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公開番号
2025141654
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041680
出願日
2024-03-15
発明の名称
作業車両
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
B60K
13/04 20060101AFI20250919BHJP(車両一般)
要約
【課題】キャブのチルト動作を実現する。
【解決手段】作業車両は、エンジンと、前記エンジンを搭載する車体フレームと、前記車体フレームの上方において、着座位置から後上方へ傾斜したチルト位置まで回動可能に支持されたキャブと、前記エンジンの排気管から排出された排気ガスを処理する第1後処理装置及び第2後処理装置と、を備え、車両幅方向から見て、前記第1後処理装置及び前記第2後処理装置は、前記キャブの後方において、後上方へ傾斜して並べて配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンを搭載する車体フレームと、
前記車体フレームの上方において、着座位置から後上方へ傾斜したチルト位置まで回動可能に支持されたキャブと、
前記エンジンの排気管から排出された排気ガスを処理する第1後処理装置及び第2後処理装置と、を備え、
車両幅方向から見て、前記第1後処理装置及び前記第2後処理装置は、前記キャブの後方において、後上方へ傾斜して並べて配置される、
作業車両。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記第1後処理装置及び前記第2後処理装置の各々は、車両全幅の2/3以下の範囲に収まるよう前記車両幅方向の中央側に配置される、
請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記第1後処理装置は、ディーゼルパティキュレートフィルタを備えるDPF装置を含んで構成され、
前記第2後処理装置は、選択還元触媒により前記排気ガスを処理するSCR装置を含んで構成され、
前記SCR装置は、前記DPF装置よりも下方に配置される、
請求項1又は2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記SCR装置の出口に接続された出口管を更に備え、
前記出口管は、前記第2後処理装置の後方において、前記車両幅方向の中央側に配置される、
請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記第1後処理装置及び前記第2後処理装置の各々が搭載される箱形状のマウント部材を更に備える、
請求項1又は2に記載の作業車両。
【請求項6】
前記マウント部材に対して前記第1後処理装置及び前記第2後処理装置のうち少なくとも一方の位置を調整可能に構成された位置調整部材を更に備える、
請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記車体フレームに連結され、前記キャブの後方において前記車体フレームの上方に延びるブラケットを更に備え、
前記マウント部材は、前記ブラケットを介して前記車体フレームに連結される、
請求項5に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エンジンと、エンジンよりも上方に配置されキャブを支持するキャブフロアと、エンジンの第1排気管から排出された排気ガスを処理する第1後処理装置と、エンジンの第2排気管から排出された排気ガスを処理する第2後処理装置と、を備えたダンプトラックが開示されている。このダンプトラックでは、第1後処理装置及び第2後処理装置は、エンジンよりも後方且つキャブフロアよりも下方において、車両幅方向に並べて配置される。
一方、キャブが車体フレームの上方に配置されるとともに、キャブが着座位置から後上方へ傾斜したチルト位置まで回動可能に支持された作業車両が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-129853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
設置スペースの制約により、第1後処理装置及び第2後処理装置をキャブフロアよりも下方に設置することが困難になる可能性がある。第1後処理装置及び第2後処理装置をキャブの後方に設置する場合、第1後処理装置及び第2後処理装置の位置によっては、キャブのチルト動作を実現することができない可能性がある。
【0005】
そこで本発明は、キャブのチルト動作を実現することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る作業車両は、エンジンと、前記エンジンを搭載する車体フレームと、前記車体フレームの上方において、着座位置から後上方へ傾斜したチルト位置まで回動可能に支持されたキャブと、前記エンジンの排気管から排出された排気ガスを処理する第1後処理装置及び第2後処理装置と、を備え、車両幅方向から見て、前記第1後処理装置及び前記第2後処理装置は、前記キャブの後方において、後上方へ傾斜して並べて配置される。
【発明の効果】
【0007】
上記態様によれば、キャブのチルト動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る作業車両の右側面図。
実施形態に係るキャブを回動させたときの状態を示す図。
実施形態に係るエンジンの排気管の配置を右前方から見た斜視図。
実施形態に係るエンジンの排気管の配置を示す上面図。
実施形態に係るエンジンの排気管の配置を示す右側面図。
実施形態に係るエンジンの排気管の配置を右後方から見た斜視図。
実施形態に係るマウント部材の連結部を右前方から見た斜視図。
実施形態に係る第1後処理装置及び第2後処理装置がマウント部材に搭載された状態を右前方から見た斜視図。
実施形態に係る第1後処理装置及び第2後処理装置がマウント部材から取り外された状態を右前方から見た斜視図。
実施形態に係るマウント部材において位置調整部材が取り付けられる部分を右後方から見た斜視図。
実施形態に係るマウント部材の上面図。
実施形態に係るマウント部材の下面図。
実施形態に係るマウント部材の前面図。
実施形態に係るマウント部材の後面図。
実施形態に係るマウント部材の左側面図。
実施形態に係るマウント部材の右側面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態においては、作業車両の一例として、ダンプトラックを挙げて説明する。実施形態においては、フロントフレームとリアフレームとで車体フレームが構成されるアーティキュレート式のダンプトラックを挙げて説明する。
【0010】
以下の説明において、例えば「平行」や「直交」、「中心」、「同軸」等の相対的又は絶対的な配置を示す表現は、厳密にそのような配置や状態を意味するのみならず、公差や同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している配置や状態をも含むものとする。以下の説明に用いる図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更して示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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