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公開番号
2024152130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066125
出願日
2023-04-14
発明の名称
洗濯機
出願人
青島海爾洗衣机有限公司
,
QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.
,
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
D06F
39/02 20060101AFI20241018BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】液剤投入装置が有する液剤収容部に容易に液剤を投入できるとともに、液剤収容部をスライド操作した場合における液剤漏れを抑制可能な洗濯機を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る洗濯機は、洗濯槽と液剤投入装置とを備え、液剤投入装置は、液剤収容部と、液剤収容部内の液剤を洗濯槽に供給する供給機構とを有し、液剤収容部は、上面が開放されている液剤容器と、液剤容器の上面を覆うカバー部材であって、液剤注入口が前寄りに形成されているカバー部材と、カバー部材の下面から下方へ突出して液剤注入口の少なくとも前側を囲むガード壁部とを備え、ガード壁部は、液剤注入口とカバー部の前端部との間において液剤注入口寄りに設けられた第1ガード壁部と、第1ガード壁部の両端部から後方に向けて延びている第2及び第3ガード壁部とを有し、第2及び第3ガード壁部の間隔は、前方から後方に向かって広がっている。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
洗濯槽と、
液剤を前記洗濯槽に供給するための液剤投入装置と、
を備え、
前記液剤投入装置は、
前記液剤を収容する液剤収容部と、
前記液剤収容部に収容された前記液剤を吸い出すとともに、前記液剤を前記洗濯槽に供給する供給機構と、
を有し、
前記液剤収容部は、
前記供給機構に対して後方及び前方へスライド可能な液剤容器であって、上面が開放されているとともに、前記液剤を溜める液剤容器と、
前記液剤容器の前記上面を覆うカバー部材であって、前記カバー部材を通して前記液剤を前記液剤容器に投入するための液剤注入口が前寄りに形成されている前記カバー部材と、
前記カバー部材の下面から下方へ突出して前記液剤注入口の少なくとも前側を囲むガード壁部と、
を備え、
前記ガード壁部は、
前記液剤注入口と前記カバー部の前端部との間において前記液剤注入口寄りに設けられた第1ガード壁部と、
前記液剤容器のスライド方向からみて、前記第1ガード壁部の両端部のうち第1端部から後方に向けて延びている第2ガード壁部と、
前記液剤容器のスライド方向からみて、前記第1ガード壁部の両端部のうち第2端部から後方に向けて延びている第3ガード壁部と、
を有し、
前記第2ガード壁部と前記第3ガード壁部の間隔は、前方から後方に向かって広がっている、
洗濯機。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記ガード壁部は、下方に向けて内方に傾斜している、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
洗濯槽と、
液剤を前記洗濯槽に供給するための液剤投入装置と、
を備え、
前記液剤投入装置は、
前記液剤を収容する液剤収容部と、
前記液剤収容部に収容された前記液剤を吸い出すとともに、前記液剤を前記洗濯槽に供給する供給機構と、
を有し、
前記液剤収容部は、
前記供給機構に対して後方及び前方へスライド可能な液剤容器であって、上面が開放されているとともに、前記液剤を溜める液剤容器と、
前記液剤容器の前記上面を覆うカバー部材であって、前記カバー部材を通して前記液剤を前記液剤容器に投入するための液剤注入口が前寄りに形成されている前記カバー部材と、
前記カバー部材の下面から下方へ突出して前記液剤注入口の周囲を囲む環状突壁と、
を備え、
前記液剤注入口は、平面視において、前側の幅が後側の幅に比べて狭くされ、かつ、少なくとも前側の2つの角部が丸められた台形状をしている、
洗濯機。
【請求項4】
前記環状突壁は、前記液剤注入口から前記環状突壁の下部開口に向かって内方へ傾斜している、
請求項3に記載の洗濯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、液剤投入装置を備えた洗濯機が販売されている。上記液剤投入装置の例は、特許文献1に開示された装置である。特許文献1に開示された装置では、液体貯蔵ボックスに溜められた洗剤(液剤)を負圧パイプの作用を利用して吸引し、水と混合して洗濯槽に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/113954号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の図1~図11を参照すれば液体貯蔵ボックスは、特許文献1の図7~図11に示されたハウジングに収容されている。