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公開番号
2025142179
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-30
出願番号
2024041786
出願日
2024-03-17
発明の名称
検出装置、及び、判定装置
出願人
オンキヨー株式会社
代理人
主分類
G01H
17/00 20060101AFI20250922BHJP(測定;試験)
要約
【課題】外部からの雑音等の影響が少なく、音の検出を可能とすること。
【解決手段】検出装置1は、卵101に接触し、卵101からの音を検出するための圧電素子2と、卵101を支持する支持台3と、支持台3に伝達する振動を防止する防振部と、を備える。防振部として、支持台3を吊り下げる吊下部5が設けられている。検出装置1は、圧電素子2を覆うカバー10をさらに備える。判定装置は、検出装置1と、制御部と、を備え、検出装置1によって検出された音に基づいて、卵101の状態を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物に接触し、前記対象物からの音を検出するためのセンサーと、
前記対象物を支持する支持台と、
前記支持台に伝達する振動を防止する防振部と、
を備えることを特徴とする検出装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記防振部は、前記支持台を吊り下げる吊下部であることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記防振部は、前記支持台の、前記支持台が載置される側に設けられた緩衝部であることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
【請求項4】
前記支持台は、前記対象物が載置されるリング状の部材を有することを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
【請求項5】
対象物からの音を検出するためのセンサーと、
前記センサーから、前記センサーにより検出された音を記録する記録装置に接続されるケーブルと、
基準電位に接続されたシールドシートと、
を備えることを特徴とする検出装置。
【請求項6】
前記センサーを覆うカバーをさらに備えることを特徴とする請求項1又は5に記載の検出装置。
【請求項7】
前記センサーは、圧電素子であることを特徴とする請求項1又は5に記載の検出装置。
【請求項8】
前記対象物は、卵であることを特徴とする請求項1又は5に記載の検出装置。
【請求項9】
請求項1又は5に記載の検出装置と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記センサーにより検出された音に基づいて、対象物の状態を判定することを特徴とする判定装置。
【請求項10】
前記対象物は、卵であり、
前記制御部は、前記卵が有精卵であるか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の判定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音を検出する検出装置、及び、判定装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
有精卵において、孵化途中卵は、所定の温度・湿度等の環境下で孵卵され、孵卵の途中では、種卵の内部における胚の活動状況、例えば、生死等が観測され、判定されるような検査がなされる。このような検査において、特許文献1には、卵に光が照射され、卵の内部を経て卵の表面から外部に放出される光が受光され、受光された光によって生存卵の識別が行われる発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-097634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような検査を音によって行うことができれば、検査の選択肢が広がる。しかしながら、有精卵から発せられる音は、非常に小さいため、マイク等で音を検出しようとしても、雑音等の影響を受けやすく、音の検出が難しいという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、外部からの雑音等の影響が少なく、音の検出を可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の検出装置は、対象物に接触し、前記対象物からの音を検出するためのセンサーと、前記対象物を支持する支持台と、前記支持台に伝達する振動を防止する防振部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明では、センサーは、対象物に接触し、対象物からの音を検出する。また、防振部は、支持台に伝達する振動を防止する。従って、対象物に接触して音を検出するセンサーにより、外部からの雑音の影響が少なく、音を検出することができ、また、支持台に伝達する振動を防止する防振部により、支持台から対象物に伝わる振動の影響が少なく、音を検出することができる。このように、本発明によれば、外部からの雑音等の影響が少なく、音を検出することができる。
【0008】
第2の発明の検出装置は、第1の発明の検出装置において、前記防振部は、前記支持台を吊り下げる吊下部であることを特徴とする。
【0009】
本発明では、防振部として、対象物を支持する支持台を吊り下げる吊下部が設けられている。これにより、支持台が吊り下げられているため、例えば、机・床等から支持台を通じて対象物に伝わる振動が防止され、また、圧電素子と対象物との間の振動が相対的に最小となる。
【0010】
第3の発明の検出装置は、第1の発明の検出装置において、前記防振部は、前記支持台の、前記支持台が載置される側に設けられた緩衝部であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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