TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025126833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024023260
出願日2024-02-19
発明の名称収音装置
出願人日本放送協会,一般財団法人NHK財団,三研マイクロホン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04R 3/00 20060101AFI20250822BHJP(電気通信技術)
要約【課題】振動の影響が抑制された明瞭な音声の収音を可能とする。
【解決手段】第1収音ユニットと第2収音ユニットと加算器を備え、第1収音ユニットは第1ケーブルの一端に接続された第1電気音響変換器を有し、第2収音ユニットは第2ケーブルの一端に接続された第2電気音響変換器を有し、第1電気音響変換器と第2電気音響変換器は、第1ケーブルの一端と第2ケーブルの一端を逆向きに並列し、加算器は、第1ケーブルの他端から出力される第1音響信号と、第2ケーブルの他端から出力される第2音響信号とを加算する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1ケーブルの一端に接続された第1電気音響変換器を有する第1収音ユニットと、
第2ケーブルの一端に接続された第2電気音響変換器を有する第2収音ユニットと、
加算器と、を備え、
前記第1電気音響変換器と前記第2電気音響変換器は、前記第1ケーブルの一端と前記第2ケーブルの一端を逆向きに並列し、
前記加算器は、
前記第1ケーブルの他端から出力される第1音響信号と、前記第2ケーブルの他端から出力される第2音響信号とを加算する
収音装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
第1ケーブルの一端に接続された第1電気音響変換器を有する第1収音ユニットと、
第2ケーブルの一端に接続された第2電気音響変換器を有する第2収音ユニットと、
減算器と、を備え、
前記第1電気音響変換器と前記第2電気音響変換器は、前記第1ケーブルの一端と前記第2ケーブルの一端を同じ向きに並列し、
前記減算器は、
前記第1ケーブルの他端から出力される第1音響信号と、前記第2ケーブルの他端から出力される第2音響信号の一方から他方の差分を取得する
収音装置。
【請求項3】
前記第1電気音響変換器は第1容器に収容され、
前記第2電気音響変換器は第2容器に収容され、
前記第1容器の側面と前記第2容器の側面が接合された
請求項1または請求項2に記載の収音装置。
【請求項4】
前記第1容器と前記第2容器は、平行に配列して接着された
請求項3に記載の収音装置。
【請求項5】
前記第1ケーブルと前記第2ケーブルの寸法が等しい
請求項1または請求項2に記載の収音装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、収音装置に関する。本願は、例えば、雑音が顕著に発生する環境において、明瞭な音声を収音する技術に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、ボリュメトリックキャプチャ技術を用いたコンテンツの制作が試みられている。ボリュメトリックキャプチャ技術は、三次元空間における物体の空間情報を取得し、空間的な演出を可能にする技術である。映像の取得においては、被写体の周囲を取り囲むように複数のカメラを配置して被写体を撮影して、当該被写体の三次元モデルを生成する。生成した三次元モデルに対して、後処理を行って種々の演出を実現する。例えば、被写体の三次元形状に対して所望の視点から観察される映像が制作される(非特許文献1)。
【0003】
音声の取得では、映像の取得と同様に、音源となる演者の周囲に設置したマイクロホンアレイを用いて音声を収音することが試みられている。収音された音声と個々のマイクロホンの配置に基づいて音源の音響放射特性が取得される。取得した音響放射特性を用いて、音響的な演出が検討されている。
【0004】
しかしながら、メタスタジオでは、カメラなどの映像機器、その他の器材から騒音が発生する。そのため、音源から遠い位置に設置されたマイクロホンアレイには、相対的に高いレベルの騒音が混入することがある。たとえ音源からの音響放射特性が取得できたとしても、音源から発される音が明瞭に収音されるとは限らない。明瞭な音を収音できれば、取得される音響放射特性の精度向上も期待される。
【0005】
従来、高い騒音レベルのもとでは明瞭な音を収音するために、演者の至近距離に設置したマイクロホンを用いることがあった。このマイクロホンを用いて収音される音声の音質は比較的良好であるが、演者を被写体とする映像に、マイクロホンの画像が映り込むことがある。そのため、至近距離に設置したマイクロホンを用いる収音は、メタスタジオには不向きである。
【0006】
また、取得される複数の映像から、映り込まれたマイクロホンの映像を消去する手法が提案されてきた(非特許文献2)。しかしながら、当該手法は、処理遅延を生じるため、リアルタイム処理が求められるメタスタジオには不向きであるうえ、映像処理に大きな負荷がかかる。
