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公開番号2025138227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037191
出願日2024-03-11
発明の名称情報処理装置および情報処理方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G09C 1/00 20060101AFI20250917BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】暗号化された計測データを計測環境毎に集計する。
【解決手段】第1車両によって取得された1つ以上の計測データと、前記計測データを模した1つ以上の第1ダミーデータと、を含み、暗号化された第1データと、前記計測データそれぞれの計測環境を示す1つ以上の環境データと、当該第1ダミーデータに対応する前記環境データを模した1つ以上の第2ダミーデータと、を含む第2データと、を前記第1車両から受信することと、前記第2データに含まれる各データが示す計測環境ごとに、前記第1データに含まれる各データの統計処理を行うことと、を実行する制御部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1車両によって取得された1つ以上の計測データと、前記計測データを模した1つ以上の第1ダミーデータと、を含み、暗号化された第1データと、
前記計測データそれぞれの計測環境を示す1つ以上の環境データと、当該第1ダミーデータに対応する前記環境データを模した1つ以上の第2ダミーデータと、を含む第2データと、
を前記第1車両から受信することと、
前記第2データに含まれる各データが示す計測環境ごとに、前記第1データに含まれる各データの統計処理を行うことと、
を実行する制御部を有する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第1データに含まれる各データを復号せずに前記統計処理を実行する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、準同型暗号化されたデータに対して前記統計処理を行う、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記環境データが示す1以上の観測地点について、基準値以上の個数の前記第1データと前記第2データとを受信したと判定した場合に、前記統計処理を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記統計処理において、前記第2データに含まれる各データが示す計測環境毎に、前記第1データに含まれる各データの平均値を算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記統計処理の結果を、第2の情報処理装置に送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
第1車両に搭載される情報処理装置であって、
前記第1車両が生成した1つ以上の計測データと、各前記計測データの計測環境を示す1つ以上の環境データを取得することと、
前記第1車両によって取得される前記計測データを模した1つ以上の第1ダミーデータを生成することと、
当該第1ダミーデータに対応する前記環境データを模した1つ以上の第2ダミーデータを生成することと、
1つ以上の前記計測データに、前記第1ダミーデータを追加して第1データを生成することと、
1つ以上の前記環境データに、前記第2ダミーデータを追加して第2データを生成することと、
前記第1データに含まれる各データを暗号化することと、
前記第1データと前記第2データとを第2車両に搭載される情報処理装置に送信することと、
を実行する制御部を有する、
情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、
準同型暗号によって前記第1データに含まれる各データを暗号化する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記環境データは、前記計測データが取得された地点の位置情報であり、
前記制御部は、前記第1車両を模した仮想車両である第2車両の走行経路として設定された仮想的な経路上の地点の位置情報を前記第2ダミーデータとして生成する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記環境データが示す観測地点の周辺の道路上の地点から、ランダムに選択された所定の数の位置を示す位置情報を前記第2ダミーデータとして生成する、
請求項7に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、収集したデータを暗号化して集計する情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
データを暗号化し、暗号化したデータを復号せずに集計する技術が知られている。これに関して、例えば、特許文献1には、車両情報を取得し、車両情報に準同型暗号化を施し、暗号化車両情報について所定の統計処理を実施し、他の車両と暗号化車両情報を交換し、かつ、センタ装置と通信する車両情報収集システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-119230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、暗号化された計測データを計測環境毎に集計することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の一態様は、
第1車両によって取得された1つ以上の計測データと、前記計測データを模した1つ以上の第1ダミーデータと、を含み、暗号化された第1データと、前記計測データそれぞれの計測環境を示す1つ以上の環境データと、当該第1ダミーデータに対応する前記環境データを模した1つ以上の第2ダミーデータと、を含む第2データと、を前記第1車両から受信することと、前記第2データに含まれる各データが示す計測環境ごとに、前記第1データに含まれる各データの統計処理を行うことと、を実行する制御部を有する、情報処理装置である。
【0006】
また、本開示の実施形態の別の態様は、
第1車両に搭載される情報処理装置であって、前記第1車両が生成した1つ以上の計測データと、各前記計測データの計測環境を示す1つ以上の環境データを取得することと、前記第1車両によって取得される前記計測データを模した1つ以上の第1ダミーデータを生成することと、当該第1ダミーデータに対応する前記環境データを模した1つ以上の第2ダミーデータを生成することと、1つ以上の前記計測データに、前記第1ダミーデータを追加して第1データを生成することと、1つ以上の前記環境データに、前記第2ダミーデータを追加して第2データを生成することと、前記第1データに含まれる各データを暗号化することと、前記第1データと前記第2データとを第2車両に搭載される情報処理装置に送信することと、を実行する制御部を有する、
情報処理装置である。
【0007】
また、本開示の実施形態の別の態様は、
第1車両によって取得された1つ以上の計測データと、前記計測データを模した1つ以上の第1ダミーデータと、を含み、暗号化された第1データと、前記計測データそれぞれの計測環境を示す1つ以上の環境データと、当該第1ダミーデータに対応する前記環境データを模した1つ以上の第2ダミーデータと、を含む第2データと、前記第2データに含まれる各データが示す計測環境ごとに、暗号化されたままの前記第1データに含まれる各データに対して行われた統計処理の結果とを受信することと、受信した前記第1データを復号することと、を実行する制御部を有する、情報処理装置である。
【0008】
また、本開示の実施形態の別の態様は、
第1車両によって取得された1つ以上の計測データと、前記計測データを模した1つ以上の第1ダミーデータと、を含み、暗号化された第1データと、前記計測データそれぞれの計測環境を示す1つ以上の環境データと、当該第1ダミーデータに対応する前記環境データを模した1つ以上の第2ダミーデータと、を含む第2データと、を前記第1車両から受信するステップと、前記第2データに含まれる各データが示す計測環境ごとに、前記第1データに含まれる各データの統計処理を行うステップと、を含む、情報処理方法である。
【0009】
また、本開示の実施形態の別の態様は、
第1車両に搭載される情報処理装置が行う情報処理方法であって、前記第1車両が生成した1つ以上の計測データと、各計測データの計測環境を示す1つ以上の環境データを取得するステップと、前記第1車両によって取得される前記計測データを模した1つ以上の第1ダミーデータを生成するステップと、当該第1ダミーデータに対応する前記環境データを模した1つ以上の第2ダミーデータを生成するステップと、1つ以上の前記計測データに、前記第1ダミーデータを追加して第1データを生成するステップと、1つ以上の前記環境データに、前記第2ダミーデータを追加して第2データを生成するステップと、前記第1データに含まれる各データを暗号化するステップと、前記第1データと前記第2データとを第2車両に搭載される情報処理装置に送信するステップと、を含む、情報処理方法である。
【0010】
また、他の態様として、上記の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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