この場合、例えば、液体貯蔵ボックスをハウジングに対してスライドさせることによって、ハウジングに液体貯蔵ボックスを装着すること又はハウジングから液体貯蔵ボックスを引き出すことが考えられる。そして、液体貯蔵ボックスをハウジングから引き出すことで、液体貯蔵ボックスに洗剤を補充可能である。この際、液体貯蔵ボックスの上面が開口していれば、洗剤を補充し易いが、液体貯蔵ボックスのスライド操作によって、液剤が漏れ出てしまうおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、液剤投入装置が有する液剤収容部に容易に液剤を投入できるとともに、液剤収容部をスライド操作した場合における液剤漏れを抑制可能な洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明に係る洗濯機は、洗濯槽と、液剤を上記洗濯槽に供給するための液剤投入装置と、を備え、上記液剤投入装置は、上記液剤を収容する液剤収容部と、上記液剤収容部に収容された上記液剤を吸い出すとともに、上記液剤を上記洗濯槽に供給する供給機構と、を有し、上記液剤収容部は、上記供給機構に対して後方及び前方へスライド可能な液剤容器であって、上面が開放されているとともに、上記液剤を溜める液剤容器と、上記液剤容器の上記上面を覆うカバー部材であって、上記カバー部材を通して上記液剤を上記液剤容器に投入するための液剤注入口が前寄りに形成されている上記カバー部材と、上記カバー部材の下面から下方へ突出して上記液剤注入口の少なくとも前側を囲むガード壁部と、を備え、上記ガード壁部は、上記液剤注入口と上記カバー部の前端部との間において上記液剤注入口寄りに設けられた第1ガード壁部と、上記液剤容器のスライド方向からみて、上記第1ガード壁部の両端部のうち第1端部から後方に向けて延びている第2ガード壁部と、 上記液剤容器のスライド方向からみて、上記第1ガード壁部の両端部のうち第2端部から後方に向けて延びている第3ガード壁部と、を有し、上記第2ガード壁部と上記第3ガード壁部の間隔は、前方から後方に向かって広がっている。
【0007】
上記[1]に記載の洗濯機におけるカバー部材は、液剤容器の上面を覆っている。これにより液剤漏れが生じにくい。カバー部材には液剤注入口が形成されているので、カバー部材によって液剤容器の上面が覆われていても、液剤注入口を介して液剤容器内に液剤を容易に供給できる。上記カバー部材は、上記カバー部材の下面から下方へ突出して上記液剤注入口の少なくとも前側を囲むガード壁部を備える。ガード壁部は、上記第1ガード壁部、第2ガード壁部及び第3ガード壁部を有しており、上記第2ガード壁部と上記第3ガード壁部の間隔は、前方から後方に向かって広がっている。そのため、例えば液剤容器をスライド操作した場合において、液剤容器の前壁に当たって戻ってきた液剤はガード壁部に沿って後方に流れやすい。よって、液剤容器をスライド操作した場合における液剤漏れを抑制できる。
【0008】
[2]上記[1]に記載の洗濯機において、上記ガード壁部は、下方に向けて内方に傾斜していてもよい。この場合、液剤容器の前壁に当たって戻ってきた液剤の波頭がガード部材によって押さえられ易い。よって、液剤のうねりが減少するので、ガード壁部の下方から液剤注入口側への液剤の浸入が抑制される。
【0009】
[3]本発明に係る洗濯機の他の例は、洗濯槽と、液剤を上記洗濯槽に供給するための液剤投入装置と、を備え、上記液剤投入装置は、上記液剤を収容する液剤収容部と、上記液剤収容部に収容された上記液剤を吸い出すとともに、上記液剤を上記洗濯槽に供給する供給機構と、を有し、上記液剤収容部は、上記供給機構に対して後方及び前方へスライド可能な液剤容器であって、上面が開放されているとともに、上記液剤を溜める液剤容器と、上記液剤容器の上記上面を覆うカバー部材であって、上記カバー部材を通して上記液剤を上記液剤容器に投入するための液剤注入口が前寄りに形成されている上記カバー部材と、 上記カバー部材の下面から下方へ突出して上記液剤注入口の周囲を囲む環状突壁と、を備え、上記液剤注入口は、平面視において、前側の幅が後側の幅に比べて狭くされ、かつ、少なくとも前側の2つの角部が丸められた台形状をしている。
【0010】
上記[3]に記載の洗濯機におけるカバー部材は、液剤容器の上面を覆っている。これにより液剤漏れが生じにくい。カバー部材には液剤注入口が形成されているので、カバー部材によって液剤容器の上面が覆われていても、液剤注入口を介して液剤容器内に液剤を容易に供給できる。液剤注入口は、平面視において、前側の幅が後側の幅に比べて狭くされ、かつ、少なくとも前側の2つの角部が丸められた台形状をしている。そして、カバー部材は、上記カバー部材の下面から下方へ突出して上記液剤注入口の周囲を囲む環状突壁を有する。環状突壁は、液剤注入口の周囲を囲んでいるので、平面視において、環状突壁の形状も前側の幅が後側の幅に比べて狭くされ、かつ、少なくとも前側の2つの角部が丸められた台形状をしている。よって、例えば液剤容器をスライド操作した場合において、液剤容器の前壁に当たって戻ってきた液剤は環状突壁に沿って後方に流れやすい。その結果、上記洗濯機では、液剤容器をスライド操作した場合における液剤漏れを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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