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公開番号
2025144753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044591
出願日
2024-03-21
発明の名称
表示端末、通信システム、表示方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
21/431 20110101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】録画の再生時の所定のユーザに対して、各ユーザによって録画時に広視野画像のうちのどの所定領域を閲覧しながら発話されたかを把握し易くすることを目的とする。
【解決手段】本開示は、録画された広視野画像の所定領域を再生する表示端末9であって、前記広視野画像における第1の所定領域を示す第1の所定領域画像を表示すると共に、前記録画の際に録音された複数の発話内容のそれぞれに設定された優先順位を示す優先順位画像を表示する表示制御部94と、前記録画の際に録音された複数の発話内容のうち、所定の発話内容に関する所定部分の選択を受け付ける受付部92と、を有し、前記表示制御部94は、前記受付部で選択を受け付けた前記所定部分に係る前記所定の発話内容を発話していた所定の発話者の通信端末で、前記録画の際に表示していた第2の所定領域画像と同じ所定領域画像760b11を表示する。
【選択図】図30
特許請求の範囲
【請求項1】
録画された広視野画像の所定領域を再生する表示端末であって、
前記広視野画像における第1の所定領域を示す第1の所定領域画像を表示すると共に、前記録画の際に録音された複数の発話内容のそれぞれに設定された優先順位を示す優先順位画像を表示する表示制御部と、
前記録画の際に録音された複数の発話内容のうち、所定の発話内容に関する所定部分の選択を受け付ける受付部と、
を有し、
前記表示制御部は、前記受付部で選択を受け付けた前記所定部分に係る前記所定の発話内容を発話していた所定の発話者の通信端末で、前記録画の際に表示していた第2の所定領域画像と同じ所定領域画像を表示する、表示端末。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記表示制御部は、前記第1の所定領域画像から、前記第2の所定領域画像と同じ所定領域画像に切り替えて表示する、請求項1に記載の表示端末。
【請求項3】
前記所定部分は、前記所定の発話内容における所定のキーワードである、請求項1に記載の表示端末。
【請求項4】
前記優先順位は、予め定められたキーワードの優先順位を用いて決定される、請求項1に記載の表示端末。
【請求項5】
前記受付部は、前記第1の所定領域画像と共に時系列に発話内容を表示する第1のモード、又は前記第1の所定領域画像と共に前記優先順位画像を表示する第2のモードの選択を受け付け、
前記表示制御部は、選択された前記第1のモード又は前記第2のモードに係る内容を表示する、請求項1に記載の表示端末。
【請求項6】
録画された広視野画像の所定領域を再生する表示端末と当該表示端末に送信する情報を管理する情報管理システムとを有する通信システムであって、
前記情報管理システムは、
前記録画の際に録音された複数の発話内容のそれぞれに設定された優先順位を示す優先順位画像を作成する作成部と、
前記優先順位画像及び前記広視野画像を前記表示端末に送信する送信部と、
を有し、
前記表示端末は、
前記優先順位画像及び前記広視野画像を受信する受信部と、
前記広視野画像における第1の所定領域を示す第1の所定領域画像を表示すると共に、前記優先順位画像を表示する表示制御部と、
前記録画の際に録音された複数の発話内容のうち、所定の発話内容に関する所定部分の選択を受け付ける受付部と、を有し、
前記表示制御部は、前記受付部で選択を受け付けた前記所定部分に係る前記所定の発話内容を発話していた所定の発話者の通信端末で、前記録画の際に表示していた第2の所定領域画像と同じ所定領域画像を表示する、
通信システム。
【請求項7】
録画された広視野画像の所定領域を再生する表示端末が実行する表示方法であって、
前記表示端末は、
前記広視野画像における第1の所定領域を示す第1の所定領域画像を表示すると共に、前記録画の際に録音された複数の発話内容のそれぞれに設定された優先順位を示す優先順位画像を表示する表示制御処理と、
前記録画の際に録音された複数の発話内容のうち、所定の発話内容に関する所定部分の選択を受け付ける受付処理と、
を実行し、
前記表示制御処理は、前記受付処理で選択を受け付けた前記所定部分に係る前記所定の発話内容を発話していた所定の発話者の通信端末で、前記録画の際に表示していた第2の所定領域画像と同じ所定領域画像を表示する処理を含む、表示方法。
【請求項8】
録画された広視野画像の所定領域を再生するためのプログラムであって、
コンピュータに、
前記広視野画像における第1の所定領域を示す第1の所定領域画像を表示すると共に、前記録画の際に録音された複数の発話内容のそれぞれに設定された優先順位を示す優先順位画像を表示する表示制御処理と、
前記録画の際に録音された複数の発話内容のうち、所定の発話内容に関する所定部分の選択を受け付ける受付処理と、
を実行させ、
前記表示制御処理は、前記受付処理で選択を受け付けた前記所定部分に係る前記所定の発話内容を発話していた所定の発話者の通信端末で、前記録画の際に表示していた第2の所定領域画像と同じ所定領域画像を表示する処理を含む、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示端末、通信システム、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、通常の画角では確認しきれないような箇所も含む撮像範囲の画像として、例えば360度の全周囲が撮像された360度画像(全天球画像、全方位画像、全周囲画像ともいう)等の広い視野角を有する広視野の画像(以下「広視野画像」と示す。)が知られている。このような広視野画像の全てを表示端末で表示させようとすると、広視野画像が湾曲して見えづらいため、各ユーザは同じ広視野画像において所望の所定領域を示す所定領域画像を表示して閲覧している。
