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公開番号2025141386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024041287
出願日2024-03-15
発明の名称エアバッグ、エアバッグの折畳み方法
出願人日本プラスト株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 21/237 20060101AFI20250919BHJP(車両一般)
要約【課題】エアバッグ本体の折畳みを簡易化することができるエアバッグ、エアバッグの折畳み方法を提供する。
【解決手段】車両の配置部材に折畳まれた状態で配置され、ガスの流入により膨張して車両の乗員を保護するエアバッグ本体3を備えたエアバッグ1において、エアバッグ本体3は、膨張した状態において、乗員側に配置される乗員側基布5と、配置部材側に配置される車両側基布7と、乗員側基布5と車両側基布7との外周縁を連結する中間基布9とを有し、乗員側基布5が、エアバッグ本体3が折畳まれた状態において、車両側基布7に重ね合わされた車両重合部27を有し、中間基布9が、エアバッグ本体3が折畳まれた状態において、乗員側基布5に対して、車両側基布7と反対側に重ね合わされた乗員重合部29を有した。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両の配置部材に折畳まれた状態で配置され、ガスの流入により膨張して車両の乗員を保護するエアバッグ本体を備え、
前記エアバッグ本体は、膨張した状態において、前記乗員側に配置される乗員側基布と、前記配置部材側に配置される車両側基布と、前記乗員側基布と前記車両側基布との外周縁を連結する中間基布とを有し、
前記乗員側基布は、前記エアバッグ本体が折畳まれた状態において、前記車両側基布に重ね合わされた車両重合部を有し、
前記中間基布は、前記エアバッグ本体が折畳まれた状態において、前記乗員側基布に対して、前記車両側基布と反対側に重ね合わされた乗員重合部を有するエアバッグ。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記乗員側基布の外周縁は、前記エアバッグ本体が折畳まれた状態において、前記車両側基布の外周縁より内側に配置されている請求項1に記載のエアバッグ。
【請求項3】
前記乗員重合部は、前記エアバッグ本体が折畳まれた状態において、前記乗員側基布の上下方向に配置された一対の上下重合部と、前記乗員側基布の左右方向に配置された一対の左右重合部とを有し、
一対の前記上下重合部と一対の前記左右重合部とは、前記エアバッグ本体が折畳まれた状態において、互いに重ね合わされた中間重合部を有する請求項1又は2に記載のエアバッグ。
【請求項4】
車両の乗員側に配置される乗員側基布と、車両の配置部材側に配置される車両側基布と、前記乗員側基布と前記車両側基布との外周縁を連結する中間基布と、
を有するエアバッグ本体を備え、
前記車両側基布に対して、前記乗員側基布を重ね合わせる第1工程と、
前記乗員側基布に対して、前記中間基布を折畳んで重ね合わせる第2工程と、
を有するエアバッグの折畳み方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアバッグ、エアバッグの折畳み方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エアバッグとしては、車両の配置部材に折畳まれた状態で配置され、ガスの流入により膨張して車両の乗員を保護するエアバッグ本体を備えたものが知られている(特許文献1参照)。このエアバッグでは、エアバッグ本体が、膨張した状態において、乗員側に配置される乗員側基布としての第3基布と、配置部材側に配置される車両側基布としての第2基布と、第3基布と第2基布との外周縁を連結する中間基布としての第1基布とを有する。このようなエアバッグでは、第2基布側からガスが、折畳まれたエアバッグ本体の内部に流入され、第3基布側を乗員に向けて突出するように、エアバッグ本体が膨張して展開される。エアバッグ本体は、第1基布を有することにより、第2基布と第3基布とで構成されたエアバッグ本体に比較して、エアバッグ本体が展開されたときに、エアバッグ本体がより立体的に展開され、乗員の細かな挙動に柔軟に対応することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-121965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のエアバッグでは、エアバッグ本体が、乗員側基布を中間基布の内部に折畳み、中間基布をロール状に折畳み、車両側基布の外周側を蛇腹状に折畳んだ折畳み形状で、配置部材に配置している。しかしながら、このようなエアバッグ本体の折畳み方は、中間基布を有していないエアバッグ本体の折畳み方と比較して、乗員側基布を折畳んだ後に、中間基布をロール状に折畳むなど、複雑化していた。このため、エアバッグ本体が全体的に厚くなるなどして、従来の設備や作業工程などを適用することができず、新たな設備や作業工程を設計する必要があり、高コスト化していた。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、エアバッグ本体の折畳みを簡易化することができるエアバッグ、エアバッグの折畳み方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るエアバッグは、車両の配置部材に折畳まれた状態で配置され、ガスの流入により膨張して車両の乗員を保護するエアバッグ本体を備え、前記エアバッグ本体は、膨張した状態において、前記乗員側に配置される乗員側基布と、前記配置部材側に配置される車両側基布と、前記乗員側基布と前記車両側基布との外周縁を連結する中間基布とを有し、前記乗員側基布は、前記エアバッグ本体が折畳まれた状態において、前記車両側基布に重ね合わされた車両重合部を有し、前記中間基布は、前記エアバッグ本体が折畳まれた状態において、前記乗員側基布に対して、前記車両側基布と反対側に重ね合わされた乗員重合部を有する。
【0007】
本実施形態に係るエアバッグの折畳み方法は、車両の乗員側に配置される乗員側基布と、車両の配置部材側に配置される車両側基布と、前記乗員側基布と前記車両側基布との外周縁を連結する中間基布と、を有するエアバッグ本体を備え、前記車両側基布に対して、前記乗員側基布を重ね合わせる第1工程と、前記乗員側基布に対して、前記中間基布を折畳んで重ね合わせる第2工程と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エアバッグ本体の折畳みを簡易化することができるエアバッグ、エアバッグの折畳み方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るエアバッグの車両側基布に乗員側基布を重ね合わせたときの正面図である。
図1の乗員側基布に型治具を配置したときの正面図である。
本実施形態に係るエアバッグの乗員側基布に中間基布を重ね合わせて一対の上下重合部を形成したときの正面図である。
本実施形態に係るエアバッグの乗員側基布に中間基布を重ね合わせて一対の左右重合部を形成したときの正面図である。
本実施形態に係るエアバッグを仮折畳み形状としたときの正面図である。
本実施形態に係るエアバッグを本折畳み形状としたときの正面図である。
本実施形態に係るエアバッグの乗員側基布の展開図である。
本実施形態に係るエアバッグの車両側基布の展開図である。
本実施形態に係るエアバッグの中間基布の展開図である。
本実施形態に係るエアバッグのエアバッグ本体が膨張して展開したときの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係るエアバッグ、エアバッグの折畳み方法について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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