さらに、カメラの視野範囲内に含まれないように設置したショットガンマイクロホンを用いた収音も考えられる。超指向性ショットガンマイクロホンを用いることで、音源の遠方から収音された音の明瞭度向上に一定の効果が得られることが報告されている(非特許文献3)。しかしながら、この手法でもメタスタジオでの収音では不十分である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
三須俊枝, 本物感まるごとキャプチャー リアルを演出「メタスタジオ」, NHK技研R&D, No.190, 2022夏, p.42-49, 令和4年8月15日発行
Rumsey, Francis, Audio for Cinema, Journal of the Audio Engineering Society, Volume 66, Issue 3, p.182-185, March 19, 2018
Sasaki, Yo and Ono, Kazuho, Shotgun Microphone with High Directivity by Extra-Long Acoustic Tube and Digital Noise Reduction, Audio Engineering Society Convention 145, Paper 10097, October 7, 2018
鈴木彰浩, マイクロホン活用の基本講座(第5回)ドキュメンタリーの実用例, 放送技術, 兼六館出版, 62 (8), p.155-162, 2009.8
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
よって、メタスタジオにおいて音源の音を明瞭に収音するためには、映像に映り込まないように演者の衣服に収容できるラべリアマイクロホンを用いることが現実的と考えられる。しかしながら、ラべリアマイクロホンのケーブルには、演者の動きに応じた衣服との離着による幅方向の振動と、接触位置の移動による軸方向の振動が加わることがある。これらの振動が雑音の原因となりうる(非特許文献4)。
【0009】
本願の実施形態は上記の課題を解決するためになされたものであり、振動の影響が抑制された明瞭な音声の収音を可能とするマイクロホンを提供することを一つの課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
[1]本実施形態の一態様は、第1ケーブルの一端に接続された第1電気音響変換器を有する第1収音ユニットと、第2ケーブルの一端に接続された第2電気音響変換器を有する第2収音ユニットと、加算器と、を備え、前記第1電気音響変換器と前記第2電気音響変換器は、前記第1ケーブルの一端と前記第2ケーブルの一端を逆向きに並列し、前記加算器は、前記第1ケーブルの他端から出力される第1音響信号と、前記第2ケーブルの他端から出力される第2音響信号とを加算する収音装置である。
[1]の構成によれば、第1ケーブルもしくは第2ケーブルの振動により生じた振動成分の主成分が、第1音響信号と第2音響信号との間で逆位相となる。これに対し、互いに近接した第1電気音響変換器と第2電気音響変換器により収音される第1音響信号と第2音響信号において、音源からの信号成分は同相となる。第1音響信号と第2音響信号を加算して得られる出力信号において、振動成分が相殺されるのに対し、信号成分が強調される。そのため、音源から到来する音を明瞭な音質で収音することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日本放送協会
収音装置
1日前
日本放送協会
配線構造
3か月前
日本放送協会
撮像装置
1日前
日本放送協会
撮像装置
7か月前
日本放送協会
アンテナ装置
3日前
日本放送協会
無線通信装置
4か月前
日本放送協会
マイクロホン
5か月前
日本放送協会
光学計測装置
5か月前
日本放送協会
磁性細線メモリ
4か月前
日本放送協会
光分布生成装置
15日前
日本放送協会
映像伝送システム
3か月前
日本放送協会
レンズアダプター
9か月前
日本放送協会
無線伝送システム
7か月前
日本放送協会
磁性細線デバイス
7か月前
日本放送協会
垂直分離型撮像素子
11か月前
日本放送協会
良撮影位置推定装置
2か月前
日本放送協会
角度選択フィルター
2か月前
日本放送協会
3次元映像表示装置
4か月前
日本放送協会
データ管理システム
7か月前
日本放送協会
3次元映像表示装置
10日前
日本放送協会
衛星放送受信システム
9か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
6か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
6か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
9か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
7か月前
日本放送協会
受信装置及び送出装置
8か月前
日本放送協会
同軸切替器の着脱機構
11か月前
日本放送協会
送信装置及び受信装置
10か月前
日本放送協会
受信装置及びプログラム
2か月前
日本放送協会
受信装置及びプログラム
9か月前
日本放送協会
再生装置及びプログラム
11か月前
日本放送協会
受信装置及びプログラム
22日前
日本放送協会
磁壁移動型空間光変調器
8か月前
日本放送協会
受信装置及びプログラム
3日前
日本放送協会
端末装置及びプログラム
8か月前
日本放送協会
縮小装置及びプログラム
1か月前
続きを見る