【0003】
また、遠隔会議に参加している各ユーザが遠隔会議で発話した内容から自動的にテキストを作成すると共に、このテキストと各ユーザが発言した際に画面共有されていた資料とを関連付けて記憶しておき、後からテキストと資料を関連付けて表示することが提案されている(特許文献1参照)。これにより、遠隔会議後に、所定のユーザは、関連付けられたテキストと資料を参照することで、遠隔会議の内容をより詳細に把握又は思い出すことができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、広視野画像の場合には、上述の画面共有された資料とは異なり、同じ広視野画像の特性から各ユーザによって閲覧された所定領域が異なる。そのため、録画時に各ユーザが発話した内容が再生時にテキストで表示された場合であっても、再生時の所定のユーザは、各ユーザが録画時に広視野画像のどの所定領域を閲覧しながら発話したかを把握することが困難である。
【0005】
本開示は上記事情に鑑みてなされたもので、再生時の所定のユーザが、各ユーザによって録画時に広視野画像のうちのどの所定領域を閲覧しながら発話されたかを把握し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る開示内容は、録画された広視野画像の所定領域を再生する表示端末であって、前記広視野画像における第1の所定領域を示す第1の所定領域画像を表示すると共に、前記録画の際に録音された複数の発話内容のそれぞれに設定された優先順位を示す優先順位画像を表示する表示制御部と、前記録画の際に録音された複数の発話内容のうち、所定の発話内容に関する所定部分の選択を受け付ける受付部と、を有し、前記表示制御部は、前記受付部で選択を受け付けた前記所定部分に係る前記所定の発話内容を発話していた所定の発話者の通信端末で、前記録画の際に表示していた第2の所定領域画像と同じ所定領域画像を表示する、表示端末である。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように本開示によれば、再生時の所定のユーザが、各ユーザによって録画時に広視野画像のうちのどの所定領域を閲覧しながら発話されたかを把握し易くすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)は撮影装置の左側面図であり、(b)は撮影装置の正面図であり、(c)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(a)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(b)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(c)はメルカトル図法により表された画像を示した図である。
(a)メルカトル画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を3次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は(a)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図、(c)は(a)における仮想カメラICの視点を変更後の所定領域を示した図、(d)は(c)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
所定領域と注目点との関係を示した概念図である。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。
撮影装置のハードウェア構成図である。
中継装置のハードウェア構成図である。
通信制御システム及び通信端末のハードウェア構成図である。
実施形態に係る通信システムの各機能構成図である。
ユーザ・デバイス管理DBの概念図である。
仮想ルーム管理DBの概念図である。
画角情報管理DBの概念図である。
優先度管理DBの概念図である。
アクションアイテム管理DBの概念図である。
通信システムにおいてコンテンツデータの通信処理を示したシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を開始する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音を停止する処理を示すシーケンス図である。
通信システムにおいて録画及び録音の再生の処理を示すシーケンス図である。
録画データ選択画面を示す図である。
再生処理を示すフローチャートである。
モード選択画面を示す図である。
時系列の発話内容を含む録画再生画面を示す図である。
時系列の発話内容を含む録画再生画面を示す図である。
時系列の発話内容を含む録画再生画面を示す図である。
アクションアイテムリストを含む録画再生画面を示す図である。
アクションアイテムリストを含む録画再生画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
〔全天球画像の概要〕
図1乃至図8を用いて、全天球画像の生成方法について説明する。なお、全天球画像は、全天球パノラマ画像、360°パノラマ画像とも言われ、広範囲の視野角を有する広視野動画の一例である。広視野画像には、180°程度の単なるパノラマ画像も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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