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公開番号2025142962
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024042617
出願日2024-03-18
発明の名称情報処理方法及びプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B63H 21/22 20060101AFI20250924BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】船舶を遠隔操作する際の操作性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】携帯端末を利用して船舶を遠隔操作するための情報処理方法において、携帯端末が、当該携帯端末が中立姿勢から傾けられたことを検出する。そして、携帯端末が中立姿勢から傾けられたことを検出したことに応じて、携帯端末が、船舶を前後方向に並進させる推進方向、船舶を左右方向に並進させる推進方向、船舶を左右方向に旋回させる推進方向を含む複数の推進方向のうち、少なくとも1つの推進方向に対応する推進力を発生させるための指令を、船舶に送信する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
携帯端末を利用して船舶を遠隔操作するための情報処理方法であって、
前記携帯端末が、
前記携帯端末が中立姿勢から傾けられたことを検出することと、
前記携帯端末が前記中立姿勢から傾けられたことを検出したことに応じて、複数の推進方向のうちの少なくとも第1推進方向に対応する推進力を発生させる指令を、前記船舶に送信することと、
を実行する、
情報処理方法。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記携帯端末は、タッチパネルディスプレイを備える端末であり、
前記携帯端末が、
前記タッチパネルディスプレイのタッチ操作を検出することと、
前記タッチパネルディスプレイの前記タッチ操作を検出したことに応じて、前記複数の推進方向のうちの前記第1推進方向とは異なる第2推進方向に対応する推進力を発生させる指令を、前記船舶に送信することと、
更に実行する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記携帯端末の前記中立姿勢からの傾けは、左右方向の軸周りの傾け、上下方向の軸周りの傾け、又は前後方向の軸周りの傾けであり、
前記第1推進方向は、前記船舶の旋回方向であり、
前記タッチ操作は、前記タッチパネルディスプレイにおける上下方向のスライドタッチ操作、又は前記タッチパネルディスプレイにおける左右方向のスライドタッチ操作であり、
前記第2推進方向は、前記船舶の前後方向、およびまたは前記船舶の左右方向である、請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記携帯端末が、
前記携帯端末の前記中立姿勢からの傾け量を取得することと、
取得された前記傾け量に応じて、前記第1推進方向における前記推進力の大きさを決定することと、
決定された前記推進力の前記大きさを指定する指令を、前記船舶に送信することと、
を更に実行する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるための、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
船舶の進路及び推力等をタブレット端末に表示された操作画面上で行う技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-132095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、船舶を遠隔操作する際の操作性を向上させることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の1つは、携帯端末を利用して船舶を遠隔操作するための情報処理方法である。その場合の情報処理方法は、例えば、
前記携帯端末が、
前記携帯端末が中立姿勢から傾けられたことを検出することと、
前記携帯端末が前記中立姿勢から傾けられたことを検出したことに応じて、複数の推進方向のうちの少なくとも第1推進方向に対応する推進力を発生させる指令を、前記船舶に送信することと、
を実行するようにしてよい。
【0006】
なお、本開示の他の態様は、上記した情報処理方法をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム、又は当該情報処理プログラムを格納する非一時的記憶媒体でもよい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、船舶を遠隔操作する際の操作性を向上させることができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における遠隔操船システムの構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態における船舶及び携帯端末のそれぞれの構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態において遠隔操作の手順の一例を説明するための図である。
実施形態において推進力の大きさを決定する方法の一例を説明するための図である。
実施形態における携帯端末で実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
変形例において遠隔操作の手順の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
スマートフォン又はタブレット端末等の携帯端末を利用して船舶を遠隔操作する技術の
開発が進められている。一例として、船舶の状態を示す複数の表示欄、船舶の推進力の大きさを選択するための複数のボタン、及び船舶の進路を選択するための複数のボタン等の多種多様のGUI部品を含む操作画面を携帯端末に表示させ、当該操作画面上でユーザが選択した推進力の大きさ及び進路等を携帯端末から船舶へ無線通信で送信する技術が知られている。斯様な技術によれば、ユーザは、操縦室から離れた場所(例えば、デッキ等)で、船舶周辺の状況を目視しつつ操船することが可能になる。しかしながら、上記した例では、ユーザが直感的に操船することが難しく、操作性の面で改善の余地があった。
【0010】
本開示の態様の1つは、携帯端末を利用して船舶を遠隔操作するための情報処理方法である。本開示に係る情報処理方法では、携帯端末が、当該携帯端末が中立姿勢から傾けられたことを検出する。中立姿勢は、一例では、船舶の遠隔操作が開始される時点における携帯端末の姿勢でよい。船舶の遠隔操作が開始される時点については、ユーザが任意に指定してもよい。携帯端末の中立姿勢からの傾けは、一例では、携帯端末の左右方向の軸周りにおける傾け、携帯端末の上下方向の軸周りにおける傾け、及び携帯端末の前後方向の軸周りにおける傾けの中の少なくとも1つでよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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