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公開番号
2025139193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038002
出願日
2024-03-12
発明の名称
魚介類用の運搬水槽
出願人
日建リース工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
63/02 20060101AFI20250918BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】破損時に所有者が自ら簡単な作業で搬送台を交換し、安価に機能を回復可能な魚介類用の運搬水槽を提供する。
【解決手段】本発明の魚介類用の運搬水槽1は、水槽本体10と、水槽本体10の底面に固定した搬送台20と、を備え、水槽本体10が、魚介類を収容する収容部11と、収容部11の側面側に設け、収容部11内の環境を制御するための機器Bを設置可能な機器設置部12と、収容部11の底部に設けた固定手段13と、を有し、搬送台20が、台本体21と、台本体21の側面に設けた差込口22と、を有する輸送用パレットからなり、水槽本体10の外形が、平面視において搬送台20の外形に対応し、固定手段13の操作により、搬送台20を水槽本体10から取り外して交換可能に構成したことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
魚介類を収容したまま運搬可能な、平面視矩形状を呈する運搬水槽であって、
水槽本体と、前記水槽本体の底面に固定した搬送台と、を備え、
前記水槽本体が、魚介類を収容する収容部と、前記収容部の側面側に設け、前記収容部内の環境を制御するための機器を設置可能な機器設置部と、前記収容部の底部に設けた固定手段と、を有し、
前記搬送台が、台本体と、前記台本体の側面に設けた差込口と、を有する輸送用パレットからなり、
前記水槽本体の外形が、平面視において前記搬送台の外形に対応し、
前記固定手段の操作により、前記搬送台を前記水槽本体から取り外して交換可能に構成したことを特徴とする、
魚介類用の運搬水槽。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記固定手段が、前記水槽本体の底面から下方に突出した固定ボルトと、ナットと、を備え、
前記搬送台が、前記差込口と連通する内部空間と、前記台本体の上面と前記内部空間を連通する複数の連通孔と、を備え、
前記固定ボルトを前記連通孔に挿通し、前記内部空間内において前記固定ボルトの先端に前記ナットを螺着することで、前記搬送台を前記水槽本体の底面に固定したことを特徴とする、
請求項1に記載の魚介類用の運搬水槽。
【請求項3】
前記固定手段が、ボルト孔を有する支圧プレートを備え、
前記内部空間内において、前記連通孔の下に前記支圧プレートを添接し、前記固定ボルトの先端を前記ボルト孔に挿通して前記ナットを螺着することで、前記搬送台を前記水槽本体の底面に固定したことを特徴とする、
請求項2に記載の魚介類用の運搬水槽。
【請求項4】
前記輸送用パレットが、日本工業規格(JIS)に規定するプラスチック製パレット又は木製パレットであることを特徴とする、
請求項1に記載の魚介類用の運搬水槽。
【請求項5】
前記水槽本体が、前記収容部側及び前記機器設置部側に選択的に展開可能な保護シートを備え、
前記保護シートは、前記収容部側に展開した状態において、前記収容部の開口部を閉塞する閉塞カバーとして機能し、前記機器設置部側に展開した状態において、前記機器を養生する養生カバーとして機能することを特徴とする、
請求項1に記載の魚介類用の運搬水槽。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚介類を収容したまま運搬可能な運搬水槽に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
二酸化炭素によって沈静化させた魚介類を過密収容した運搬水槽を輸送車両に積載して出荷し、到着地で魚介類を覚醒させることで、長距離の活魚輸送を可能とする技術が開発されている(特許文献1、2)。
また、この活魚輸送に用いる運搬水槽として、水槽内に酸素ガスを供給する酸素ボンベ、エアレーション装置、制御盤、バッテリー等を搭載し、底部にフォークリフトのフォークを差し込むための差込口を設けた運搬水槽が開示されている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6236575号公報
特許6655734号公報
特許7139542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運搬水槽の運送には、主にフォークリフトとトラックを用いる。詳細には、魚介類を収容した運搬水槽の差込口にフォークリフトのフォークを差し込み、リフトアップしてトラックの荷台に積み込むことで目的地へ搬送する。
フォークの差込み時に操作を誤ると、フォークで差込口以外の部分を突いて破損させるおそれがある。運搬水槽の外装が破損した場合、部分的な修理ができないため運搬水槽全体を交換する必要があり、コストが嵩む。
また、運搬水槽の外装を鋼材等で補強すれば破損を防ぐことはできるが、フォークに押し出されて移動することで、周辺の設備を損傷させたり、衝撃で水槽内の魚介類を傷めるおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、以上のような問題点を解決できる魚介類用の運搬水槽を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の魚介類用の運搬水槽は、水槽本体と、水槽本体の底面に固定した搬送台と、を備え、水槽本体が、魚介類を収容する収容部と、収容部の側面側に設け、収容部内の環境を制御するための機器を設置可能な機器設置部と、収容部の底部に設けた固定手段と、を有し、搬送台が、台本体と、台本体の側面に設けた差込口と、を有する輸送用パレットからなり、水槽本体の外形が、平面視において搬送台の外形に対応し、固定手段の操作により、搬送台を水槽本体から取り外して交換可能に構成したことを特徴とする。
【0007】
本発明の魚介類用の運搬水槽は、固定手段が、水槽本体の底面から下方に突出した固定ボルトと、ナットと、を備え、搬送台が、差込口と連通する内部空間と、前台本体の上面と内部空間を連通する複数の連通孔と、を備え、固定ボルトを連通孔に挿通し、内部空間内において固定ボルトの先端にナットを螺着することで、搬送台を水槽本体の底面に固定してもよい。
【0008】
本発明の魚介類用の運搬水槽は、固定手段が、ボルト孔を有する支圧プレートを備え、内部空間内において、連通孔の下に支圧プレートを添接し、固定ボルトの先端をボルト孔に挿通してナットを螺着することで、搬送台を水槽本体の底面に固定してもよい。
【0009】
本発明の魚介類用の運搬水槽は、輸送用パレットが、日本工業規格(JIS)に規定するプラスチック製パレット又は木製パレットであってもよい。
【0010】
本発明の魚介類用の運搬水槽は、水槽本体が、収容部側及び機器設置部側に選択的に展開可能な保護シートを備え、保護シートが、収容部側に展開した状態において、収容部の開口部を閉塞する閉塞カバーとして機能し、機器設置部側に展開した状態において、機器を養生する養生カバーとして機能してもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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