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公開番号
2025154444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057448
出願日
2024-03-29
発明の名称
手書き入力装置、手書き入力システム、手書き入力方法、プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06V
30/242 20220101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】画面に表示される入力欄のサイズを考慮して、手書きに入力された文字列における大文字と小文字とを高精度に判別できるようにすること。
【解決手段】手書き文字を文字認識することによって文字データに変換する変換手段と、変換された文字データを手書き文字から替えて所定の入力欄に表示させる表示制御手段と、大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている所定の文字が、文字データに含まれているか否かを判断する第1の判断手段と、大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている所定の文字が文字データに含まれている場合に、所定の入力欄の高さ方向のサイズと、手書き文字の高さ方向のサイズとに基づいて、手書き文字が大文字であるか小文字であるかを判断する第2の判断手段とを有し、表示制御手段は、第2の判断手段の判断結果に応じて、手書き文字を、大文字または小文字の文字データとして所定の入力欄に表示させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
手書き入力が可能な手書き入力装置であって、
画面に表示される所定の入力欄に前記手書き入力されて表示された手書き文字を文字認識することによって文字データに変換する変換手段と、
前記変換手段によって変換された前記文字データを前記手書き文字から替えて前記所定の入力欄に表示させる表示制御手段と、
大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている所定の文字が、前記文字データに含まれているか否かを判断する第1の判断手段と、
大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている前記所定の文字が前記文字データに含まれている場合に、前記所定の入力欄の高さ方向のサイズと、前記手書き文字の高さ方向のサイズとに基づいて、前記手書き文字が大文字であるか小文字であるかを判断する第2の判断手段と
を有し、
前記表示制御手段は、前記第2の判断手段の判断結果に応じて、前記手書き文字を、大文字または小文字の前記文字データとして前記所定の入力欄に表示させる
ことを特徴とする手書き入力装置。
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【請求項2】
前記所定の入力欄の高さ方向のサイズを取得する第1の取得手段と、
前記手書き文字の高さ方向のサイズを取得する第2の取得手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
【請求項3】
前記第2の判断手段は、
前記所定の入力欄の高さ方向のサイズと、前記手書き文字の高さ方向のサイズとの比率に基づいて、前記手書き文字が大文字であるか小文字であるかを判断する
ことを特徴とする請求項2に記載の手書き入力装置。
【請求項4】
前記第2の判断手段は、
前記比率が所定の閾値以下の場合、前記手書き文字が小文字であると判断し、
前記比率が所定の閾値より大きい場合、前記手書き文字が大文字であると判断する
ことを特徴とする請求項3に記載の手書き入力装置。
【請求項5】
自装置での判断結果を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果を表示部に表示させるとともに、前記解析結果に基づいて自装置での設定条件の変更を受け付ける表示受付部と
をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の手書き入力装置。
【請求項6】
手書き入力が可能な手書き入力装置と、サーバとを備えた手書き入力システムであって、
前記サーバは、
画面に表示される所定の入力欄に前記手書き入力されて表示された手書き文字を文字認識することによって文字データに変換する変換手段と、
前記変換手段によって変換された前記文字データを前記手書き文字から替えて前記所定の入力欄に表示させる表示制御手段と、
大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている所定の文字が、前記文字データに含まれているか否かを判断する第1の判断手段と、
大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている前記所定の文字が前記文字データに含まれている場合に、前記所定の入力欄の高さ方向のサイズと、前記手書き文字の高さ方向のサイズとに基づいて、前記手書き文字が大文字であるか小文字であるかを判断する第2の判断手段と
を有し、
前記表示制御手段は、前記第2の判断手段の判断結果に応じて、前記手書き文字を、大文字または小文字の前記文字データとして前記所定の入力欄に表示させる
ことを特徴とする手書き入力システム。
【請求項7】
手書き入力が可能な手書き入力装置用のプログラムであって、
コンピュータを、
画面に表示される所定の入力欄に前記手書き入力されて表示された手書き文字を文字認識することによって文字データに変換する変換手段、
前記変換手段によって変換された前記文字データを前記手書き文字から替えて前記所定の入力欄に表示させる表示制御手段、
大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている所定の文字が、前記文字データに含まれているか否かを判断する第1の判断手段、
、および、
大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている前記所定の文字が前記文字データに含まれている場合に、前記所定の入力欄の高さ方向のサイズと、前記手書き文字の高さ方向のサイズとに基づいて、前記手書き文字が大文字であるか小文字であるかを判断する第2の判断手段
として機能させ、
