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公開番号
2025161379
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064513
出願日
2024-04-12
発明の名称
傾斜地における工事の施工方法
出願人
株式会社伊丸特殊工事
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
21/14 20060101AFI20251017BHJP(建築物)
要約
【課題】 傾斜地の上方への資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしが容易であり、傾斜地工事の容易化及び工事範囲の拡大が容易な傾斜地における工事の施工方法を提供する。
【解決手段】 モノレールMでバックホウ1、H鋼反力台2及び定置式クレーン3を搬送し、定置式クレーンを利用して一台目のジブクレーン4を組み立て設置し、該一台目のジブクレーン4を利用して上方に順次二台目、三台目のジブクレーン5、6を組み立てて資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしを行う傾斜地における工事の施工方法。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
傾斜地にモノレールを設置し、該モノレールでバックホウを運んで反力台を設置し、つぎにモノレールで定置式クレーンを運んで前記反力台上に移動させ、該定置式クレーンを利用して1台目のジブクレーンを組み立て設置し、該1台目のジブクレーンで部材を荷揚げしてその上方に2台目のジブクレーンを組み立て、以下繰り返して、傾斜地の上方にジブクレーンを組み立てると共に、該ジブクレーンを使用して資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしを行うことを特徴とする傾斜地における工事の施工方法。
続きを表示(約 61 文字)
【請求項2】
前記反力台がH鋼反力台であることを特徴とする請求項1に記載の傾斜地における工事の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、山腹などの傾斜地における各種工事、例えば、削孔、土留柵の施工、アンカーの施行、杭の施工及び補強鉄筋の施工等の工事の施工方法に関し、特に、急傾斜地に適用して好適な施工方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
傾斜地(例えば、山腹)における削孔、土留柵の施工、アンカーの施行、杭の施工及び補強鉄筋の施工等の工事(以下、総称して単に「傾斜地工事」と称する。)においては、資材、機器、削孔機及びクレーン等(以下、「資材等」と称する。)を必要とするが、傾斜地工事現場が山腹などの傾斜地の上方(高所)であるとこれらの資材等の荷揚げ、荷下ろしは大変で困難な仕事である。これが急傾斜地となると一層困難となる。
【0003】
そこで従来、山腹などの傾斜地の上方に資材等を荷揚げ及び荷下ろしする場合には、
(1)移動式(走行式)クレーン(大型、小型を含む)を使用する。
(2)索道式ケーブルクレーンを使用する。
(3)簡易ケーブルを使用する。
(4)仮設道を設置する。
等の方法で行っていた。
【0004】
前記移動式(走行式)クレーンによる資材等の荷揚げ及び荷降ろしは簡便であるが、到達する高さに限界があるためにクレーンが届かないような高所への荷揚げは不可能である。また、クレーンが進入できない場所では使用できない。
【0005】
そこで、本出願人は、少なくとも2台のクレーンを用意し、傾斜地に、そのクレーンのブームの到達距離の間隔で水平の足場を複数段に設置し、いずれか一方のクレーンで直上の足場に他方のクレーンを持ち上げ、この持ち上げられた他方のクレーンで直下の足場の一方のクレーンを直上の足場に持ち上げるように相取りして上方の足場に移動させると共に、該クレーンを使用して少なくとも資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしをすることを特徴とする傾斜地における工事の施工方法を提案している(特許文献1)。
【0006】
前記の施工方法によれば、クレーンは傾斜地の上方に際限なく移動され、傾斜地の上方への資材等の荷揚げ及び/又は荷下ろしができると共に、足場上でもクレーンで資材等の運搬も行うことができ、傾斜地工事を容易に施工できる効果を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第3765102号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、傾斜地に、予め複数段の足場を設置することを必要とせずに、傾斜地の上方への資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしが容易であり、傾斜地工事の効率化及び広範囲の工事が可能な傾斜地における工事の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、本発明の傾斜地における工事の施工方法は、傾斜地にモノレールを設置し、該モノレールでバックホウを運んで反力台を設置し、つぎにモノレールで定置式クレーンを運んで前記反力台上に移動させ、該定置式クレーンを使用して1台目のジブクレーンを組み立て、該1台目のクレーンを使用してその上方に2台目のジブクレーンを組み立て、以下繰り返して、傾斜地の上方にジブクレーンを組み立てると共に、該ジブクレーンを使用して資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしを行うことを特徴とする(請求項1)。
【0010】
前記本発明によれば、傾斜地に予め、予め複数段の足場を設置する必要がなく、移動式あるいは大型のクレーンを必要とせずに傾斜地の上方に資材等の荷揚げ及び荷降ろしを容易に行うことができ、傾斜地工事の効率化及び広範囲の工事が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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