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公開番号
2025158813
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061706
出願日
2024-04-05
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20251009BHJP(車両一般)
要約
【課題】CPU自体が診断の処理を行う場合と比べて、故障診断に伴うCPUの負担を軽減することが可能となる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両ECU1は、CPU11及びCANコントローラ13を備える車両の制御装置であって、CPU11は、故障診断の実行指示をCANコントローラ13に送信し、CANコントローラ13は、診断対象に対する故障診断の要求に関するデータ及び診断対象からの応答に関するデータを格納した診断バッファ26と、実行指示に応じて動作するシーケンサ20と、を有する。シーケンサ20は、実行指示の受信に応じて診断バッファ26からデータを読み出し、故障診断の要求を診断対象ECU3に送信し、故障診断の要求に応じて診断対象ECU3から送信された応答を受信し、受信した応答に基づいて診断を行い、診断の結果をCPU11に送信するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
CPU及びCANコントローラを備える車両の制御装置であって、
前記CPUは、故障診断の実行指示を前記CANコントローラに送信し、
前記CANコントローラは、診断対象に対する前記故障診断の要求に関するデータ及び前記診断対象からの応答に関するデータを格納した格納部と、前記実行指示に応じて動作するシーケンサと、を有し、
前記シーケンサは、前記実行指示の受信に応じて前記格納部から前記データを読み出し、前記故障診断の要求を前記診断対象に送信し、前記故障診断の要求に応じて前記診断対象から送信された応答を受信し、受信した前記応答に基づいて診断を行い、前記診断の結果を前記CPUに送信するように構成されている、車両の制御装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記格納部は、前記要求に関するデータ及び前記応答に関するデータを複数のデータフレームとしてそれぞれ格納し、
前記シーケンサは、前記格納部から読み出した前記データフレームに含まれる前記データに基づいて、前記故障診断の要求を前記診断対象に送信するか前記応答に基づいて診断を行うかを選択する、請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記シーケンサは、前記データフレームに含まれる前記データを前記格納部から全て読み出した場合、読出し終了を示すデータを前記CPUに送信する、請求項2に記載の車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、入力情報を処理して1つ以上の可動部品の故障予測レポートを生成するプロセッサを備える装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-061293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術のような装置では、故障診断の診断要求の発行及び診断応答の設定は、フラッシュメモリ等に記憶されたコード等に基づきCPUが処理することで実行される。しかしながら、CPUが処理するソフトウェアの拡充が求められる昨今では、CPUの処理負荷及び使用メモリ量が増加する傾向があり、故障診断に伴うCPUの負担を軽減することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、CPU及びCANコントローラを備える車両の制御装置であって、CPUは、故障診断の実行指示をCANコントローラに送信し、CANコントローラは、診断対象に対する故障診断の要求に関するデータ及び診断対象からの応答に関するデータを格納した格納部と、実行指示に応じて動作するシーケンサと、を有し、シーケンサは、実行指示の受信に応じて格納部からデータを読み出し、故障診断の要求を診断対象に送信し、故障診断の要求に応じて診断対象から送信された応答を受信し、受信した応答に基づいて診断を行い、診断の結果をCPUに送信するように構成されている。
【0006】
本発明の一態様に係る車両の制御装置では、CPUが故障診断の実行指示をCANコントローラに送信し、CANコントローラが実行指示の受信に基づいて診断を行って診断の結果をCPUに送信する。CPUは、故障診断の実行指示を送信すれば、診断の処理を行うことなく診断の結果を得ることができる。これにより、CPU自体が診断の処理を行う場合と比べて、CPUの処理負荷及び使用メモリ量の削減を図ることができ、故障診断に伴うCPUの負担を軽減することが可能となる。
【0007】
一実施形態において、格納部は、要求に関するデータ及び応答に関するデータを複数のデータフレームとしてそれぞれ格納し、シーケンサは、格納部から読み出したデータフレームに含まれるデータに基づいて、故障診断の要求を診断対象に送信するか応答に基づいて診断を行うかを選択してもよい。この場合、シーケンサがデータフレームを順次読み込むことで、自動的にシーケンサの動作を切り替えることができる。
【0008】
一実施形態において、シーケンサは、データフレームに含まれるデータを格納部から全て読み出した場合、読出し終了を示すデータをCPUに送信してもよい。この場合、データフレームに含まれる一連の診断が終了したことをCPUが認識することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、CPU自体が診断の処理を行う場合と比べて、故障診断に伴うCPUの負担を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る車両の制御装置の構成の一例を示すブロック図である。
データフレームの一例を示す図である。
車両の制御装置の診断処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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