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公開番号2025146101
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046705
出願日2024-03-22
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラム
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人白坂
主分類G06Q 10/02 20120101AFI20250926BHJP(計算;計数)
要約【課題】会議室等の施設の利用予約に際し、清潔性の観点からの安心感を維持しつつ、施設の有効利用を促進させる情報処理装置等を提供すること。
【解決手段】情報処理装置は、施設の予約状況を記憶する記憶部と、ユーザから受け付けた施設の予約に関し、予約状況に基づき、ユーザが予約を希望する時間帯に所定長分の時間の予約を付加して予約することが可能か否かを判定する判定部と、付加して予約することが可能であると判定された場合、受け付けた時間帯の予約である正規予約とともに、所定長分の時間の予約である追加予約を設定する予約設定部と、正規予約に変更が生じた場合に、前記正規予約の変更に連動して追加予約を変更する変更部とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
施設の予約状況を記憶する記憶部と、
ユーザから受け付けた前記施設の予約に関し、前記予約状況に基づき、ユーザが予約を希望する時間帯に所定長分の時間の予約を付加して予約することが可能か否かを判定する判定部と、
付加して予約することが可能であると判定された場合、受け付けた時間帯の予約である正規予約とともに、前記所定長分の時間の予約である追加予約を設定する予約設定部と、
前記正規予約に変更が生じた場合に、前記正規予約の変更に連動して前記追加予約を変更する変更部と、
を備える、情報処理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記予約設定部は、前記予約受付部で受け付けた時間帯に続けて、前記追加予約を設定し、
前記変更部は、前記正規予約の当初の終了時刻よりも前に、前記正規予約による前記施設の利用が終了したことに応じて、前記追加予約の時間帯を、前記正規予約による前記施設の利用が終了した時刻から、前記追加予約の当初の終了時刻までに変更する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記変更部は、前記追加予約の当初の終了時刻よりも前に、前記追加予約による前記施設の利用が終了したことに応じて、前記追加予約による前記施設の利用が終了した時刻から前記追加予約の当初の終了時刻までを、前記施設を予約されていない状態に変更する、
請求項１または２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記予約設定部は、前記正規予約による予約者である第１ユーザとは異なる第２ユーザを、前記追加予約の予約者として設定し、
前記正規予約による前記施設の利用が終了したことを検出した場合、前記第２ユーザに通知する通知部をさらに備える、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記予約設定部は、前記判定部によって、前記受け付けた時間帯に所定長分の時間を付加可能でないと判定された場合、前記追加予約を付加せずに、前記正規予約による前記施設の予約を完了する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記予約設定部は、前記判定部によって、前記受け付けた時間帯に所定長分の時間を付加可能でないと判定された場合、前記受け付けた時間帯での前記施設の予約を設定不可とする、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記予約設定部は、前記追加予約の前記所定長を、施設の属性に応じて設定する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
ユーザの端末装置において、前記施設の予約状況を時間軸上で表示させる出力部をさらに備え、
前記出力部は、前記正規予約によって前記施設を利用するユーザの端末装置において前記追加予約に関する情報を前記時間軸上に表示しない、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記予約設定部は、前記正規予約の開始時刻から前記所定長分の時間先行する時刻を前記追加予約の開始時刻として、前記追加予約を付加する、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
情報処理装置が、
施設の予約状況を記憶部に記憶させるステップと、
ユーザから受け付けた前記施設の予約に関し、前記予約状況に基づき、ユーザが予約を希望する時間帯に所定長分の時間の予約を付加して予約することが可能か否かを判定するステップと、
付加して予約することが可能であると判定された場合、前記受け付けた時間帯の予約である正規予約とともに、前記所定長分の時間の予約である追加予約を設定するステップと、
前記正規予約に係る変更が生じた場合に、前記正規予約の変更に連動して前記追加予約を変更するステップと、
を実行する、情報処理装置の制御方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、コンピュータシステムにより貸会議室の検索及び予約を行うことができるシステムが存在する（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００２－０６３３２２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
多数のユーザが入れ替わり利用する会議室は、利用後に清掃されることが好ましい。このため、会議室の予約時に、会議の時間に加え、会議室の利用ユーザとは別のユーザ（清掃業者等）による、清掃作業の時間を設定することが行われている。なお、清掃作業の時間帯には、会議室は利用できなくなる。ここで、会議が当初予約されていた時間より早く終了した場合でも、予め清掃作業の時間が予約されているため、空いているのにも関わらず会議室が利用できない、いわゆる空予約の状況が生じていた。
【０００５】
会議室等の施設の利用に際し、清潔性の観点からの安心感を維持しつつ、施設の有効利用を促進させることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、施設の予約状況を記憶する記憶部と、ユーザから受け付けた施設の予約に関し、予約状況に基づき、ユーザが予約を希望する時間帯に所定長分の時間をの予約を付加して予約することが可能か否かを判定する判定部と、付加して予約することが可能であると判定された場合、受け付けた時間帯の予約である正規予約とともに、所定長分の時間の予約である追加予約を設定する予約設定部と、正規予約に変更が生じた場合に、正規予約の変更に連動して追加予約を変更する変更部とを備える。
【０００７】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、予約設定部は、予約受付部で受け付けた時間帯に続けて、追加予約を設定し、変更部は、正規予約の当初の終了時刻よりも前に、正規予約による施設の利用が終了したことに応じて、追加予約の時間帯を、正規予約による施設の利用が終了した時刻から、追加予約の当初の終了時刻までに変更してよい。
【０００８】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、変更部は、追加予約の当初の終了時刻よりも前に、追加予約による施設の利用が終了したことに応じて、追加予約による施設の利用が終了した時刻から追加予約の当初の終了時刻までを、施設を予約されていない状態に変更してよい。
【０００９】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、予約設定部は、正規予約による予約者である第１ユーザとは異なる第２ユーザを、追加予約の予約者として設定し、正規予約による施設の利用が終了したことを検出した場合、第２ユーザに通知する通知部をさらに備えしてよい。
【００１０】
本発明の一実施形態に係る情報処理装置において、予約設定部は、判定部によって、受け付けた時間帯に所定長分の時間を付加可能でないと判定された場合、追加予約を付加せずに、正規予約による施設の予約を完了してよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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