性がある。
【0004】
そこで、建築物の壁構成材に、化粧材を取り付けることで、外観意匠を向上することが考えられている。
【0005】
特開2013-174078号公報には、化粧材である複数本の縦桟材を、固定金具である胴縁、及び、外壁に固定した壁際材を介して、外壁に固定する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-174078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
化粧材を固定金具に固定するための結合部材として、ボルト及びナットを使用することが行われている。また、ボルトとナットとに緩みが生じることを防止するために、緩み止めが施されたボルト及び/又はナットを使用することも考えられている。
【0008】
ただし、緩み止めが施されたボルト及び/又はナットを使用した場合にも、ボルトとナットとに緩みが生じることを完全に防止することは難しい。万が一、ボルトとナットとに緩みが生じた場合には、化粧材が固定金具から脱落して落下する恐れがある。
【0009】
本開示は、化粧材を固定部材に固定するための結合部材に、万が一、緩みが生じた場合にも、化粧材が落下することを防止できる、化粧材落下防止具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の第1態様の化粧材落下防止具は、壁構成材に固定金具を介して固定される化粧材に対し、締結部材により固定され、前記化粧材の落下を防止するもので、当接部と、取付部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

不二サッシ株式会社
引違いサッシ
3日前
文化シヤッター株式会社
防護柵
8日前
不二サッシ株式会社
床加速度の測定システムおよび測定方法
4日前
不二サッシ株式会社
照明器具取付具、及び照明器具取付具付き化粧材ユニット
22日前
個人
接合構造
5日前
個人
屋台
22日前
個人
タッチミー
4日前
個人
野良猫ハウス
1か月前
個人
フェンス
1か月前
個人
転落防止用手摺
1か月前
個人
ベンリナアングル
4日前
ニチハ株式会社
建築板
1か月前
個人
筋交自動設定装置
12日前
個人
地下型マンション
3か月前
積水樹脂株式会社
柵体
1か月前
個人
居住車両用駐車場
1か月前
個人
鋼管結合資材
3か月前
個人
熱抵抗多層断熱建材
1か月前
株式会社タナクロ
テント
3か月前
個人
補強部材
1か月前
個人
2か月前
鹿島建設株式会社
壁体
1か月前
個人
身体用シェルター
12日前
成友建設株式会社
建物
1か月前
個人
循環流水式屋根融雪装置
3か月前
個人
身体用シェルター
12日前
三協立山株式会社
構造体
12日前
三協立山株式会社
構造体
12日前
個人
可搬型供養墓
10日前
株式会社熊谷組
吊り治具
9日前
株式会社熊谷組
床構成材
2日前
三協立山株式会社
構造体
12日前
三協立山株式会社
構造体
12日前
三協立山株式会社
構造体
12日前
三協立山株式会社
構造体
12日前
株式会社熊谷組
木質材料
22日前
続きを見る