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公開番号
2025151224
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052541
出願日
2024-03-27
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60W
20/50 20160101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約
【課題】補機バッテリのバッテリ電圧の低下を抑制することで退避走行の中止を抑制できる、車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両10は、エンジン12と、エンジン12と一対の駆動輪14との間の動力伝達経路に動力伝達可能に連結された電動機MGと、エンジン12と電動機MGとの間の動力伝達を断接するクラッチK0と、電動機MGと電力授受可能なメインバッテリ60と、エンジン12で回転駆動されるオルタネータ72と、オルタネータ72の発電電力を充電可能、メインバッテリ60よりも低圧、且つ補機74に電力を供給する補機バッテリ66と、メインバッテリ60と補機バッテリ66との間に設けられたDC/DCコンバータ68と、を備える。電子制御装置90は、BEV走行モードによる退避走行において、補機バッテリ66のバッテリ電圧Vbatが判定電圧値Vbat_jdg未満の場合、クラッチK0を係合状態としてオルタネータ72を発電状態とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、前記エンジンと一対の駆動輪との間の動力伝達経路に動力伝達可能に連結された電動機と、前記エンジンと前記電動機との間の動力伝達を断接するクラッチと、前記電動機と電力授受可能なメインバッテリと、前記エンジンで回転駆動されるオルタネータと、前記オルタネータの発電電力を充電可能、前記メインバッテリよりも低圧、且つ補機に電力を供給する補機バッテリと、前記メインバッテリと前記補機バッテリとの間に設けられたDC/DCコンバータと、を備える車両の、制御装置であって、
前記エンジンを動力源に用いず且つ前記電動機を動力源に用いる退避走行において、前記補機バッテリのバッテリ電圧が所定の判定電圧値未満の場合、前記クラッチを係合状態として前記オルタネータを発電状態とする
ことを特徴とする車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
エンジンと電動機との間の動力伝達を断接するクラッチと、電動機と電力授受可能なメインバッテリと、エンジンで回転駆動されるオルタネータの発電電力を充電可能、メインバッテリよりも低圧、且つ補機に電力を供給する補機バッテリと、を備える車両の、制御装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
エンジンとモータジェネレータとがクラッチを介して連結され、且つ、そのクラッチが解放状態とされてもモータジェネレータによりオルタネータが回転駆動可能な車両が知られている。例えば、特許文献1に記載のものがそれである。特許文献1に記載の車両の制御装置では、クラッチが解放状態とされた走行において、補機バッテリのバッテリ電圧が低下した場合には、モータジェネレータが電動機として動作させられてオルタネータが発電状態とされる。これにより、補機バッテリへの充電が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-79915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、エンジンと電動機とがクラッチを介して連結され、且つ、そのクラッチが解放状態とされた場合にはオルタネータがエンジンに連れ回される車両がある。このような車両において、エンジン故障が発生したりガス欠になったりすると、エンジンの作動が停止され且つクラッチが解放状態とされて電動機のみを動力源に用いた退避走行が実行される。この退避走行では、オルタネータでの発電ができないため、補機バッテリに対する負荷が大きい場合には、補機バッテリのバッテリ電圧が低下して補機が使用不能となって走行不能となるおそれすなわち退避走行が中止されるおそれがある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、補機バッテリのバッテリ電圧の低下を抑制することで退避走行の中止を抑制できる、車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、エンジンと、前記エンジンと一対の駆動輪との間の動力伝達経路に動力伝達可能に連結された電動機と、前記エンジンと前記電動機との間の動力伝達を断接するクラッチと、前記電動機と電力授受可能なメインバッテリと、前記エンジンで回転駆動されるオルタネータと、前記オルタネータの発電電力を充電可能、前記メインバッテリよりも低圧、且つ補機に電力を供給する補機バッテリと、前記メインバッテリと前記補機バッテリとの間に設けられたDC/DCコンバータと、を備える車両の、制御装置であって、前記エンジンを動力源に用いず且つ前記電動機を動力源に用いる退避走行において、前記補機バッテリのバッテリ電圧が所定の判定電圧値未満の場合、前記クラッチを係合状態として前記オルタネータを発電状態とすることにある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の制御装置によれば、前記エンジンが動力源に用いられず且つ前記電動機が動力源に用いられる退避走行において、前記補機バッテリのバッテリ電圧が所定の判定電圧値未満の場合、前記クラッチが係合状態とされて前記オルタネータが発電状態とされる。クラッチが係合状態とされることで、エンジンが電動機により連れ回され、これに応じてオルタネータが発電状態とされる。これにより、オルタネータでの発電電力が補機バッテリに充電されることで、補機バッテリのバッテリ電圧の低下が抑制されて、退避走行が中止されることが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に係る電子制御装置が搭載される車両の概略構成図である。
電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比及び形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の実施例に係る電子制御装置90が搭載される車両10の概略構成図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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