前記表示制御手段は、前記第2の判断手段の判断結果に応じて、前記手書き文字を、大文字または小文字の前記文字データとして前記所定の入力欄に表示させる
ことを特徴とするプログラム。
【請求項8】
手書き入力が可能な手書き入力装置による手書き入力方法であって、
画面に表示される所定の入力欄に前記手書き入力されて表示された手書き文字を文字認識することによって文字データに変換する変換工程と、
前記変換工程によって変換された前記文字データを前記手書き文字から替えて前記所定の入力欄に表示させる表示制御工程と、
大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている所定の文字が、前記文字データに含まれているか否かを判断する第1の判断工程と、
大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている前記所定の文字が前記文字データに含まれている場合に、前記所定の入力欄の高さ方向のサイズと、前記手書き文字の高さ方向のサイズとに基づいて、前記手書き文字が大文字であるか小文字であるかを判断する第2の判断工程と
を含み、
前記表示制御工程は、前記第2の判断工程の判断結果に応じて、前記手書き文字を、大文字または小文字の前記文字データとして前記所定の入力欄に表示させる
ことを特徴とする手書き入力方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、手書き入力装置、手書き入力システム、手書き入力方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、手書き入力された内容を手書き入力装置が複数の文字列の候補として認識して、認識された複数の文字列の候補を表示させるとともに、手書き入力装置がユーザから文字列の選択を受け付けることで、ユーザから手書き入力された内容を選択を受け付けた文字列に変換して表示する技術が開示されている。また、ユーザから手書き入力された内容の水平方向におけるサイズと垂直方向におけるサイズとを用いて、ユーザから手書き入力された内容を大文字や小文字の文字列に変換して表示する技術がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来技術では、画面に表示される入力欄にユーザが手書き入力する場合、入力欄のサイズを考慮した大文字と小文字の判別が行われていなかった。そのため、ユーザから手書き入力された内容に、大文字と小文字とが類似している文字(例えば、「s」と「S」、「あ」と「ぁ」、「オ」と「ォ」、等)が含まれている場合、当該文字が大文字であるか小文字であるかを、誤って認識してしまう虞がある。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑み、画面に表示される入力欄のサイズを考慮して、大文字と小文字とを判別できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題に鑑み、一実施形態に係る手書き入力装置は、手書き入力が可能な手書き入力装置であって、画面に表示される所定の入力欄に手書き入力されて表示された手書き文字を文字認識することによって文字データに変換する変換手段と、変換手段によって変換された文字データを手書き文字から替えて所定の入力欄に表示させる表示制御手段と、大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている所定の文字が、文字データに含まれているか否かを判断する第1の判断手段と、大文字と小文字が類似する文字として予め記憶されている所定の文字が文字データに含まれている場合に、所定の入力欄の高さ方向のサイズと、手書き文字の高さ方向のサイズとに基づいて、手書き文字が大文字であるか小文字であるかを判断する第2の判断手段とを有し、表示制御手段は、第2の判断手段の判断結果に応じて、手書き文字を、大文字または小文字の文字データとして所定の入力欄に表示させる。
【発明の効果】
【0006】
一実施形態に係る手書き入力装置によれば、画面に表示される入力欄のサイズを考慮して、大文字と小文字とを判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る手書き入力装置の全体構成の一例を示す図
第1実施形態に係る手書き入力装置のハードウェア構成の一例を示す図
第1実施形態に係る手書き入力装置およびペンの機能構成の一例を示す図
第1実施形態に係る手書き入力装置が備えるディスプレイに表示される帳票の一例(第1例)を示す図
第1実施形態に係る手書き入力装置が備えるディスプレイに表示される帳票の一例(第2例)を示す図
第1実施形態に係る手書き入力装置が備えるディスプレイに表示された帳票に対する文字データの表示例を示す図
第1実施形態に係る手書き入力装置による文字列変換方法の概要を説明するための図
第1実施形態に係る手書き入力装置による文字列変換方法の概要を説明するための図
第1実施形態に係る手書き入力装置による文字列変換方法の概要を説明するための図
第1実施形態に係る手書き入力装置による文字列変換方法の概要を説明するための図
第1実施形態に係る手書き入力装置による文字列変換処理の手順の一例を示すフローチャート
第2実施形態に係る手書き入力装置の機能構成の一例を示す図
第2実施形態に係る手書き入力装置による設定条件変更処理の手順の一例を示すフローチャート
第2実施形態に係る手書き入力装置が備える表示受付部が表示する表示画面の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、手書き入力装置100および手書き入力装置100が行う手書き入力方法について図面を参照しながら説明する。
【0009】
〔第1実施形態〕
(手書き入力装置100の全体構成)
図1は、第1実施形態に係る手書き入力装置100の全体構成の一例を示す図である。図1に示す例では、手書き入力装置100は、いわゆる電子黒板である。なお、図1に示す例では、手書き入力装置100は、自立可能なものであるが、これに限らず、壁掛け可能なもの等であってもよい。
【0010】
図1に示すように、手書き入力装置100は、ディスプレイ120を有する。ユーザUは、ペン10を用いて、ディスプレイ120に文字等を手書き入力(描画)することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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